『キマジメさんの「いっぱいいっぱい」でしんどい! がラクになる セルフ・マインド・マネジメント』何事も手抜きができない、マジメすぎるあなたは もしかしたら「情報過多シンドローム」かも?
濱田恭子さん著『キマジメさんの「いっぱいいっぱい」でしんどい! がラクになる セルフ・マインド・マネジメント』が、ビジネス社より刊行されました。
毎日が“いっぱいいっぱい”のあなたへ…
「仕事に家事に育児。やることが多すぎて、もう“いっぱいいっぱい”」
「忙しくて、いつも時間がない」
「仕事が気になって、夜も熟睡できない」
このように、脳が多くの情報を処理しきれず、オーバーフローになる状態は「情報過多シンドローム」と呼ばれ、最近注目されています。本書は、そうした悩みを抱える“忙しすぎる現代人のための本”です。
スマホが普及してからというもの、私たちは処理しなければならない情報が爆発的に増えています。さらに、男女とも仕事・家事・育児と、こなさなければならない社会的な役割が増えており、忙しさのあまり、ついイライラしてしまうこともあるのではないでしょうか。
「心のプロ」であるカウンセラーは、情報や感情の整理が上手です。クライアントから聴いた重い話を引きずっていては、他のクライアントにうまく対応できません。そのため、日頃から意識して情報を整理して収納し、普段は思い出さないようにしているのです。こうしたノウハウは、誰でも身につけることができます。
「心の仕組み」を知って、じょうずに使いこなそう!
自分の心を扱えるようになるには、まず心の仕組みを知って、その仕組みを使いこなせるようになればいいのです。本書は、豊富な図解で心の仕組みを分かりやすく解説していきます。
さらに、「感情を分解するワーク」「感情を書き出すワーク」など、自分の心の深い部分を探るワークを行うことで、自らの心を客観的に見つめ、情報や感情を整理して、余裕を取り戻していくノウハウを紹介。そうして余裕ができたところで、明るく前向きなエネルギーを生み出していく方法についても解説します。
本書で心に余裕を取り戻し、自分の個性を生かしながら、日々を前向きに生きるヒントを見つけてください。
◆意識に上りやすい記憶には特徴がある!
一度気になると、それがず~っと頭の中にあって、気がつくと考えている……。
こんな経験がありませんか? どうしてこんなことが起こるのでしょうか?
実は、意識の表面にのぼってきやすい記憶には、特徴があります。それは、“強い感情をともなう記憶”であること。
くやしかったり、悲しかったりするような記憶は、普通のなんでもない記憶より、意識の表面にのぼりやすいのです。
それは例えていうなら、「UFOキャッチャーでつかみやすいオモチャ」のようなもの。感情のトゲトゲがある記憶は、凸凹していてつかみやすいというわけです。
◆意抑圧された感情を吐き出すと、余裕が生まれる!
抑圧された感情をどんどん溜めてしまうと、いつか爆発してしまうかも!
そんなことになる前に“いっぱいいっぱい”の状態を抜け出すには、どうすればよいのでしょうか?
それは、じょうずに自分の感情を整理して、意識の引き出しにしまい、普段は思い出さないようにすること。プロのカウンセラーは、こうした技術を身につけています。
本書の構成
イントロダクション やることが多すぎて、いつも「いっぱいいっぱい」のあなたへ
第1章 「いっぱいいっぱい」 になってしまう心の仕組み
第2章 考え出すと止まらない「ぐるぐるの森」
第3章 「WHY?」という問いかけをやめてみる
第4章 怒りや不安を減らしてポジティブなエネルギーを増やす!
第5章 キマジメさんに、ぜひ知っておいてほしいこと
著者プロフィール
著者の濱田恭子(はまだ・きょうこ)さんは、1973年生まれ。奈良県出身。一般社団法人日本マインドワーク協会代表理事。
臨床心理士である母の仕事の影響で子供のころから心理学の専門書に囲まれて育ち、心の現場の声を目の当たりにしながら成長する。大学で学んだ児童心理学や乳児院でのボランティアを通じて、心
に関する知識が日常の中で活かされていない現状に驚嘆する。23才でスクール事業を立ち上げ、その後、催眠療法士の資格を取得し、様々な人の心に寄り添う。カウンセリングやセミナーのキャリアは 17年以上。今では起業家、アスリートなどのイメージトレーニング、コンサルなどを多く担当している。
2011年にマインドワーク(R)というオリジナルコンテンツを臨床心理士の監修で開発。その後、2016年に一般社団法人日本マインドワーク協会を設立。現在は、「視点が変わると人生が変わる」をテーマに、心理学とコーチングに基づいた行動変容型プログラムのセミナー、セッションなどを精力的に開催。マインド力を上げる講座は大人気で、これまでに延べ3万人以上が受講。ストレスケア、人材育成、各種資格取得など、講座の内容は多岐にわたる。
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