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『バカはブラック企業に入りなさい』もっと仕事して成果を出したい!そんな人たちの「働き方の多様性」はどこへ行った?

大橋高広さん著『バカはブラック企業に入りなさい』

大橋高広さん著『バカはブラック企業に入りなさい』

人事コンサルタント・大橋高広さん著『バカはブラック企業に入りなさい』が、徳間書店より刊行されました。

 

ホワイト企業化で日本が沈む――こんな時代を生き残れるのは「成長したいバカ」だけだ!

「仕事で成果を出したいなら”ブラック企業”に入りなさい」と人事のプロである著者は断言します。

働き方改革を標榜するホワイト企業化に騙されてはいけません。「休め」「帰れ」の一辺倒では単に働く時間を短縮しているだけ、仕事での成長の機会は奪われる一方です。

もっと仕事をして成果を出したい!そんな人たちの「働き方の多様性」はどこへ行ってしまったのでしょうか?

 
本書はブラック企業を2つに分けて考察します。

◆「グッドブラック企業」
仕事はキツいけど、社員を育ててくれる一人前にしようという体制が整っている会社。

◆「バッドブラック企業」
嫌がらせや給与の未払い、上司の横暴、社員をコマのように扱うなど問題のある会社。

 
仕事とは本来、長い時間をかけて覚えるもの。
そんな基本が残っているのは今や、グッドブラック企業しかありません。

「ブラック企業=悪」という固定観念を捨ててください。あなたを成長させてくれる鍛錬の場なのです。

 

本書の構成

はじめに

第1章 ブラック企業に殺されずに仕事の力をつける方法
・会話が成立するグッドブラック企業
・ブラック企業をどう定義するか
・グッドブラック企業に勝機あり
・実はグッドブラックな有名企業
・身近に潜むバッドブラック企業の罠
・バッドブラック企業はなぜ気づきにくいか
・バッドブラック企業でも学べること
・バカとグッドブラック企業の親和性

第2章 ホワイト企業化するほど日本が危うくなる本当の理由
・問題だらけのホワイト企業
・ホワイト企業のブラック企業化現象
・会社はあなたに興味がない
・血の通わないホワイト企業の人間関係
・成長を求めないのならホワイト企業へ
・マニュアル主義がもたらす思考停止
・ホワイト企業でラクはできるのか
・世界との競争でホワイト企業は勝てない
・働き方改革で堕ちてゆく日本

第3章 ブラック企業でサバイバル力を身につける
・ブラック企業を渡り歩いた僕自身の話
・数字至上主義の上長が登場し仕事が激変
・グッドブラック企業に優秀な人材は集まる
・社員からいぶかしがられる人事コンサル
・その会社にいてサバイバル力は身につくか

第4章 偉大なリーダーは語る グッドブラック発言録
・偉大なリーダーたちの言葉から学ぶもの
・十回新しいことを始めれば、九回は失敗する
・断られても挫けずに何度も頼めば、どんな人でも5回目くらいには断ることが難儀になるもの。愚直さが相手の心を打つのです
・見ている人は見ているのだから仕事はいつも一生懸命でなくてはならない
・人間とは、本能的につながりたい生き物なのです
・勝つまでやる だから勝つ
・松下電器はひとをつくる会社です。あわせて電気製品もつくっています。
・Stay hungry,stay foolish.(渇望せよ、常識を疑え)

おわりに

 

著者プロフィール

著者の大橋高広(おおはし・たかひろ)さんは、1982年11月18日生まれ。大阪府出身。同志社大学を卒業後、大手某通信系企業にて新規開拓営業、経済団体にて中小企業の経営支援、中堅製造業で経理・総務の業務をそれぞれ担当。

2015年に株式会社NCコンサルティングを設立、同社代表取締役社長を務める。50社以上の支援実績、1000名以上の面接実績に裏付けられた人事コンサルティングや講演・セミナーは全国各地で好評を得ている。

 

 


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