『しょせん幸せなんて、自己申告。』綾小路きみまろさんの「最初で最後の人生論」
朝日新聞出版より、綾小路きみまろさん著『しょせん幸せなんて、自己申告。』が刊行されました。
失敗、不安、孤独、挫折……あれから40年。いつもの「あのきみまろ」をちょっとしまい、大事に封印していた、どんなときも幸せでいる術をはじめて明かします。
思いどおりにならない人生、その楽しみ方。メジャーデビュー15周年、深すぎるきみまろ人生論の決定版です。
山あり、谷あり、涙あり。売れない“潜伏既刊30年”を経て、たどりついた「幸せのありか」とは
「大事にしてきた、ちょっとまじめなお話です」
本書は、きみまろ氏がこれまでの苦節から学び取って醸成された「生き方」についてはじめて語った人生論です。
とにかく根が真面目、職人気質の努力家でやさしい人柄の綾小路きみまろさん。もともと、かなりの苦労人で、上京したのは1969年、父親からもらった1 万円で夜行列車に乗ってやってきました。
アナウンサーになる夢もうまくいかず、下積み30年。サービスエリアに止まっている観光バスに自分で作った漫談のテープを配って回り、やっと50歳を超えて世に認められた不屈の努力家である……、ここまでは関係者にはよく知られた話。
本書では、そんなきみまろさんが何を考え、どう生きてきたかをはじめて明かします。今まであまりテレビなどでは見せなかったきみまろさんの笑いの裏にある、人に対する素朴な愛情にスポットを当てています。
思い通りにならない人生の楽しみ方、「すぐ、そこにある幸せ」を感じる方法、それに気づくことの大切さを説いた、ポジティブに生きるヒントが満載。還暦を経て、深化した著者の考えに迫った、貴重な完全書き下ろしです。
本書の目次
第1章 生き方 ~不確かな人生を楽しむ
挑戦について 成長について 目標について 成功について
第2章 人の縁 ~いつだって一瞬、一瞬がすべて
出会いについて 役割について 人間関係について 人格について 再会について
第3章 挫折と不安 ~向かい風の中を歩くときの心得
努力について 転機について 失敗について 心の支えについて 癒しについて
第4章 家族 ~愛と憎しみが紡ぐ小さな宇宙
夫婦について 結婚について 男について 女について 親子について
第5章 健康と老い ~美しく、正しく時を刻む
健康について 体の衰えについて 生活について 老いについて
第6章 運と幸せ ~「おかげさま」の心が、幸運を呼び込む
チャンスについて 罪について お金について 選択について 感謝について
第7章 人生の終い方 ~他人と自分の間を漂うもの
孤独について 喪失について 死について 別れ方について 幸せについて
綾小路きみまろさん プロフィール
著者の綾小路きみまろ(あやのこうじ・きみまろ)さんは、1950年、鹿児島生まれ。日本の漫談家、お笑いタレント。
「幸せは自己申告」──挫折、失敗、売れない、孤独……あれから40年。
いつものあのきみまろをちょっとしまい、大事に封印していた、どんなときも幸せでいる術を明かす。
思いどおりにならない人生、その楽しみ方。
ブレイク15周年、深すぎるきみまろ人生論の決定版。