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『身勝手な世界に生きるまじめすぎる人たち』どうして自分にはやさしくできないんだろう…自分を責めすぎず、許すことができるようになる本

イルセ・サンさん著『身勝手な世界に生きるまじめすぎる人たち 罪悪感を手放して毎日をラクにする方法』(訳:枇谷玲子さん)

イルセ・サンさん著『身勝手な世界に生きるまじめすぎる人たち 罪悪感を手放して毎日をラクにする方法』(訳:枇谷玲子さん)

イルセ・サンさん著『身勝手な世界に生きるまじめすぎる人たち 罪悪感を手放して毎日をラクにする方法』(訳:枇谷玲子さん)が、ディスカヴァー・トゥエンティワンより発売中です。

 

自分にはどうしようもないことで、「申し訳ない」と思い悩んでいませんか?

約束の時間に少し遅れてしまったり、遊びの誘いを断ったり、誰かの誕生日を忘れたりすると、冷や汗が出てくる……そんなふうに罪悪感を抱えていませんか?
それはきっと、あなたが責任感の強いまじめでやさしい人だからです。

 
罪悪感を覚えるのは、決して悪いことではありません。
この本では、自分自身が他者とのかかわりの中で抱く罪悪感について理解を深めることで、自分をあたたかい目で見てあげられるようになるための方法を知ることができます。

 
著者は、HSPについて書かれたロングセラー『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』をはじめ、多くの著書をもつ心理療法士のイルセ・サンさん。

著者自身の経験や扱ってきた多くの実例とともに、具体的な対処法やエクササイズを提案します。

 

あなたの罪悪感はどれくらい? まずは自分の罪悪感を知る

本書の冒頭に掲載されている自己診断テストで、自分がどのくらい他人に対して罪悪感を覚えているかがわかります。

自分自身について理解が深まるだけでなく、他の人のこと、自分と特定の人との関係性も見えてきます。

 
罪悪感から解放されるためには、「なぜ罪悪感を覚えてしまうのか」を知り、責任の境界線を明確にすることが必要です。

この本を読み、本来の自分と向き合えたとき、あなたは肩の力の抜けた人間関係を築けるようになるはずです。

 
<過剰な罪悪感への対処法15のリスト>

◎罪悪感を共有する
◎修復する
◎人生のルールを変える
◎人生への期待を変える
◎怒りの一部を外側に向ける
◎罪悪感が現実に即したものなのかを調べる
◎自分自身を許す
◎ほかの感情が隠れていないか調べる
◎周りに無責任な人がいるか調べる
◎闘いを放棄する
◎罪悪感と友達になる
◎罪悪感を「存在税」とみなす
◎過度な責任を負うのをやめる
◎自分自身の罪に寄り添う
◎自分自身に愛情を込めて話しかける

 

本書の構成

自己診断テスト

はじめに

プロローグ:これ以上、苦しまないで

第1章 自責の念と罪悪感

第2章 内側に向かう怒りに隠されたメッセージとは?

第3章 本当に自分の落ち度か調べる

第4章 人生の地図やルールに焦点を当てる

第5章 恐怖心をコントロールする

第6章 責任放棄について知る

第7章 退行に気づく

第8章 限界点を定める

第9章 自分の罪悪感を知る

第10章 罪滅ぼしをやめる

第11章 不合理な罪悪感を手放す

第12章 心の奥深くまで解き放たれる

第13章 自分への幻想を手放す

エピローグ:やさしさは広がっていく

過剰な罪悪感への対処法リスト

 

著者プロフィール

著者のイルセ・サン(Ilse Sand)さんは、心理療法士。デンマークのオーフス大学で神学を学び、C・G・ユングとキルケゴールに関する修士論文を執筆。また、いくつかの心理療法的アプローチの訓練を受けており、デンマークの心理療法協会の会員でもある。数年間、デンマーク国教会の教区司祭を務め、現在はスーパーバイザー、トレーナー、講演者、セラピストとして活動している。

主な著書に、『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』『心がつながるのが怖い―愛と自己防衛』『敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント』『思い出すと心がざわつく こわれた関係のなおし方』(すべてディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

 

身勝手な世界に生きる まじめすぎる人たち 罪悪感を手放して毎日をラクにする方法 (心理療法士イルセ・サンのセラピー・シリーズ)
イルセ・サン (著)

自分にはどうしようもないことで、「申し訳ない」と思い悩んでいませんか?
「罪悪感」は責任感の証拠。でも、必要以上に背負う必要はありません。

HSPに苦しむ世界中の人々を癒してきた心理療法士の最新刊。
約束の時間に少し遅れてしまったり、遊びの誘いを断ったり、誰かの誕生日を忘れたりすると、冷や汗が出てくる……そんなことありませんか?
それはきっと、あなたが責任感の強いまじめでやさしい人だから。

でも、そのやさしさを、もう少し自分に向けてあげませんか?
「他人にはやさしくできるのに、どうして自分にはやさしくできないのだろう? 」
「何か悪いことが起こると、自分のせいだと思ってしまう……」
そんなあなたの心を、この本はきっと軽くしてくれます。

 


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