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『ディープフェイク ニセ情報の拡散者たち』人類 vs AI ―― あらゆる情報が信用できなくなる未来!

ニーナ・シックさん著『ディープフェイク ニセ情報の拡散者たち』(訳:片山美佳子さん)

ニーナ・シックさん著『ディープフェイク ニセ情報の拡散者たち』(訳:片山美佳子さん)

ニーナ・シックさん著『ディープフェイク ニセ情報の拡散者たち』(訳:片山美佳子さん)が、日経ナショナル ジオグラフィック社より刊行されました。

 

バイデン、マクロン、ラスムセンら世界の要人に助言を与えてきた著者が、あらゆる情報が信用できなくなる未来を警告する!

本書は、ジョー・バイデン(米国大統領)の選挙にも関わり、エマニュエル・マクロン(フランス大統領)、アナス・フォー・ラスムセン(NATO前事務総長)をはじめとする世界のリーダーのアドバイザーとして活躍している著者が書き下ろした、あらゆる情報が信用できなくなる未来を世界に警告する迫真のレポートです。

 
AI技術の進歩により、行ったこともない場所で、やっていないことをやり、言っていないことを言っている、ニセの動画も簡単につくれるようになりました。腐敗した政治家や悪質な国家、テロリスト、犯罪者が用いれば「ディープフェイク」は民主主義と個人の自由を脅かす新たな武器にもなり得ます。

 
「ロシアが見せる匠の技」「翻弄される発展途上国の市民」「世界を震撼させる新型コロナウイルス」など、陰謀や情報操作が実際に行われている事実を紹介し、その裏側にある、一般には見たり聞いたりすることのできない危険なフェイク情報を解説します。

 
本書は、国際的な政治とテクノロジーに関するアドバイザーとして活躍する著者が、世界中の情報が危険で信用できない「インフォカリプス」の状態になる未来を見通す迫力たっぷりの警告書です。

 

本書の構成

第1章 ディープフェイクはポルノから始まった

第2章 ロシアが見せる匠の技

第3章 米国が占う西側諸国の未来

第4章 翻弄される発展途上国の市民

第5章 犯罪の武器になる野放しのディープフェイク

第6章 世界を震撼させる新型コロナウイルス

第7章 まだ、希望はある

 

著者プロフィール

著者のニーナ・シックさんは、解説者、著作家、政治アドバイザー。

テクノロジーとAIが政治にもたらしている変化に精通している。ブレグジット(英国のEU離脱)、フランス大統領エマニュエル・マクロンの選挙運動、2016年と2020年の米国大統領選などの選挙における他国の干渉、そして誤情報やニセ情報の進化に関連する仕事に携わってきた。次世代のニセ情報や、AIを使って作られるディープフェイクを研究し、これまでジョー・バイデン(米国大統領)やエマニュエル・マクロン(フランス大統領)、アナス・フォー・ラスムセン(NATO前事務総長)をはじめとする世界のリーダーのアドバイザーとして活躍。

ドイツ人とネパール人の両親を持ち、7カ国語を話す。ケンブリッジ大学とユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの学位を所持。ロンドン、ベルリン、カトマンズを拠点にする。

 

ディープフェイク ニセ情報の拡散者たち
ニーナ・シック (著), ナショナル ジオグラフィック (編集), 片山 美佳子 (翻訳)

AI技術の進歩により、行ったこともない場所で、やっていないことをやり、言っていないことを言っている、ニセの動画を作れるようになった。腐敗した政治家や悪質な国家、テロリスト、犯罪者が用いれば、「ディープフェイク」は民主主義と個人の自由を脅かす新たな武器となる。そして世界中の情報が、危険で信用できない「インフォカリプス」の状態になる。本書は、国際的な政治とテクノロジーに関するアドバイザーとして活躍するニーナ・シックによる、未来への鋭い警告だ。

 


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