『心豊かに生きるヒント』大竹しのぶさん、加賀まりこさん、前田美波里さん「女優たちが年齢を重ねても輝き続ける理由は？」

2017年9月5日 14:09 ライフ,雑誌

『心豊かに生きるヒント』大竹しのぶさん、加賀まりこさん、前田美波里さん「女優たちが年齢を重ねても輝き続ける理由は？」『ゆうゆう』2017年10月号増刊

主婦の友社が発行する、50代からの女性を応援する雑誌『ゆうゆう』はこの秋、創刊16周年を迎えました。

本書『心豊かに生きるヒント』は、『ゆうゆう』創刊から現在までに掲載された記事の中から今読んでも興味深く共感できるものを厳選した一冊。豪華な女優や文化人たちがその豊かな人生経験から導き出したヒントは必読です。

大竹しのぶさん「シワがあっても美しい生き方が顔に出る女性になりたい」

「よく、年をとるのは怖くないとか言うけれど、そうは思わないですね。50歳になるときは、50歳になっちゃったって、すごいショックでした。60歳はもっと嫌です」。

そう言って、少女のようにけらけらと声をあげて笑った大竹さん。「もちろん、若いっていいなと思います。だから、若くありたいって思って努力する人がいるのもわかります。私の中にもそういう思いがないわけじゃない。でも、シワがないのはやっぱり不自然だと思う。それに美しいシワもありますよね。美しいシワなら、いいなとも思うんです。あと、20年たって、私がシワくちゃになったら、おばあさんの役をすごくリアルにやりたい。それが女優としての最終地点かなぁ」。

誌面では大竹さんが「美しいシワ」と憧れるふたりの女性についても語ります。（『ゆうゆう』2017年3月号掲載）

撮影／古財秀昭さん

加賀まりこさん「私は”自分喜ばせ上手”だからね」

若い頃には気づかなかったささいなことに幸せを見出すという加賀さん。

「いつも言ってるんだけど、みんな幸せの感じ方をちょっと高みに置きすぎじゃない？って。だって１日１コでもね、わぁ、こんなところに、こんな花が咲いてるって見つけたりするだけで十分じゃん。私なんか、いつも行く歯医者のあるビルで、ちょうど１階にエレベーターが止まってるだけでラッキーと思うし。エルメスのバッグだの身の丈に合わないダイヤだのをパカパカ買っていたのは20～30代の頃。今は、ノーブランドの軽い布のバッグでいいの」と、私物のシンプルな布バッグを楽しげに見せてくれる加賀さん。

そんな加賀さんが「自分から告白して恋がはじまった」という”ダーリン”の話もたっぷり紹介されています。（『ゆうゆう』2013年2月号掲載）

撮影／中村カズさん

前田美波里さん「年齢を言い訳にしない。でも無駄な抵抗はしない」

ピンと伸びた背筋、引き締まった筋肉は「羨ましい」のひと言。60代とは思えない若さと美しさの秘密は？　「50代半ばまではストイックに、限界まで運動していました。でも、50代後半頃から無理すると疲れが出るようになって。それで『もう無理はやめよう』と思うようになりました」。

そんなとき知ったのがエゴスキュー。筋肉を強化して体のゆがみを正す運動法です。「毎日の生活習慣にエゴスキューを取り入れてから、筋肉がついて動きやすくなり、体のゆがみが正されて股関節や肩の痛みも取れました。筋肉はいくつになっても目覚めるんですよね。それにゆがみを取って正しい姿勢を体に覚えさせたら、日常生活でも自然に姿勢がよくなりました」。

前田美波里さんが実践しているエゴスキューを誌面で紹介。みなさんもぜひ試してみてください！（『ゆうゆう』2015年8月号掲載）