『フツウになりたくて』当たり前のことを疑えば、本当の幸せが見えてくる!
全てにおいて「介助」がいることが日常である著者が「普通」を考え抜いたエッセイ『フツウになりたくて』(著:大東要介さん)が、パレードブックスより刊行されました。
「普通」とは何なのか? 五体満足で生まれ、自分の足で学校に行く、働いて、結婚して、子供を産んで…それだけが「普通」なんだろうか?
「普通になりたい」と誰もが願いますが、「普通」の定義はあいまいです。
著者の大東要介さんは、生活において介助を必要としており、「普通の人」とは異なる「普通の日常」を送っています。
そんな彼が、誕生から就職まで、人生のさまざまなステージにおける「普通」、社会にとっての「普通」、そして「普通」の幸せを考えます。
「普通」という目に見えない価値観に縛られて、苦しんでいる人も少なくないと思いますが、大東さんが辿り着いた「普通」の答えに、きっと誰もが癒されるはず。
自分が「普通」だと信じている人にこそ読んでもらいたい一冊です。
本書の目次
はじめに
第一章 フツウの誕生
第二章 フツウの社会
第三章 フツウの幸せ
大東要介さん プロフィール
著者の大東要介(おおひがし・ようすけ)さんは、1977年12月1日生まれ。和歌山県和歌山市出身。
著書に『ピュアものがたり ~当事者主体の作業所を目指して~』(奈良OMP出版)、『クセのあるオトコ 姪っ子たちの花嫁姿を見るまでは』(風詠社)がある。
フツウになりたくて 大東要介 (著) 「普通」とは何なのか? 僕には全てのことにおいて「介助」がいる。 「普通」についてあらゆる角度から考え抜いた1冊。 |