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『「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた』登録者数25万人超の大人気ビジネス系YouTuberが「ビジネスの最前線で実際に試して間違いなく使える」31の説明法を実例とともに紹介

ハック大学 ぺそさん著『「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた』

ハック大学 ぺそさん著『「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた』

ハック大学 ぺそさん著『「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた』がアスコムより刊行されました。

 

現役トップビジネスパーソンだから言える「本当に使える説明法」

著者の「ハック大学 ぺそ」さんは、仕事術などの動画を発信するYouTuber。ビジネス系YouTuberとしては、トップクラスの25万人を超える登録者数を誇ります。

ただし、専業YouTuberではなく、平日は外資系金融機関に勤め、給与所得だけでも年に約2,000万を稼いでいるとのこと。まだアラサーというぺそさんは、ビジネスの最前線で戦っている現役の若手トップビジネスパーソンのひとりといえるでしょう。

 
本書は、世に知られているほとんど全ての説明法を、著者自らが実際にビジネスの現場で試した経験を基に、「これは使える」と確信したテクニック31個を厳選して紹介しています。

 

「右脳」と「左脳」を両方刺激するテクニック

その代表的なものを挙げると、「たとえ話」のテクニック。

今、流行のサブスクを誰かに説明すると仮定した場合、
「サブスクというのは、一定期間、定額料金を払うことで、継続的に商品やサービスを利用し続けられるビジネスモデルです」とロジカルに説明されたらどうでしょうか。

確かに正しい説明ではあるのですが、わかるような、わからないような、相手はそんな受け取り方をするかもしれません。

 
一方で、「サブスクというのは、要するに、1カ月単位の焼肉食べ放題のようなもので、飲食以外にも、ファッションや音楽配信などいろんなモノがある感じですよ」
と説明したらどうでしょうか。イメージしやすいですよね。

 
ポイントは左脳と右脳を両方働かせること。自分たちの生活に身近なものにたとえることで、「なるほど」と相手も納得してくれます。

このように、テクニックといってもそんなに難しいものではなく、誰でも簡単に試せるような、ちょっとしたコツやポイントが盛り込まれています。

 
ほかにも、下記のようなテクニックを紹介しています。

・魔法のように話がわかりやすくなる説明の4ステップ
・「暖かい」は気温何度?「数字」を使いこなすテクニック
・前例のない仕事で役に立つ「仮説」のつくり方
・「ざっくりした大枠」があれば話がダラダラしない
・話の脱線を防ぐ「シェアの法則」
・プレゼン資料は1ページ目から読むな
……など

それぞれのテクニック解説においても、NG例とOK例を見せた後に、具体的にどのような部分がNG/OKだったのかなどの詳しい解説を入れています。

 

説明下手な人にありがちな4つの特徴と31のテクニックを公開

この書籍では、説明下手な人に共通する特徴についても説明しています。以下の4つです。どの特徴も、思わず「ウッ」となってしまうようなものばかりです。

 
◎特徴1 「相手が聞きたいこと」を考えず「自分が伝えたいこと」だけを話す
◎特徴2 毎回同じ人にダメ出しされているのに「攻略法」を考えない
◎特徴3 自分が理解し切れていないことを説明しようとする
◎特徴4 「説明の技術」を熱心に学ぶけれど実践しない

 
新入社員や、ビジネスキャリアが浅い人はもちろんのこと、ベテランと呼ばれる年齢になっても、上記の4つのような失敗はついしてしまうもの。本書では、ダメな特徴の改め方を含め、思考とテクニックの両面で説明力の向上を図ります。

 

 

本書の構成

はじめに

1章 説明下手な人にありがちな4つの特徴

2章 「結局、何が言いたいの?」と言われなくなる方法

3章 「話がダラダラ長い」と言われてしまう人のためのメソッド

4章 相手になかなか納得してもらえない人のためのメソッド

5章 相手を思い通りに動かすテクニック

6章 手ごわい相手に「YES」と言わせるテクニック

 

著者プロフィール

著者のハック大学 ぺそさんは、1988年生まれ。主にYouTubeチャンネル「ハック大学」を通じて、仕事術、キャリア戦略などビジネスに役立つ情報を発信。チャンネル登録者数は25万人を超える。チャンネルにアップされた動画のなかでも、説明に関する動画は人気のコンテンツ。

専業YouTuberではなく、普段は外資系金融機関に勤める現役のビジネスパーソンで、年収は約2,000万円。著書に『行動が結果を変える ハック大学式最強の仕事術』(ソシム)がある。

 

「説明が上手い人」がやっていることを1冊にまとめてみた
ハック大学 ぺそ (著)

以下、著者の「ハック大学 ぺそ」が実際に試して「使えなかった説明法」です。

●ロジカルトーキングで理路整然と伝える
●相手に思いが伝わるように熱意を込める
●必ず結論から端的に話す
●相手の話を遮らないように相槌を打ち続ける
●相手が理解しやすいようにまずは詳しい状況説明をする
●上司が判断しやすいように起きたことを時系列で話す
●モレがないように知っていることは全て話す
●ビジネス用語や横文字を駆使してカッコよく説明する
●指示する場合は「やること」だけを端的に伝える
●有名経営者のような華麗なプレゼンで魅了する
この10個の「使えなかった説明法」、みなさんはどんな感想をお持ちでしょうか?

「確かに、それダメそう」という項目もあれば
「何で、それがダメなの? 私もよくやってるよ」と思う内容もあるかもしれません。

なぜ、ダメなのか?

詳細はこの本の中でご説明しますが、一例を挙げてみます。
「ロジカルトーキング」は一見、マストな説明法のように思えるかもしれません。
もちろん、短い時間で端的に「報告」する場合は、それでいいケースもあります。
でも多くの場合、「論理だけ」だと、分かりにくい説明になりがちです。

例えば、いま流行りの「サブスク」について、あまり詳しくない人に説明する場合

「サブスクというのは、一定期間、定額料金を払うことで、継続的に商品やサービスを利用し続けられるビジネスモデルです」
とロジカルに説明されたらどうでしょうか。
確かに正しい説明ではあるのですが、わかるような、わからないような、相手はそんな受け取り方をするかもしれません。

一方で
「サブスクというのは、要は、1カ月単位の焼き肉食べ放題のようなもので、飲食以外にも、ファッションや音楽配信などいろんなモノがある感じですよ」と説明したらどうでしょうか。イメージしやすいですよね。

ポイントは左脳と右脳を両方働かせること。
自分たちの生活に身近なものに例えることで、「なるほど」と相手も納得してくれます。

このように、上手な説明には「コツ」があります。
ご心配なく、そんなに難しい話ではありません。
この本に載っている、いくつかのテクニックを覚えればいいのです。
「ちょっとしたテクニック」を身につけて、
上手に使い分けられるようになれば、誰だって説明力はぐっと上がります。

ぜひ、ご一読ください。

 


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