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『カイシャインの心得』サイボウズ社の名物副社長が語る「これからの会社のあり方、働き方」とは?

山田理さん著『カイシャインの心得 幸せに働くために更新したい大切なこと』

山田理さん著『カイシャインの心得 幸せに働くために更新したい大切なこと』

山田理さん著『カイシャインの心得 幸せに働くために更新したい大切なこと』が大和書房より刊行されました。

 

「新しい生活様式 New Nomal」スタート

緊急事態宣言を受けて、多くの企業が準備あるなしにかかわらず自粛を余儀なくされたのではないでしょうか。

契約書の捺印や総務や経理などの管理部門のセキュリティ等、数々の課題が見えてきました。働き方改革やコロナ蔓延以前からリモートワーク・在宅勤務に取り組んできたのが、kintoneをはじめとるクラウドサービスを提供するIT企業サイボウズ社です。

 
本書では、同社の黎明期から財務や人事を務めてきた副社長・山田理さんが、若いビジネスパーソンにこれからの働き方やキャリアの築き方を伝えながら、これからの日本が目指すべき姿を考えていきます。

 

これからの「常識」は若いみなさんがつくるもの

インターネットの登場によって、仕事の仕方や勝ち方は変わりしました。40代、50代が持っているノウハウがこれからも通用するとは限りません。むしろ、デジタルネイティブ世代のほうがSNSをはじめとする新しいツールへの対応力が高いものです。

このような時代では、「一度入った会社には3年はいたほうがいい」「若いうちは苦労するべき」といった常識は必ずしも当てはまらないのです。

 
ペルシア語専攻から銀行へ、そしてITベンチャーへ。異色の経歴を持つ著者が、「やりたいことが見つからない」「好きなことを仕事にしていいのか」「この会社に居続けていいのだろうか」「上司とそりがあわない」といった学生や若い社会人の悩みに答えます。

 

AI(アフターインターネット)にしてwithコロナの時代に適したマネージメントとは

「働き方改革」が叫ばれる中でのコロナ禍。ひとえに在宅ワークと言っても、家庭の環境は人によって様々です。

本書では「100人100通りの働き方」を実践しているサイボウズ社での豊富なエピソードを交えながら、「ザツダン」「質問責任」など独自の取り組みを紹介。

 
家庭を優先する人もよし、四六時中働きたい人もよし。「みんなが幸せになる働き方」について考え方を詳らかにします。中堅層も親や上司に言われてきたこと、これまでの常識を更新していきましょう。

 

本書の構成

はじめに いつも不安で夢もない若者だった僕から、今の時代の若いみなさんへ
序 章 「最近の若者はすぐ辞める」って言われます。やっぱり3年は続けるべきですか?
砂漠で見つけた大切なこと
「若いうちの苦労は買ってでもしろ」という常識
「石の上にも3年」という常識
「夢に日付を入れる」という常識
「会社員は常に成長すべき」という常識
「仕事で自己実現する」という常識
「お客さまは神さま」という常識
「空気を読め」という常識

第1章 私はなにを目標にすればいいでしょうか?
1. やりたいことが見つかりません
2. モチベーションって、どうやったら上がるんですか?
3. 好きなこと、得意なことって仕事になるんでしょうか?
4. 就職しない生き方ってどうですか?
5. 未経験分野に転職って、どうですか?
「できる」×「やるべき」から始めよう

第2章 この会社、この仕事でいいのでしょうか?
1. 自分の仕事に意味が感じられません
2. 会社のカルチャーに馴染めません
3. この会社にいると先行きが不安です
4. 「バリキャリ」「ゆるキャリ」どっちもいやです
5. 同期と比べて評価されていないのですが……
6. 会社を選ぶポイントは?「自分の幸せ」をゴールに選択する

第3章 もっと楽しく働きたい! でもこんな問題に困っています……。
1. 私の上司は質問しづらい
2. リーダーとしてチームの雰囲気を良くしたい
3. 社内の雰囲気が悪いのをどうにかしたい
4. 残業するなと言われるけれど、仕事が終わりません
5. 上司とソリが合いません
6. コミュニケーション力って必要?
自立に不可欠な「質問責任」

第4章 そもそも、働くことの根本的な意味とは?
1. アメリカと日本、働き方の違いは?
2. 「働き方改革」がうまくいかないのはなんで?
3. 働くのって、なんのため?
4. 趣味や家庭を大事にしたい
5. 昇進の話があるけれど気が進みません
これからは、「競争に勝つ働き方」よりも「みんなで幸せになる働き方」
「これからの働き方に影響を与える10の変化」

 

著者プロフィール

著者の山田理(やまだ・おさむ)さんは、サイボウズ株式会社取締役副社長 兼 サイボウズUS社長。

1992年日本興業銀行入行。2000年にサイボウズへ転職し、取締役として財務、人事および法務部門を担当。初期から同社の人事制度・教育研修制度の構築を手がける。2007年取締役副社長 兼 事業支援本部長に就任。2014年グローバルへの事業拡大を企図しUS事業本部を新設、本部長兼サイボウズUS社長に就任。同時にシリコンバレーに赴任し、現在に至る。

著書に『最軽量のマネジメント』(ライツ社)がある。

 

カイシャインの心得~幸せに働くために更新したい大切なこと
山田 理 (著)

☆もう、「今までの常識」がまったく通用しない時代の到来!!!
これからの社会人、つまりカイシャインとしての働き方、考え方をサイボウズの名物副社長が教えます!!!

・若いうちの苦労は買ってでもしといたほうがいい
・石の上にも3年だよ。
・空気を読めって………
・仕事なんだから成長しないと!
・仕事で自己実現しよう

こんな常識はもう古い!

やりたいこと、なくて結構!
これまでの「当たり前」とされてきたことがどんどん変わり始めている!

時代の大変換点にの今こそ、「100人100通りの働き方」を実践するサイボウズが伝えたいことがあります。
新しい常識を作っていくこれからの若いビジネスパーソンに今一番読んでほしい、働き方・考え方の本です。

 


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