『不良という矜持』型にはまらず自由に生きる「不良」としての生き方とは
下重暁子さん著『不良という矜持(きょうじ)』が、自由国民社より刊行されました。
ベストセラー『家族という病』『極上の孤独』の下重暁子さんが贈る、自分自身の人生を自由に思う存分生きるためのヒント
下重暁子さんは1959年にアナウンサーとしてNHKに入局後、31歳の時に作家としてデビュー。同局退社後はフリーアナウンサーに転身し、キャスターとして、作家として活躍してきました。78歳の時に出版した『家族という病』は63万部を突破。これまでにない「家族論」が話題となり、大ベストセラーとなりました。
今回の新作『不良という矜持(きょうじ)』では、著者の提唱する、世間の決めたあらゆる枠にとらわれず一生自分らしく「不良老年」として自由に生きていくためのコツが、時に鋭く時に味わい深いことばの数々とともに対話形式で綴られています。
「不良」とは枠にはまらぬ自由な人間のこと。
「丸くなったね」なんて、言われたくない。
ずっと「目障りなやつ」で、いいじゃない。
欲がなくなったら、人間終わり。
「老いて醜い自分」から目を背けない。
人は生きてきたように死ぬ。そして望んだように死んでいく。
どんな死に様でも、その人らしくあればそれでいい。
下重さんの一貫した生き方の美学がいろいろな角度から初めて語り尽くされた、人生を豊かにするヒントが詰まった一冊です。
本書の構成
第一章 不良老年は、自分に「汲めども尽きせぬ興味」を持つ
第二章 不良老年は、「世間の枠」にはまらない
第三章 不良老年は、「飛ぶ覚悟」を持っている
第四章 不良老年は、自分だけの「秘め事」を持っている
第五章 不良老年は、「本物」をとことん追求する
第六章 不良老年は、自分の最期を楽しんで演出する
下重暁子さん プロフィール
著者の下重暁子(しもじゅう・あきこ)さんは、1936年生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業後、NHKに入局。アナウンサーとして活躍後フリーとなり、民放キャスターを経て文筆活動に入る。丹念な取材をもとにしたノンフィクションから家族や生き方をテーマにしたエッセイ、評論、小説まで幅広い作品群がある。
公益財団法人JKA(旧・日本自転車振興会)会長などを歴任。現在、日本ペンクラブ副会長、日本旅行作家協会会長を務める。
主な作品に、ベストセラーとなった『家族という病』『極上の孤独』『年齢は捨てなさい』(幻冬舎新書)、『天邪鬼のすすめ』(文春新書)など。
不良という矜持 下重 暁子 (著) 「丸くなったね」なんて、言われたくない。 大ベストセラー『家族という病』『極上の孤独』著者、最新作! 不良とは、枠にはまらぬ自由な人間のことである。 |