『知らないと恥をかく世界の大問題8　自国ファーストの行き着く先』　池上彰さんの「知ら恥」シリーズ第8弾

『知らないと恥をかく世界の大問題8　自国ファーストの行き着く先』　池上彰さんの「知ら恥」シリーズ第8弾

KADOKAWAより、信頼の「ニュース入門」第8弾、角川新書『知らないと恥をかく世界の大問題8　自国ファーストの行き着く先』（池上彰さん・著）が発売されました。

池上彰さんの「知ら恥」シリーズ第8弾！

『知らないと恥をかく世界の大問題8　自国ファーストの行き着く先』は、「ニュース入門」の定番としてロングセラーを続ける「知らないと恥をかく世界の大問題」（知ら恥）シリーズの第8弾。

激変期のニュースを総ざらいし、今後の注目テーマをピックアップした一冊です。

“無知の知”ならぬ“無知の恥”にならないために！

「自国ファースト」の流れが世界を包み込んでいます。そもそもは、2016年６月のイギリスEU離脱決定が始まりでした。11月にはアメリカのトランプさんが大統領に選ばれます。そして、世界には「トランプ旋風」が吹き荒れています。トランプ大統領は「アメリカ・ファースト」と言います。しかし、実際は自分さえよければいい、「自分ファースト」になっているのではないか。

トランプ大統領は「パリ協定」からの離脱を表明しました。地球温暖化対策のために世界各国の取り組みがようやくまとまったのが「パリ協定」。そこから離脱する。世界共通の大問題と向き合う覚悟がないのでしょうか。

本書の「おわりに」で、池上彰さんはこう書いています。
「トランプ大統領の言動を見ていると、物事を知らないということを、少しも恥じていないことがわかります。無知の知ならぬ無知の恥です」

ニュースの本質を理解し、その歴史的背景などをきちんと学ぶ。そしてフェイクニュースに騙されないために――。シリーズ最長の320ページ、イラスト図解20点など、さらにパワーアップしたお役立ちの一冊です。

知らないと恥をかく世界の大問題8 自国ファーストの行き着く先 (角川新書)
フェイクニュースに騙されない! 世界のニュース池上解説・決定版、第8弾

池上彰の「知らないと恥をかく世界の大問題」(知ら恥)シリーズの第8弾。

2016年は、6月のイギリスEU離脱決定からトランプ大統領誕生まで、「自国ファースト」「反グローバル」「世界分断」の大きな流れが世界を包んだ。

この流れのまま、2017年の世界はどうなっていくのか?

右派勢力の台頭が気になる欧州での選挙、第5次中東戦争のリスクの高まり、北朝鮮の暴走……など、大衝突の種が世界中に転がっている。世界秩序が再び崩れていくのか? 重要な一年となるだろう。

トランプ現象によって、世界の大問題がよりクリアになり、そしてそのニュースに多くの人が関心をもった。世界が抱える大問題に真剣に向き合い、いかに行動するかを考える――、そのよいきっかけにしなければいけない。

“世界のニュースの入門書”として定着した「知らないと恥をかく世界の大問題」シリーズが伝える世界の今。あふれる情報の中から、いかに本質を見抜くのか。考えるヒントを、最新ニュースを題材に語る。