松下幸之助さんの「思い」が生んだ月刊誌『Voice』創刊40周年記念号の総力特集は「大国日本の選択」
PHP研究所が発行する、日本と世界のあるべき姿を追求する月刊誌『Voice』は、2018年1月号(2017年12月9日発売)で、創刊40周年を迎えます。
『Voice』とは
松下電器(当時)会長を退き、相談役に就任していた松下幸之助さんが、日本の将来を案ずる思いを強めていた昭和52年12月、月刊誌『Voice』は、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。
以来、「新しい日本を共に創ろう」という思いのもと、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、多くの識者の協力を得て提言活動を続け、創刊40周年を迎えました。
創刊40周年記念特大号の総力特集は「大国日本の選択」
東京大学名誉教授の養老孟司さんが、創刊40周年記念論考として「『平成』を振り返る」を寄稿。「大国日本の選択」という総力特集のテーマにふさわしく、石原慎太郎さん、中西輝政さん、ケント・ギルバートさんらの大物論客も登場します。
さらに、『Voice』創刊号に掲載された松下幸之助さんのインタビューを一部編集して再録。21世紀を生き抜くための日本の使命や、『Voice』創刊への思いを語る貴重な論考です。
慶應義塾大学名誉教授・小林節さんと、作家の竹田恒泰さんの特別対談「天皇に主権はあるか」も収録。
人間で言えば「不惑」を迎えた『Voice』は今後もブレることなく、「リアリズム」を基礎としつつ、「衆知」を集め、良識ある読者に斬新な視点を提供していくとのことです。
『Voice』2018年1月号の内容 〔敬称略〕
【創刊40周年記念論考】
「平成」を振り返る 養老孟司
【総力特集】大国日本の選択
■日本よ、長き惰眠から目覚めよ! 石原慎太郎
■中国と日本の百年マラソン 中西輝政
■AIに奪われる成長 佐伯啓思
■リベラルの虚妄を正せ ケント・ギルバート
■再録・まず国家経営の理念を 松下幸之助
【特集】第三次世界大戦の足音
◆核は「使える兵器」になった 日高義樹
◆失敗した日米分断 石 平&福島香織
◆日本は韓国の「銀行」ではない 呉 善花
◆ロシアが仕掛ける欧州危機 岡部 伸
○なぜ私は朝日と闘うのか 小川榮太郎
○自殺する前に逃げよ 百田尚樹
○アメリカ「分極化」の影 ネル・アーヴィン・ペインター
○『Voice』が担った提言誌の価値 上島嘉郎
○第26回 山本七平賞発表
○天皇に主権はあるか 小林 節&竹田恒泰
○ふるさと納税の新段階 宇野重規
○東京都受動喫煙防止条例の暴走 清水 泰