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『究極の独学術 世界のすべての情報と対話し学ぶための技術』裁判官・学者・作家として活躍してきた著者に学ぶ、生き抜くための知の体系

瀬木比呂志さん著『究極の独学術 世界のすべての情報と対話し学ぶための技術』

瀬木比呂志さん著『究極の独学術 世界のすべての情報と対話し学ぶための技術』

瀬木比呂志さん著『究極の独学術 世界のすべての情報と対話し学ぶための技術』が、ディスカヴァー・トゥエンティワンより刊行されました。

 

ベストセラー『絶望の裁判所』著者が教える、本当の「独学」

本書では、エリート裁判官として30年以上にわたり第一線で活躍したのち、学者に転身するとともに作家としても数多くのベストセラーを執筆する著者が、多方面に及ぶその活躍を可能にした自身の「独学」の方法のすべてを初めて開示します。

 
1.書物・情報・世界との対話と学びの奥義
2.それらから得られたあらゆる事柄を知的に血肉化する技術と戦略
3.「パースペクティヴ」すなわち「広がりと奥行きのあるものの見方」と「ヴィジョン」すなわち「洞察力と直感により本質をつかむものの見方」の双方を獲得する方法

…など、ビジネスパースンをも含む広い範囲の一般社会人、学生、また読書人といった人々のために、本当の意味での独学術について紹介しています。

 

大学教育の限界?!「独学」が必須な理由

大学で学ぶことのできる事柄には限界があります。人から受け身で教えてもらう、知識を伝授してもらうというやり方、発想それ自体にも問題があるのです。

これは、日本に限ったことではありません。
大学教育はあくまで基盤であり、その上の重要な「積み上げ」には、独学が欠かせません。

 
また、大学(あるいは大学院)に進んだか否かにかかわらず、これまで受けた教育の「補い」以上のより本質的なものとして、独学は必要です。

そもそも独学でないと学べない事柄が、この現実世界には、ことに変化の激しい現代においては、増えているからです。社会に出てから本質的な事柄を学ぶには、独学の技術が非常に重要になってくるのです。

 

本書の構成

プロローグ

第1章 独学が必要な理由

第2章 情報の海をいかに泳ぐべきか?

第3章 書物や作品を「読む」技術の基本

第4章 書物や作品から、内容・方法・思想・発想を学ぶ

第5章 実務・人・世界から学ぶ

第6章 パースペクティヴ・ヴィジョン獲得のための方法・技術

エピローグ

 

著者プロフィール

著者の瀬木比呂志(せぎ・ひろし)さんは、1954年名古屋市生まれ。東大法学部在学中に司法試験に合格。1979年以降裁判官として東京地裁、最高裁等に勤務。

2012年明治大学教授に転身、専門は民事訴訟法・法社会学。在米研究2回。芸術諸分野、リベラルアーツについては専門分野に準じて詳しい。

著書に、『絶望の裁判所』『ニッポンの裁判』『民事裁判入門』、小説『黒い巨塔 最高裁判所』(いずれも講談社)、『リベラルアーツの学び方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『教養としての現代漫画』(日本文芸社)。また、『民事訴訟法』『民事保全法』(ともに日本評論社)等の専門書主著6冊、関根牧彦の筆名による4冊の書物等多数がある。『ニッポンの裁判』により第2回城山三郎賞を受賞。

 

究極の独学術 世界のすべての情報と対話し学ぶための技術
瀬木 比呂志 (著)

教養を血肉化する方法と戦略
裁判官から学者に転身、作家としても活躍する著者、独学40年の集大成!

エリート裁判官として30年以上にわたり第一線で活躍したのち、学者に転身するとともに作家としても数多くのベストセラーを執筆する著者が、多方面に及ぶその活躍を可能にした自身の「独学」の方法のすべてを初めて開示する。
膨大な量の本や映画、音楽などからインプットしてきた著者は、とりわけ独学の手段として「リベラルアーツ」を重視する。

その血肉化を主眼とする「独学術」は、ビジネス上の効果はもちろん、それにとどまらず、膨大な情報があふれ返り、数年先が予測不可能な現代を生きるすべての人々にとって、強力な「サバイバルスキル」となるだろう。

 


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