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『マンガでわかる管理会計』「コロナ自粛」で経営難に陥った和菓子会社を女子高生が救う!

原尚美さん著『マンガでわかる管理会計 はじめてでもわかる儲けのからくり』(作画:鎌尾こんぶさん) (C) 原尚美・鎌尾こんぶ・ウェルテ2020/オーム社

原尚美さん著『マンガでわかる管理会計 はじめてでもわかる儲けのからくり』(作画:鎌尾こんぶさん) (C) 原尚美・鎌尾こんぶ・ウェルテ2020/オーム社

原尚美さん著『マンガでわかる管理会計 はじめてでもわかる儲けのからくり』(作画:鎌尾こんぶさん)が、オーム社より刊行されました。

 

「コロナ自粛」のため経営難に陥った和菓子メーカー社長の父を助けるべく、主人公の桃子が管理会計を学ぶストーリー

(C) 原尚美・鎌尾こんぶ・ウェルテ2020/オーム社

(C) 原尚美・鎌尾こんぶ・ウェルテ2020/オーム社

本書では、コロナウイルスの影響で経営難に立たされた父親の和菓子メーカーを救おうと、主人公の女子高生・桃子が管理会計を学びながら奮闘するストーリーを描いています。

(C) 原尚美・鎌尾こんぶ・ウェルテ2020/オーム社

(C) 原尚美・鎌尾こんぶ・ウェルテ2020/オーム社

マンガを楽しみながら、損益分岐点分析、限界利益など管理会計の基礎知識はもちろん、利益の出る商品の見分け方や赤字事業から撤退するタイミングなど、実践的な内容を学ぶことができます。

(C) 原尚美・鎌尾こんぶ・ウェルテ2020/オーム社

(C) 原尚美・鎌尾こんぶ・ウェルテ2020/オーム社

 

著者:原尚美さんより

コロナウイルスによる自粛要請は、飲食店や観光産業のみならず多くの業界に影響を及ぼしています。自粛が解除されても売上が元に戻るわけではありません。トライアル&エラーに耐えられるだけの資金が残されていないなか、事業規模の縮小、ビジネスモデルの見直しを余儀なくされている企業がほとんどではないでしょうか。

 
あらゆる価値観が変わってしまったなかで、唯一変わらないもの。それが経営者の意思決定を助け、企業の進むべき道を数値化して示してくれる「管理会計」です。

 
私が関わってきた事例をもとに、苦境から復活を果たしたクライアントたちを思い出しながらストーリー形式でまとめたものが本書です。会計知識がなくても原価計算などの難しい用語や投資の際の基本的な考え方が伝わるよう工夫しました。

ポストコロナの時代に立ち向かう皆さまのお役に立ちましたら幸いです。

 

本書の構成

1章 管理会計で意思決定する

2章 損益分岐点分析の基本を知る

3章 管理会計で現状を分析する

4章 管理会計でコストダウンする

5章 管理会計で新規事業を検討する

 

著者プロフィール

著者の原尚美(はら・なおみ)さんは、税理士。原&アカウンティング・パートナーズ(原会計事務所)代表。

東京外国語大学卒業。TACの全日本答練「財務諸表論」「法人税法」を全国1位の成績で、税理士試験に合格。直後に出産。カネなし・コネなし・客なし・時間もない文字通り0からスタートし、現在はスタッフ50名(ミャンマー事務所24名含む)を抱え、一部上場企業の子会社やグローバル企業の日本子会社などをクライアントにもつ。

事業計画書の作成や資金調達など地に足のついた経営支援を通じて、クライアントの9割が黒字の実績を誇る。
2012年からミャンマーに会計サービスの会社を設立し、中小企業の海外進出支援をサポートしている。

著書に『51の質問に答えるだけですぐできる「事業計画書」のつくり方』(日本実業出版社)、『最新 小さな会社の総務・経理の仕事がわかる本』『ダンゼン得する いちばんわかりやすい 創業融資と補助金を引き出す本』『最新 いちばんわかりやすい 会社のつくり方がよくわかる本(改訂2版)』『ひとりでできる 必要なことがパッとわかる 人事・経理・労務の仕事が全部できる本』(以上、ソーテック社)、『ひと月3分、ムダ0確定申告 税理士が教えたくなかった最強節税術』(技術評論社)、『相続・贈与と生命保険をめぐるトラブル予防・対応の手引』(新日本法規出版)、『7人家族の主婦で1日3時間しか使えなかった私が知識ゼロから難関資格に合格した方法』『一生食っていくための「士業」の営業術』(以上、KADOKAWA/中経出版)など。

 

マンガでわかる管理会計: はじめてでもわかる儲けのからくり
原 尚美 (著), 鎌尾 こんぶ (著), ウェルテ (著)

経営をよくする管理会計のしくみと基本が、マンガで楽しくわかる!
本書は、父親の経営する和菓子会社の経営改善のために、会計事務所の百合先生に管理会計を学びながら奮闘する女子高生・桃ちゃんの成長を通して、管理会計を楽しく学ぶ入門書です。
管理会計とは、会社のありのままの状態を把握し、収益やコストの構造を分析することで、会社の「未来の見通し」を立てる際の拠り所となる会計です。一方、対義となる財務会計は、会社経営の成果を振り返り、株主、債権者、投資家、取引先などの外部へ会社の財務状況を明らかにするための会計です。
経営者は、管理会計による会計情報をもとにして意思決定を行ったり、新規事業に投資したり、業績改善のための施策を講じたりします。適正な経営の意思決定を行ったり、労務管理上の業績評価を行うためには、自社に最も適している管理会計システムを構築していく必要がありますが、どのようなシステムを構築するかは、業態により、会社により様々です。
本書は、初心者にもわかりやすい解説と記述にこだわり、売上、利益、コストなどの基礎知識から、赤字に見えるが黒字の商品の見分け方や赤字事業からの撤退のタイミングなど、実践的に学ぶことのできるようになっています。

 


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