『ミ・ト・ン』小川糸さん・文、平澤まりこさん・画のコラボレーションが紡ぎだす、愛しい物語世界
小川糸さん・文、平澤まりさん・画の『ミ・ト・ン』が、白泉社より刊行されました。
『月刊MOE』で連載、小説と版画のコラボレーションが紡ぎだす愛しい物語世界が書籍化
昔ながらの暮らしを守る小国ルップマイゼで、波乱に満ちながらも、慎ましく温かい生涯を送った女性マリカ。彼女のそばにはいつも、神様が宿る美しいミトンがあった――。
『ツバキ文具店』『食堂かたつむり』の小川糸さんの小説と、平澤まりこさんの版画によるコラボレーションが紡ぎだす、愛しい物語世界が展開されます。
『月刊MOE』の大好評連載を書籍化。作品のモデルとなった国・ラトビアを旅するイラストエッセイも収録!
<連載によせて>
ラトビアを旅しながら、ミトンの物語をつむぎました。
ミトンは、寒さをしのぐためだけのものではありません。
そこには、歌や自然や神様、芸術や哲学や愛、世の中に存在するありとあらゆる美しいものが込められているのです。
物語の舞台は、ルップマイゼ共和国としました。
主人公マリカの人生は、ラトビアの歴史同様、波乱に満ちたもの。
およそ百年におよぶミトンの旅、どうぞ楽しんでくださいね!
小川糸さん(『月刊MOE』2016年3月号より)
なお、2017年11月2日発売の『月刊MOE』12月号では、小川糸さん/文、平澤まりこさん/イラスト・写真による旅のイラスト&エッセイ「ラトビアの夏至祭を訪ねて」を掲載。
著者プロフィール
■小川糸(おがわ・いと)さん
作家。小説に、『食堂かたつむり』(ポプラ社)、『にじいろガーデン』(集英社)、『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』(幻冬舎)、エッセイに『ペンギンと暮らす』(幻冬舎)、『これだけで、幸せ』(講談社)など著作多数。
★公式サイト「糸通信」:http://www.ogawa-ito.com
■平澤まりこ(ひらさわ・まりこ)さん
イラストレーター。著書に『旅とデザート、ときどきおやつ』(河出書房新社)、『イタリアでのこと』(集英社)、
挿絵の仕事に『紅茶の絵本』(大西進/作ミルブックス)、絵本に『しろ』(阿部はまじ/作ミルブックス)などがある。
★公式サイト:http://www.hirasawamariko.com
★Twitter:https://twitter.com/marikohirasawa