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『ドゥテルテ 強権大統領はいかに国を変えたか』「フィリピンのトランプ」をなぜ国民の78%は熱烈に支持したのか?

石山永一郎さん著『ドゥテルテ 強権大統領はいかに国を変えたか』

石山永一郎さん著『ドゥテルテ 強権大統領はいかに国を変えたか』

石山永一郎さん著『ドゥテルテ 強権大統領はいかに国を変えたか』(角川新書)がKADOKAWAより刊行されました。

 

なぜ強権政治が歓迎されるのか

「抵抗する者はその場で殺せ」。
暴言大統領と呼ばれ、麻薬撲滅戦争で6000人以上殺す一方で、治安改善・汚職解消・経済発展を成し遂げ、国民の78%が実績に満足と回答。

 
実は左派的な国内政策で貧困層・エリート層の双方から支持を集め、対米追従から親中外交へ転換。――なぜ強権的指導者が歓迎されるのか? 現地に在住した記者がフィリピンの実像を綴ります。

 

本書の構成

序章 いままでにない大統領

第1章 ドゥテルテの町ダバオ

第2章 麻薬戦争

第3章 左派的だった国内政策

第4章 親中に転換させた外

第5章 高度経済成長と新型コロナ

第6章 ドゥテルテ・ナショナリズム

第7章 ドゥテルテ後のフィリピン

おわりに

 

著者プロフィール

著者の石山永一郎(いしやま・えいいちろう)さんは、1957年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。ジャーナリスト。

1982年共同通信社入社。宇都宮支局、名古屋支社、マニラ支局長、ワシントン特派員、編集委員を経て2017 年に退職。同年よりフィリピンの邦字紙「日刊まにら新聞」編集長を務めた後、アジア専門季刊誌「リアル・アジア」編集長、2022年11月より公益財団法人新聞通信調査会の月刊誌「メディア展望」編集長。2011年、沖縄報道で平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞を受賞。

著書に『マニラ発ニッポン物語』、編著に『ルポ新・戦争と平和 彼らは戦場に行った』(ともに共同通信社)、共著に『ペルー日本大使公邸人質事件』(共同通信社)、『日めくり日米開戦・終戦』(文藝春秋)など、訳・解説書に『日本語で読む フィリピン憲法』(柘植書房新社)がある。

 

 


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