『繰り返す日本史』今も昔も変わらない日本人の行動を読み解く新感覚の歴史本!
河合敦さん著『繰り返す日本史』が、青春出版社より刊行されました。
コロナ禍は明治時代「恐露病」に似ている!?“歴史は繰り返す”を実感できる一冊
日々、新型コロナ対策の対応に追われている現在の日本政府。日本の歴史をたどると、こういった危機的状況と向き合った事例がいくつもありますが、中には驚くほど現在と似ているケースがあります。
たとえば明治時代の「恐露病」(実際の病気ではなくロシアを過剰に恐れること)では、政府やメディアによる煽りで、国民が「ロシアと戦争を!」と異常に盛り上がり、政府や軍部が世論を抑えきれず、日露戦争にまで発展したといいます。
現在の新型コロナ対応についても、メディアの報道によって世論が高まり、政策の可否まで左右するという点では「恐露病」と似ているのです。
本書は、メディアでも人気の歴史研究家・河合敦さんが、古代から日本人の行動原理ともいえる「5つの法則」をもとに、日本史をひも解く新感覚の歴史本。古代から令和までの中で、「歴史は繰り返す」ことをあらためて実感できる一冊です。
著者プロフィール
著者の河合敦(かわい・あつし)さんは、1965年、東京都生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業。早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学。歴史研究家、歴史作家、多摩大学客員教授、早稲田大学非常勤講師。
歴史書籍の執筆・監修のほか講演やテレビ出演も精力的にこなし、わかりやすく記憶に残る解説で熱く支持されている。
著書に『日本史は逆から学べ』(光文社知恵の森文庫)、『歴史の勝者にはウラがある』(PHP文庫)、 『禁断の江戸史』(扶桑社新書)などがある。
繰り返す日本史 (青春新書インテリジェンス) 河合 敦 (著) 日本史は、他国とは違う「5つの法則」で貫かれています。 |