『心に響く樹々の物語』ナショナルジオグラフィックの風景写真家が2年をかけて5大陸59カ所、物語のある美しい樹々を撮影!
日経ナショナル ジオグラフィック社より、『心に響く樹々の物語』が刊行されました。
魂を揺り動かす木を美しい写真と文章で紹介
本書『心に響く樹々の物語』は、ナショナルジオグラフィックの風景写真家、ダイアン・クックさんとレン・ジェンシェルさんが2年の歳月をかけて5大陸を訪問、美しい樹々と、その物語を紹介するビジュアル書籍です。
万病を癒す、慈悲深い存在「女神シータラーの木」、再生と力強さを象徴する「9.11を生き延びた木」、万有引力の法則発見の契機「ニュートンのリンゴの木」など、59本の歴史的かつ、魂を揺り動かす木を美しい写真と文章で紹介しています。
二人の写真家は言います。「木は私たち人間がいなくても生きていけるが、私たちは木がなければ生きていけない」。木は、私たちが呼吸するための酸素や食物、燃料、住居の材料を与えてくれるのはもちろん、思索を深めたり、癒しをもたらしてくれるなど、精神的なより所にもなってくれます。
それぞれの木が持つ、神秘的な物語。ぜひ、あなたの心に響く1本を見つけてください。
『心に響く樹々の物語』の主な内容
■樹々の物語
荒野に生きる、最高齢の木「太古の木」
世界で最も重要な巡礼地の一つ「悟りの木、菩提樹」
歴史を乗り越えた、400年の芸術「ヒロシマの盆栽」
再生と力強さを象徴する「9.11を生き延びた木」
紳士たちの勇気と名誉を見つめる「決闘の樫」
涼しい木陰に村人が集う「話し合いの木」
金塊が埋められた木「ターナーの樫」
歴史の劇的な転換点「奴隷解放の樫」
8万年を生きる地球上で最も重い生命体「パンド」ほか全59話
■ナショナルジオグラフィックの風景写真家が、2年の歳月をかけて5大陸、59カ所を撮影! 世界中の木の物語が美しい写真とともに一冊に凝縮!
■長崎の原爆を生き延びた木、ワシントンDCのサクラの木など、日本にゆかりのある木を8本選出!
■約5000年もの樹齢をもつ木や、ブッダが悟りを開いたとされる木など、時空のスケールと壮大さを感じさせる神秘的な木が満載!
シッダールタが悟りを得たとされる菩提樹の子孫、ニュージーランドのマオリ族が魂の帰り道だと信じる愛の木、大統領が亡き妻を偲んで植えたタイサンボク、そして活動家ジュリア・バタフライ・ヒルが738日間にわたって座り込みを続けて伐採から守ったレッドウッド。人々の文化を形づくり、無数の人生に影響を与えてきた樹々の物語にやさしく寄り添い、写真と文章で紹介。万病を癒やす、慈悲深い存在「女神シータラーの木」、再生と力強さを象徴する「9.11を生き延びた木」、万有引力の法則発見の契機「ニュートンのリンゴの木」…など59話