『ビジネスに役立つ! 文書、プレゼン、話し方を論理的に組み立てる ロジック構築の技術』「論理的である」ことはビジネス上の武器になる!
倉島保美さん著『ビジネスに役立つ! 文書、プレゼン、話し方を論理的に組み立てる ロジック構築の技術』が、あさ出版より刊行されました。
<論理を積み上げ、伝える>=<論理の筋道を理路整然と示してわかりやすく示す技術>が身につく
◎論理的であることを明確に定義してから論じる
◎論理(=ロジック)を伝える方法までを文章とプレゼンテーション、話し方の3手法で紹介
◎整理できていない情報からロジックをくみ上げる演習の掲載
本書は、この3つの特徴をもとに、「文章やプレゼンテーションを論理的に構成することを勉強したことがない人」、「勉強したが、上手く応用できない人」、「勉強し、ある程は度実践もできるが、さらに深めていきたい人」に向けて解説した一冊です。
「ロジック構築」とは ※本書より一部 抜粋要約
ロジック構築とは、論理を組み上げ、伝えることです。つまり、「論証のすじみち」を、理路整然と整理して、わかりやすく示すことです。
具体的には、目次となる見出しや、その下の小見出しが、論理的につながっているかをチェックします。次に、パラグラフ(プレゼンテーションならスライド)間が論理的につながっているか、パラグラフ内が論理的に構成されているかをチェックします。最後に、その「論証のみちすじ」がわかりやすく示されているかをチェックしていきます。
「ロジック単位」とは ※本書より一部 抜粋要約
ロジック構築する際は、人が頭の中で思考処理できるロジック単位を意識する必要があります。
ロジック単位とは、人が頭の中で思考処理できる、論理の構成要素です。頭の中で処理できるためには、ある程度大まかに、同時には少数で提示されなければなりません。したがって、ロジック単位は、目次に使われるような見出しやパラグラフ(プレゼンテーションならスライド)になります。論理が正しく構成されるように、論理の構成要素を、見出し単位やパラグラフ単位へと分類します。本書でも、目次からパラグラフに至るまで、このロジック単位を意識して構成されています。
「論理的である」とは、情報が適切に分類・接続・展開できている状態 ※本書より一部 抜粋要約
非論理的な事例を分析すれば、「論理的」(論証の筋が正しく通っている状態)であるには、分類・接続・展開の3つが大事な要件であることがわかります。
つまり「論理的」とは、ロジック単位が、「理解しやすく分類」「縦と横で接続」「根拠で展開(論証)」されている状態と言えます。
本書の構成
基礎編
なぜ、ロジック構築なのか?
構築編
ロジック単位を縦と横で接続して論証する
伝達編
ロジックを文章やプレゼンテーションで伝える
演習編
ロジックを実際に組んでみよう
著者プロフィール
著者の倉島保美(くらしま・やすみ)さんは、1961年生まれ。東京都出身。1985年東京大学工学部卒業。同年NEC入社。1992年よりライティングの指導を開始。2003年NECエレクトロニクスを退職。現在、有限会社ロジカルスキル研究所代表取締役。
英語、日本語のライティング、プレゼンテーション、ディベート、論理的思考法についての指導を企業や自治体、大学などで年間150回以上行っている。
法政大学大学院イノベーション・マネジメント経営情報修士(MBA)取得。
2021年現在、有限会社ロジカルスキル研究所代表として研修講師をしつつ、立教大学人工知能科学研究科にて人工知能について学習・研究中。
著書に『改定新版 書く技術・伝える技術』(あさ出版)などがある。
ビジネスに役立つ!文書、プレゼン、話し方を論理的に組み立てる ロジック構築の技術 倉島保美 (著) <論理を積み上げ、伝える>=<論理の筋道を理路整然と示してわかりやすく示す技術>が身につく本。ノウハウ本であるのはもちろん、「ロジック構築」についての見本集にもなっている。 |
◆『そもそも「論理的に考える」ってどうすればできるの?』一生役立つ、「頭の使い方」がストーリー形式でわかる! | 本のページ