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『荒俣宏妖怪探偵団ニッポン見聞録』荒俣宏妖怪探偵団が東北各地を歩き、旅先で出会う数々の怪奇を検証するディープな実録ルポ

『荒俣宏妖怪探偵団ニッポン見聞録』荒俣宏妖怪探偵団が東北各地を歩き、旅先で出会う数々の怪奇を検証するディープな実録ルポ

『荒俣宏妖怪探偵団ニッポン見聞録』荒俣宏妖怪探偵団が東北各地を歩き、旅先で出会う数々の怪奇を検証するディープな実録ルポ

『鵺はレッサーパンダ!?』でお馴染みの荒俣宏妖怪探偵団が、東北各地を歩き、ゲストと共に旅先で出会う数々の怪奇を検証する、ディープな実録ルポ『荒俣宏妖怪探偵団ニッポン見聞録』が、学研プラスより発売中です。

 

荒俣宏さんと、古生物学者・荻野慎諧さん、小説家・峰守ひろかずさんが東北を行く。妖怪探索で口火を切った旅は、宮沢賢治、南方熊楠、刀剣の堀川国広、薩摩藩主の島津重豪まで話題が広がる、オドロキの展開となってしまった。

本書は妖怪探索を入り口に、荒俣宏妖怪探偵団が地元の専門家と共に東北各地の妖怪・化け物を検証するディープな実録ルポです。

探偵団のメンバーは、ご存じ博物学の泰斗・荒俣宏さんと、古生物学者の立場から妖怪に向き合うことを試みている荻野慎諧さん。そして、妖怪をテーマにした小説を多く発表している、峰守ひろかずさんです。

彼らが各地を歩き地域の専門家と知のバトルを繰り広げることで、誰も知らなかった東北、地元のひとも知り得なかった東北を掘り起こします。

妖怪ファンはもちろん、自然科学好き、博物館好き、『遠野物語』や宮沢賢治、南方熊楠のファン、古生物ファン、刀剣ファン、研究者を目指す人たちにもおすすめの一冊です。

本書の目的の一つに、「学問の分野を超えて、専門家が対話を重ねれば、新しい発見やモノの見方が生まれるのではないか。その過程を楽しもうよ」というものがあります。ですから専門家の眼が多いほうがうれしいし、反対意見はむしろ歓迎、というスタンスです。

 

著者紹介 「我ら、荒俣宏妖怪探偵団」

(撮影/キッチンミノルさん)

(撮影/キッチンミノルさん)

 
[ 荒俣宏さん(中央) ]
作家。地球の生命の謎にふかく関心をもつ博物学者でもある。故・水木しげるさんと平田篤胤を大師匠と尊敬し、こよなく愛する知の巨人。

 
[ 荻野慎諧さん(左) ]
丹波竜化石工房所属。理学博士。現在は兵庫県丹波市で、恐竜を活かした地域おこしを行っている。
古生物(哺乳類)の専門家として、妖怪に向き合い、「妖怪古生物学」を提唱。「“ナショジオ”よりも“ムー”に載せていただいたほうが嬉しい」とは本人の弁である。

2016年9月号の『トランヴェール』(JR東日本)http://www.jreast.co.jp/railway/trainvert/では、「鵺の正体はレッサーパンダ」を提唱。SNSでは妖怪ファンのみならず刀剣ファンをも巻き込み鵺=レッサーパンダ旋風を巻き起こした。

本書では、荒俣宏さんのアイデアを引き出す旅の相方として登場。団長・荒俣宏さんに「鵺はレッサーパンダみたいなやつ……ないの?」と問われ続け周囲をハラハラさせたが、ついに「河童はゴミ箱説」を導き出し、妖怪界隈に新しい話題を提供する……予定!

 
[ 峰守ひろかずさん(右) ]
小説家。2008年に『ほうかご百物語』でデビューし、妖怪ものを多く手掛ける。妖怪や怪異や怪獣など「怪」の字の付くもの全般を広く浅くこよなく愛するが、怪談だけは苦手。なぜなら怖いから。

本人は否定しているが妖怪や怪異に関する知識は膨大で、周囲があっけにとられて黙り込むほど。本書ではその豊富な知識をベースに探偵団の旅を第一章から三章まで、実録ルポとしてまとめ上げた。ちなみに紀行文は本書初。

代表作『絶対城先輩の妖怪学講座』シリーズは、長身色白のイケメン妖怪博士・絶対城阿頼耶(ぜったいじょうあらや)が原因不明の怪奇現象に挑むミステリ小説だが、荒俣宏妖怪探偵団の3人が怪奇に挑む本書は、リアル絶対城先輩ともいえる……のか!?

 

本書の目次

 
●はじめに 岩手の不思議は『遠野物語』だけではない 荒俣宏
●第一章  探偵団、まずは岩手で妖怪を考える
◎旅の始まり、もしくは早々の前途への不安
◎河童百態、百花繚乱!
◎河童はゴミ箱なんだと古生物学者は言った
◎本堂守って百四十五年だニャアと乾いた河童は言った(かもしれない)
◎牙と角と体毛と ──遠野の古刹に眠る妖怪の遺物×3!
◎ザシキワラシが守った家宝はホロタイプ標本?
◎鯨の来た海は世界に向かって開けていた
◎鯨の骨は○○の頭蓋骨!
◎意外! 宮沢賢治に連なる怪しい人脈
◎開かれていた遠野とハイパー文学の秘密!
◎佐々木喜善の迷い道とその果てに残したもの

●コラム  宮沢賢治は剣士だった?
●対談   宮沢賢治×南方熊楠談義 岩手と和歌山をつないだ超絶な日本人

●第二章 地獄と極楽、この世とあの世。探偵団、死後の世界を歩く
◎健康で文化的な最高限度の生活atあの世
◎青色絵の具は富裕の印
◎開眼!美術解剖学的怪異鑑賞メソッド(地獄絵編)
◎堪能!美術解剖学的怪異鑑賞メソッド(幽霊編)
◎死体以外はみんな生き生き
◎絶対に見たく ない幽霊画

●第三章 君はもう見たか !? 好奇心が爆発する殿様の博物コレクション
◎即金で購入された「珍しいだけ」の奇魚
◎南部特製博物コレクションフルコース
(1)まずはバラバラの人魚から
(2)妙薬秘薬オンパレード
(3)好奇心が集めた珍品宝物
(4)前世代の医薬品と博物学的整理法
◎最後に 事典と実用書の中の妖怪たちが教えてくれること

●第四章  座談会  京都 VS東北 中央から見た鬼の国
●おわりに 荻野慎諧

 

『シャーマンキング』でおなじみ、漫画家・武井宏之氏が挿絵を担当

 

荒俣宏妖怪探偵団 ニッポン見聞録
すごいぞ!河童の好物尻子玉って本当にあったんだ!本書にて初公開。殿様の珍品コレクションに博物学者×古生物学者×妖怪小説家が挑戦する!

その土地ごとに伝わる妖怪伝承の知られざる魅力を、ご存じ、荒俣氏が、古生物学者の荻野慎諧、作家の峰守ひろかずとともに掘り起こし、異分野の専門家どうしで「知のバトル」を繰り広げる、妖怪版「ブラタモリ」。本書では東北を舞台に妖怪を語りつくす。

 


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