『続・死ねない老人』高齢期、終末期に、その人らしく人生を終えるために必要となる情報と対策
杉浦敏之さん著『続・死ねない老人 希望の最期を叶え、後悔せずに見送る』が、幻冬舎メディアコンサルティングより刊行されました。
新型コロナで「死」の意識は変わった! 希望の最期を叶えるために家族が考えるべきこととは――
どんな人でも懸命に生きたその先に、必ず死を迎える。大切な人生の終わりを“つらい最期”にしないために何ができるのか――。
本書では、「死」を取り巻く日本の今を取り上げつつ、ここ数年で医療現場等でも注目されるようになってきた新しい終末期医療や看取りのあり方についても解説しています。
また、自分の最期をどのように考え、誰にどう意思表示をすればいいか、そして周りの家族は高齢者をどのようにサポートし、実際の介護等に取り組んでいけばいいか、より具体的な解決策を提言します。
人生の終わりをより良いものにしたいと考える人にとって、また先に逝く人の見送り方を模索するご家族にとって、役立つものになる一冊です。
本書の構成
はじめに
第1章 新型コロナで変わった「死」の意識
第2章 「穏やかに逝きたい」――本人の希望が叶いにくい日本の高齢期医療の問題
第3章 「もしものとき」に備える「人生会議」とは
第4章 家族で「縁起でもない」話をしよう
第5章 「希望の最期」を叶え、後悔せずに見送るための心得
第6章 本人のため、家族のために「死」を考えよう
おわりに
著者プロフィール
著者の杉浦敏之(すぎうら・としゆき)さんは、1988年生まれ。千葉大学医学部卒業。千葉県救急医療センターに勤務後、千葉大学医局研修を受け、千葉大学大学院で医学博士号取得。大宮赤十字病院に勤務し、2003年より医療法人社団杉浦医院院長、2004年より同医院理事長。日本医師会認定産業医、労働衛生コンサルタント取得。埼玉県立大学にて講師を務めている。
大学卒業以来25年にわたり高齢者医療に携わっており、地域医療を充実させるために末期癌患者への在宅医療も行う。著書に『死ねない老人』(幻冬舎メディアコンサルティング/2017年)。
続・死ねない老人 希望の最期を叶え、後悔せずに見送る 杉浦 敏之 (著) |