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『服を1着買ったら、2着捨てなさい。』収納カウンセラーが教える、人生が変わる! 幸せになる「片づけ」の習慣とは

飯田久恵さん著『服を1着買ったら、2着捨てなさい。』

飯田久恵さん著『服を1着買ったら、2着捨てなさい。』

収納カウンセラー・飯田久恵さん著『服を1着買ったら、2着捨てなさい。』が、内外出版社より刊行されました。

 

最強の収納カウンセラーが教える「幸せになる片づけの習慣」

本書では、30年間で10万件の相談実績を持つ収納カウンセラー・飯田久恵さんが、幸せになる「片づけ」の習慣を教えてくれます。

 
「モノを捨てて、スッキリ暮らしたい」気持ちは、みな同じです。

人には「捨てなさい」と言えるのに、なぜか自分は捨てられない。「片づけ」はまず、捨てることから始まります。捨てて、整理して、収納する。「しまう」のが目的ではなく、すぐに気持ちよく使えるのが、片づけの目的です。

 
部屋がスッキリ使いやすくなれば、結果として、幸せが待っています。「お金が貯まる」「自分の時間ができる」「夫婦仲がよくなる」「健康になる」――片づけによって幸せを引き寄せることができるのです。

 

片づけで幸福になる人、不幸になる人

「片づけや整理収納は何のために行うのですか?」と問われると、飯田さんはいつも「幸せになるためと答えます。

スッキリ片づけることが目的ではなく、整理収納のゴールは出し入れがラクにできることです。そのためには、まず捨てることがいちばん。部屋が片づいていくと、家事がスムーズになり、自分の時間ができます。

 
服やモノを捨てるメリットは、服やモノをとおして、自分にとって価値のあることが、何なのかがわかることにもなり、むやみに買わなくなります。

すると、自然とお金が貯まる。心地よい空間には家族が集まり、会話が増え、理解し合い、夫婦仲も良くなります。そして、片づいていれば、清潔で健康になるというわけです。

 

買い方を変えるだけで、片づけがラクになる

クローゼットに同じような色合いやデザインの洋服が並んでいませんか?

ではなぜそんなことが起きてしまうのか。「安売りだったから」「無くなると不安だから」といった理由でしょうか。買い過ぎて、あちらこちらに分散させ、買ったことを忘れているのかも。

 
今の暮らしに不自由がなければ、買わなかったことで後悔することは、まずありません。「迷ったら、買わない!」と決めることも大切です。

洋服好きな人は「流行」に敏感です。しかし、流行を追いかけていると、キリがなく、クローゼットはあふれてきます。

そのためには、「流行モノ」と「定番モノ」とを分けて意識して買うこと。流行モノと定番モノとをうまく組み合わせることで、多くの服を持たずに、オシャレに着回せるようになります。

 

モノを捨てて減らせば、気持ちよく暮らせる

捨て方のポイントは、3つです。

(1) 15分だけ実行する――人がモノゴトに集中できる時間は、15分と言われています。
(2) 見直す時間を限定する――いきなり全部を見直そうとするのは無理。たとえば「今から15分、クローゼット右側の扉の中だけを見直そう」などと場所を限定します。
(3) 全部出さずに間引きする―一服であれば、「いつも見ているけど、着たことがない」といった服だけを取り出して捨てる判断をする。

 
そうして、「服を1着買ったら、2着捨てる」覚悟を持つことです。

 

部屋スッキリ! モノが片づくたった一つの法則

服やモノすべてに「置き場所」を決める必要があります。

人に帰る家があるように、服やモノが収まる家=モノの「指定席」を設けておけば、どこにあるかがすぐわかり、使った後、戻すのもラクにできます。実はこれが片づけの極意です。

 
まずは、「使いたい場所が、最適な置き場所」という考え方を基本にします。モノを出しっ放しにして、散らかるのは、「モノの指定席」の場所が遠すぎるか、元々「モノの指定席」がないかのどちらか。

そして、収納の基本は、「(ハンガーパイプ&フックに)吊るす」「(棚に)置く」「(引き出しに)並べる」という3つの方法だけ。

クローゼットのハンガーパイプに吊るす。たたんだ服は棚に置く。下着や靴下は引き出しに並べる。それだけでOKです。

 

もう二度と散らからない 「片づけ力」を身につける

モノが片づくには「5つのステップ」が必要です。

(1) それって必要?(モノを持つ基準を自覚する)
(2) 要らないモノを処分(不要品を取り除く)
(3) モノの置き場所を決める
(4) モノの入れ方を決める
(5) 元に戻す(快適収納の維持・管理)

 
片づいた家は散らかっても、3分でキレイになります。

 
飯田さんは、こう話しています。

“いつか着る”は“もう着ない”と考えましょう。
そうすると、「捨てるものを手に入れなくなる」習慣ができてきます。
「収納は永遠のテーマ」とよく言われますが、決してそうではありません。
「私らしい、ゆとりある暮らし方」は誰にでもできるのです。

 

本書の構成

PART1 「片づけ」で幸福になる人、 不幸になる人

PART2 買い方を変えるだけで、 片づけがラクになる

PART3 モノを捨てて減らせば、 気持ちよく暮らせる

PART4 部屋スッキリ! モノが片づくたった一つの法則

PART5 もう二度と散らからない「片づけ力」を身につける

PART6 今日から始める! 「モノ別」賢い片づけテク

 

飯田久恵さん プロフィール

著者の飯田久恵(いいだ・ひさえ)さんは、収納カウンセラー。(一社)日本収納カウンセラー協会代表理事。日本の収納関係の法人で構成されている(一社)日本片づけ整理収納協議会の名誉会員。

整理収納は家事や仕事の効率をよくすることで時間を大切に使い、心地よい暮らしにつながることを確信し、日本で初めて整理収納をプロの仕事として確立させる。整理収納の理論「アクション数」「収納指数(R)」「モノが片づく5つのステップ」などで収納の方法や考え方を見える化(数値化)する。大手企業の収納コンサルタント、講演、収納講座やセミナーを行う。NHK『ガッテン!』、Eテレ『あしたも晴れ!人生レシピ』など出演。

著書に『整理・収納の法則』『「捨てる!」快適生活』(ともに三笠書房)、『一流の収納術』(ぱる出版)など多数。中国などで翻訳の本も多数。

 

 


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