気になる本、おススメの本を紹介

B O O K P O O H

『捨てない片づけ』断捨離でもミニマリストでも、ときめきでもない 新しい捨てない片づけ術

米田まりなさん著『モノが多い 部屋が狭い 時間がない でも、捨てられない人の捨てない片づけ』

米田まりなさん著『モノが多い 部屋が狭い 時間がない でも、捨てられない人の捨てない片づけ』

米田まりなさん著『モノが多い 部屋が狭い 時間がない でも、捨てられない人の捨てない片づけ』が、ディスカヴァー・トゥエンティワンより刊行されました。

 

「整理収納意識×モノへの愛情度」であなたの望む暮らしが分かる

昨今、「片づけ」ブームになっていることもあり、テレビや雑誌、本などから、さまざまな片づけ方を試すことができます。

しかし、やみくもに新しい方法を試すよりも、まずは自分の「片づけタイプ」を知ることが大切です。
「整理収納意識」と「モノへの愛情度」から、自分と自分を取り囲むモノとの距離感は4タイプに分けられます。

本書では、そんな自分に合う片づけの仕組みを紹介しています。

モノが多くても、家が狭くても、片づけが苦手でも、捨てられなくても、大丈夫です。自分に適した方法を実践することで、持続可能な片づけができるようになります。

 

”捨てない片づけ”のポイントは、「使用頻度」と「愛」でモノを分類すること

1つひとつのモノに所有する意味を定義することができれば、モノをさまざまな収納方法を駆使して、適切な場所に収めることができます。

 
すべて自分の手で触れ、1つひとつのモノに、「自分がそのモノを所有している意味を書いたラベル」を背番号としてつけていきます。

背番号をつける1つめの軸としては、大きく「使う」「使わない」で分類します。
「使うモノは左へ、使わないモノは右へ」と、場所を意識しながら仕分けていきます。

 
2つめの軸は、「愛」です。1つめの軸で「使わない」と判断されたモノを、「愛している」「愛していない」の背番号で分けていきます。

こうすることで、自分と1つひとつのモノとの距離感が定義づけされ、収納場所の判断が明確になります。時間が経っても、背番号によって迷うこともなく、片づけがスムーズに行うことができます。

 
さらに使用頻度で細かく分類し、よく使うモノから順に、手の届きやすい場所に定位置を決めていくことで、効率的で使いやすい部屋が実現できるでしょう。

また、忙しくても散らからない収納術や、片づいた部屋をキープする技まで、幅広く紹介する一冊です。

 

本書の構成

あなたはどの「片づけ」タイプ?
はじめに

PART 1 なぜ、私たちの家は片づかないのか

・ほとんどの人が片づけたいのにがんばれない
・心地よいと感じる部屋の中の「モノの量」は、人によって異なる
・「片づけ力=人間力」ではない! 家の広さを上回る「モノへの愛」
・自分らしく、クリエイティブな人生を送る人は、「モノ持ち」である
・タイプによって片づけの「課題」が異なる

PART 2 さあ、片づけをはじめよう

STEP1: 「捨てない片づけ」 見積もりとスケジューリング
・「捨てない片づけ」4つの心がまえ
・所有しているモノの量を測り、片づけの「全体像」を見積もる
・片づけにかかる時間を見積もる
・スケジュールを立てて、片づけを確実にまわしていく
・事前準備を抜かりなく!
STEP2: 「整理」 ひたすら定義し、分類しつづける
・モノの「全部出し」からはじめよう
・「使うモノ」は、使用頻度で分類を進める
・使用頻度で分けづらいモノの背番号のつけかた
・「使わないモノ」は「愛」で分類する
・「愛しているモノ」ついてより、愛の定義を細分化する
・「重複」と「コレクション」は似て非なるもの
STEP3: 「収納」 定位置を決めて収納する
・部屋の収納量を把握することからはじめよう
・背番号に従って定位置を決め、収納する
・「月1回以上使うモノ」は、ハンディーゾーンを定位置にする
・ハンディゾーンにミニマルに収納する
・「月1回以上使うモノ」だけで、部屋がいっぱいになってしまったら?
・「使わないし、愛してもいないモノ」は、4つの方法で外に出す
・バックヤードの収納は、効率よく詰めて「見える化」して管理する
・「月1回未満の使うモノ」「季節外のモノ」を収納する
・そこまで好きではない「たまに使うモノ」はレンタルで代用する

PART 3 片づいた部屋をラクに維持しよう
・毎週30分の点検作業と棚卸し
・バックヤードのモノは定期的にメンテナンスする
・もしリバウンドしてしまったら……
・さまざまな手を使って片づけのPDCAをまわす

おわりに

 

米田まりなさん プロフィール

著者の米田まりな(こめだ・まりな)さんは、整理収納アドバイザー1級。モノを愛して捨てられない人に向けて「捨てないお片づけ」を提唱。日々、Twitterやnoteで「捨てない片づけ」について発信。はあちゅうさんの自宅にも片づけで伺ったことも。(https://note.com/ha_chu/n/nf73e7e113981)

東京大学経済学部を卒業後、住友商事(株)に入社。現在は、外部収納サービス「サマリーポケット」(https://pocket.sumally.com/)を展開する、(株)サマリーに出向し、データアナリストとしてデータ解析を担当する。

★Twitter(@komedamarina):https://twitter.com/komedamarina
★note:https://note.com/m_komeda

 

モノが多い 部屋が狭い 時間がない でも、捨てられない人の捨てない片づけ
米田 まりな (著)

□モノが多すぎて、収納に収まりきらない
□捨てようと思っても、大事なモノばかりで捨てられない
□たくさん捨てることに抵抗感がある
□どこから片づけに手をつければいいかわからない
□一度片づけても、いつのまにか散らかっている

こんな悩みから、片づけを諦めてしまっていませんか?
モノが多い、部屋が狭い、でも捨てられない……と、自分が所有しているモノの量と、目指したい暮らしにギャップを感じているなら、この本を試してみませんか?

本書は、100万人の“モノデータ”を扱う企業サマリーで「モノと暮らし」のデータ分析に携わりながら、「捨てない整理収納アドバイザー」として活躍する著者がお伝えする、いままでにない「捨てない片づけ」メソッドです。

いま、都市部を中心に、どんどん住宅面積が狭くなる一方で、家賃は高騰しています。
そんな住宅事情をかかえる私たちが、自分の家に、心置きなく、すべての大切なモノをスッキリ収納しきることは、至難のワザ。
住む家や収納スペースに合わせてモノを捨てつづけ、いったんはミニマリスト生活を実現しても、むなしくなったり、すぐリバウンドしてしまったり……。
そんな悩みに苦しんでいるなら、まずは本書の「捨てない片づけ」4つの基本を試してみませんか?

□「たくさん捨てること」をあきらめる
□部屋の大きさは無視して、モノの「整理」に専念する
□一気に片づけず、1日3時間まで
□自分が何を愛しているのか把握する

一気にたくさん捨てて、モノの量を減らすことはしません。
1つひとつのモノとじっくり向き合いながら、「使用頻度」や「愛の深さ」を軸に、ひたすら分類し、最適な場所へと収納していきます。
また、「持っていたいモノが多すぎて、収集がつかない! 」という人も、大丈夫。
「使用頻度は低いけれど、愛しているモノ」の収納法は、誰もが悩むものですが、本書では、モノへの愛を細かく定義することで、自宅や、自宅以外の外部収納を上手に活用する方法も紹介します。

さあ、ほんとうに「使うモノ」と「愛しているモノ」に囲まれた、自分らしい豊かな人生を歩んでいきましょう!

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です