『敗者復活 地獄をみたドラフト1位、第二の人生』プロ野球・栄光から挫折へ 新たな道を「生き直す」ドラフト1位、7人の軌跡
河出書房新社より、元永知宏さん著『敗者復活──地獄をみたドラフト1位、第二の人生』が刊行されました。
プロ野球・栄光から挫折へ 新たな道を「生き直す」ドラフト1位、7人の軌跡
増渕竜義選手、入来祐作選手……本書は、ドラフト1位で華やかに入団後、厳しいプロの世界で挫折を味わいながらも苦闘し、今は引退後の新しい人生に挑む7人の姿に迫るノンフィクションです。
ドラフト1位で華やかに入団するも、プロの壁を前に期待されるような活躍ができず、どん底でもがき苦しんだ7人の元選手たち。野球で脚光を浴び、全てを注ぎながら一度は敗者となった男たちは、挫折の中で何を掴み、引退後の全く新しい人生を一からどう生き直していったのか。
「挑戦するのに遅すぎることはない」……悔しさや無念を力に変え、今は別の場所で再び輝く元ドラフト1位たち7名にインタビュー、彼らのリベンジの軌跡に迫ります。
プロ野球ファンはもちろん、人生の再起、新しい出発を目指す多くの方々の心にも響く一冊です。
『敗者復活──地獄をみたドラフト1位、第二の人生』 目次より〔敬称略〕
●150キロ右腕が引退を選んだ理由
増渕竜義(2006年、東京ヤクルトスワローズ1位→野球スクール『Go every baseball』塾長)
●少しぐらいバカにされてもいつも謙虚で
入来祐作(1996年、読売ジャイアンツ1位→福岡ソフトバンクホークス三軍コーチ)
●野球の才能は別の世界で通用しない
桧山泰浩(1985年、近鉄バファローズ1位→司法書士)
●「2年目のジンクス」に敗れた新人王候補
真木将樹(1997年、近鉄バファローズ1位→法政大学野球部コーチ)
●覚醒しなかった三拍子揃った大型内野手
渡辺正人(1997年、千葉ロッテマリーンズ1位→石川ミリオンスターズ監督)
●野球をやめたら「人間」が問われる
田口竜二(1984年、南海ホークス1位→白寿生科学研究所 人材開拓課課長)
●「巨人のドラ1」のプライドが消えた瞬間
横山忠夫(1971年、読売ジャイアンツ1位→手打ちうどん『立山』店主
元永知宏さん プロフィール
著者の元永知宏(もとなが・ともひろ)さんは、1968年愛媛県生まれ。立教大学野球部4年時に23年ぶりの東京六大学リーグ優勝を経験。大学卒業後、複数の出版社勤務を経て、フリーランスに。
著書に『期待はずれのドラフト1位――逆境からのそれぞれのリベンジ』『敗北を力に!甲子園の敗者たち』(岩波ジュニア新書)、『殴られて野球はうまくなる!?』(講談社+α文庫)がある。