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『大丈夫。そのつらい日々も光になる。』セッション待ち600人、元ひきこもりカウンセラー・中島輝さんが語る壮絶人生

『大丈夫。そのつらい日々も光になる。』セッション待ち600人、元ひきこもりカウンセラー・中島輝さんが語る壮絶人生

『大丈夫。そのつらい日々も光になる。』セッション待ち600人、元ひきこもりカウンセラー・中島輝さんが語る壮絶人生

PHP研究所より、人気カウンセラー・中島輝さん著『大丈夫。そのつらい日々も光になる。』が刊行されました。

医療機関を受療したうつ病・躁うつ病の総患者数が112万人(厚生労働省「患者調査」平成26年)といわれ、過労うつや対人トラブル、いじめやスクールハラスメントなどが社会問題化している今、闇を抱える人たちの「光の種」となる一冊です。

 

25歳から10年もの間、外に出ることができなかった

5歳にして人を信じることができなくなり、小学生の頃から双極性障害(躁うつ病)・統合失調症・強迫性障害・不安神経症・認知症・過呼吸・潰瘍性大腸炎・円形脱毛症・斜視といった神経的な病を抱えていた著者。

家業を継いだ25歳で巨額の借金を背負うことになって追い込まれ、自殺未遂を繰り返します。パニック障害のため外出できなくなった時は家族の無理解に絶望を味わいました。唯一気づいてくれたのが、恩人のK社長。「そのままでいい」「無理するな」と言葉をかけ、見守ってくれた存在でしたが、急逝してしまいます。仏前でお礼の一言を――その一念で、ひきこもり生活に終止符が打たれたのは、35歳の時でした。

 

カウンセリングの臨床数は1万件、回復率は95パーセント

困難な精神状況の中、心理学やセラピーを独学で習得して自分なりに試行錯誤を重ね、数々の病を克服。著者は恩人の仏前で「人の役に立つ人になろう」と決意し、カウンセラーの道を選びます。

「あなたの苦しみ、僕にはわかります」と、自分と同じ痛み・苦しみを抱えている人たちの心に寄り添い、助けの手を差し伸べています。SOSは引きもきらず、現在までに1万人を超すクライアントと向き合い、その95パーセントが回復しています。

現在、個別カウンセリングの予約は600人待ち。本書は、「今、助けを求めている人」や「今、生きるか死ぬかの瀬戸際にいる人」たちのための紙上カウンセリングルームです。

著者自身の絶望から再生までの軌跡をたどるうちに、自分を許す方法に気づき、人生を再起動するキッカケが見つかります。

 

本書の内容

 
■第1章 誰も信じられない

黙っていなくなった「パパ」と「ママ」
「自分は存在しないほうが、みんな楽になるんじゃないか」

 
■第2章 自分を好きになれない

面接で100社以上の会社に落とされる
なんのために生きているのか分からない日々

 
■第3章 外に出るのが怖い

会社の借金名義を肩代わりする
パニック障害で家から出られなくなる

 
■第4章 少しずつ前へ

自殺未遂
分かってもらいたい、という思いを手放す

 
■第5章 進むべき道があるから

大切な人の死を超えて
自分の存在が、誰かの力になれるなら……

 
■カウンセリング事例

・誰にも理解してもらえず、不登校になった双極性障害のOくん
・過呼吸で病院に運ばれたエリートビジネスマンのAさん
・猛烈に働いた結果、人間関係が壊れ、練炭自殺を図ったSさん
・生きがいが見つからず、無気力に陥ってしまったNさん

 

中島輝さん プロフィール


著者の中島輝(なかしま・てる)さんは、心理カウンセラー。国際コミュニティセラピスト協会設立。起業塾「THE DIAMOND」主宰。

5歳で里親の夜逃げという喪失体験をし、小学4年生のころから双極性障害(躁うつ病)、パニック障害、統合失調症、強迫性障害、不安神経症、認知症、過呼吸、潰瘍性大腸炎、円形脱毛症、斜視に苦しむ。25歳で背負った巨額の借金がきっかけでパニック障害と過呼吸発作が悪化し、10年間実家に引きこもる。自殺未遂を繰り返すような困難な精神状況の中、独学で習得した心理学やセラピーを自らに実践し、35歳で克服。その後、10,000名を超すカウンセリングを行い、95%が回復。

著書に、『エマソン 自分を信じ抜く100の言葉』(朝日新聞出版)、 『トラウマが99%消える本』(すばる舎)や、amazon電子書籍部門総合1位獲得の 『堂々と逃げる技術』(学研プラス)等がある。

★公式サイト:http://teru-nakashima.com/

 

大丈夫。そのつらい日々も光になる。
巨額の借金、パニック障害や統合失調症、躁うつ、自殺未遂…。辛く苦しい日々を経て、わかったこと。再生までの自伝的エッセイと、希望のメッセージ。

 


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