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『3秒で心をつかみ 10分で信頼させる聞き方・話し方』初対面でも信頼される「聞き方」「話し方」を人気キャスターが大公開

『3秒で心をつかみ 10分で信頼させる聞き方・話し方』初対面でも信頼される「聞き方」「話し方」を人気キャスターが大公開

『3秒で心をつかみ 10分で信頼させる聞き方・話し方』初対面でも信頼される「聞き方」「話し方」を人気キャスターが大公開

ディスカヴァー・トゥエンティワンより、日本テレビの人気キャスター・小西美穂さん初の著作『3秒で心をつかみ 10分で信頼させる聞き方・話し方』が刊行されました。

 

小西美穂さんが独自の会話術を大公開!

小西美穂さんは、本書の中で、1700人を超える各界のエキスパートとの対談から学んだ独自の会話術を明かしています。

キャスターという仕事は、わずかな時間で相手に信頼されることが求められます。失敗を乗り越えながら彼女が強く実感したのは、コミュニケーションは特別な才能を必要としないということ。そして、ちょっとした意識や工夫で誰でも身につけられる技術だということでした。

「聞き方」「話し方」を少し変えてみるだけで、相手との関係は劇的によくなるのです。

 

雑談ネタには「旅行、食べ物、飲み物」が使える

昨今は価値観やライフスタイルが多様化しているので、共通の話題に迷うことがよくあります。かつてはサラリーマンの鉄板ネタだった野球も、いまでは関心のない人が多くなりました。テレビそのものを見ない人も増加しています。

そんな中で「旅行、食べ物、飲み物」の三つが、この時代に共通の話題になり得る話題だと思われます。
例えば「行ってよかった旅先」「美味しかったお店」「好きなお酒」それぞれの自己ベスト3をあらかじめ考えておきます。そのすべてを披露する必要はなく、適宜相手に振ることで、会話のきっかけになればいいのです。

「最後の晩餐は何がいいか」というテーマでも、相手の価値観や生い立ちまで聞ける場合があって盛り上がります。

 

相手がもっと話したくなる「うながす」フレーズを使う

「それで、どうなったのですか?」「具体的に、どういうことですか?」会話を上手に進めるには、このような呼び水となるフレーズが有効です。話の行き先をガイドしながら、そこにボールを投げてもらうイメージです。相手は「次はこっちね、それを話せばいいのね」と迷わず話すことができます。

もし、会話をつなげるフレーズが思い浮かばなかった場合は「オウム返し」というテクニックがあります。
「太郎君、お昼ごはん残らず食べられましたよ」「そうですか、残らず食べられたんですね」「苦手なキュウリも残さず、頑張りましたよ」「頑張ったんですね!」
このように相手の言葉の最後をなぞるだけで、会話が無理なく続いていきます。

 

「予告ワード」「前置き」をうまく使う

予告ワードとは「結論から申しますと」「大事なポイントは」といった、これから話す内容の重要性を予告し、相手の注意を引くマジックワードです。これによって、相手側の聞く準備が整います。

「前置き」は上手に反論する方がよく使っています。「ご存じかも知れませんが……」「そのあたりはよくわかるのですが、ただ……」といったフレーズです。相手の意見を尊重しながらも「これからあなたとの相違点を話しますよ」と建設的なやりとりを促す効果があります。

ここで少し気をつけたいのが、ネガティブな予告ワードです。「ちょっと準備不足な点はありますが」「緊張して話がまとまらないかもしれませんが」」といった言い訳から始まる予告ワードは、恥をかきたくないという自己防衛の心理が働いています。聞き手にとってはストレスになるだけなので、こんな予告ワードは使わない方が良いでしょう。

 

落ち込んでいる人には「マイナスの同調」が有効

明らかに元気がない人に「どう? 慣れた?」「元気でやってる?」という声掛けは、相手の負担になる場合があります。本当に心が弱っている人にとっては、質問に否定で返すことさえ大変なエネルギーを必要とするのです。

そのような場合は、マイナスの同調の声掛けをしてみてはいかがでしょうか。「どう? まだ慣れないよね?」「最近、忙しいからうまくいかないことが多いんじゃない?」

このように、相手に寄り添って小さな声を代弁してあげることで、ぐっと本音が言いやすい雰囲気が作られます。

そのほか本書では、相手の心をつかむ重要ポイントを豊富な具体例を用意して解説しています。

 

小西美穂さん プロフィール

著者の小西美穂(こにし・みほ)さんは、日本テレビ解説委員・キャスター。

1969年生まれ。兵庫県出身。関西学院大学文学部卒。1992年読売テレビ入社。報道記者として阪神・淡路大震災などを取材。大平光代弁護士のベストセラー『だから、あなたも生きぬいて』(講談社)書籍化のきっかけとなる密着ドキュメンタリー番組を制作。2001年から3年間ロンドン特派員。米同時多発テロ後の中東情勢をリポート。帰国後、政治部記者を経て、2006年日本テレビ入社。報道キャスターとして『NEWSリアルタイム』『ズームイン! ! サタデー』などに出演。現場で取材し、スタジオで自分の言葉で伝える“記者キャスター”として活躍後、2013年からは『深層NEWS』メインキャスター。

討論番組の司会を数多く務め、延べ1700人超のインタビュー実績を持つ。現在は夕方の報道番組『news every.』で、ニュースをわかりやすく解説。関西出身の明るく親しみやすい人柄で、幅広い層から人気を集めている。

 

3秒で心をつかみ 10分で信頼させる 聞き方・話し方
対談相手はのべ1700人! ベッカムの長期密着取材でも知られる著者が、長年の記者・キャスターの仕事から学んだ「相手の心をひらく会話術」を大公開。

雑談が苦手、質問をするのが下手、話がなかなか伝わらない……。
仕事や家庭、学校など、様々なシーンで「何を話せばいいのだろう?」と困ってしまうことがあります。

初めて会うゲストと瞬時にコミュニケーションをとり、「生放送の1時間1本勝負」のなかで、ゲストの言いたいことや本音・魅力を引き出すことが求められてきた著者が、試行錯誤しながら身につけていった会話術を、惜しげもなく公開します。

多くの人が苦手とする「初対面」のシーンですぐ活用できるテクニックから、コミュニケーションスキルの最重要ポイントである「聞く力」の磨き方、会話を上手に回しながら自分が言いたいことを伝える「話す力」の磨き方までを、50のコツにまとました。

コミュニケーションに特別な才能は必要ありません。
ちょっとした意識や工夫によって、誰でも身につけることができる技術なのです。

たとえば、
「PART1 初対面の人の心を3秒でつかむ方法」では、
・名刺交換のあとの一言をあらかじめ考えておく
・相手との共通点を事前に調べる
「PART2 聞く力の磨き方」では、
・上手なあいづちを身につける
・相手に話を続けてもらう「オウム返し」テクニック
「PART3話す力の磨き方」では
・悪い口ぐせのなおし方
・沈黙を怖がらない
などを、すぐに実践できる形にまとめています。

本書で紹介しているテクニックを入り口に、相手を心から受け入れ、共感し、リスペクトしていくことで、本当の信頼を築いていくことができるはずです。

 


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