『AIは人類を駆逐するのか?』「AI」が人類にもたらすのは脅威か福音か――「博士×ベンチャー企業経営者」の著者が自らの研究と実践に基づいて解説
太田裕朗さん著『AIは人類を駆逐するのか? 自律世界の到来』が、幻冬舎メディアコンサルティングより刊行されました。
原子力、遺伝子操作に続いて登場した画期的なテクノロジー「AI」が人類にもたらすのは脅威か福音か――「博士×ベンチャー企業経営者」の著者が自らの研究と実践に基づいて解説する人類史上最大のパラダイムシフト
今やAIは、「自ら学習する」という能力をますます高め、人間の頭脳を上回るようになったといっても過言ではありません。
そんな高度なAIが組み込まれた「機器(ロボット)」がこれまでよりも多様な場面で私たちの暮らしを支える未来は、すぐそこまで来ています。その結果、どのように世界が生まれ変わるのか、具体的にはまだ誰も想像することができません。
著者は本書を通し、「自動」から「自律」への道のりをたどりながら、AIの人間社会への影響、そしてあるべき未来について、時に案内役となりつつ、読者と一緒に考えていきます。
「AIの進歩」のように大まかに語られがちなテーマだからこそ、専門用語をできる限り避け、分かりやすく、しかし多くの話題を丁寧に解説していくなかで、新たな“知的生物”との未来について、読者の問題意識を喚起します。
今後、自律したAI、AIを”脳”に持つロボットがさらに進歩していけば、私たちは人類として、その存在価値がよりシビアに問われていくでしょう。そうした時代の到来を控える今、テクノロジーと人類の未来を考えるヒントが得られる一冊です。
本書の構成
序章 自律世界の到来 AIがすべてを支配する社会がもうそこまで来ている
第1章 コンピューターによって加速する自動化 「自動」と「自律」は何が違うのか
第2章 自動が内包する自律への動き AIは人類を駆逐するのか
第3章 AIをどう教育すべきか ――自律世界の未来を定めるのは人間である
第4章 22世紀は自律する頭脳と共存する時代になる
著者プロフィール
著者の太田裕朗(おおた・ひろあき)さんは、株式会社自律制御システム研究所(東証マザーズ6232)代表取締役。
以前はローム株式会社、京都大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻の助教を経て、米国カリフォルニア大学サンタバーバラ校にて研究に従事。帰国後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに参画。
AIは人類を駆逐するのか? 自律世界の到来 太田 裕朗 (著) |