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『学びなおす力』学ばないビジネスパーソンは取り残される! 時代を勝ち抜く「理論とアート」

石川康晴さん著『学びなおす力 新時代を勝ち抜く「理論とアート」』

石川康晴さん著『学びなおす力 新時代を勝ち抜く「理論とアート」』

株式会社ストライプインターナショナルの代表取締役社長・石川康晴さん著『学びなおす力 新時代を勝ち抜く「理論とアート」』(PHPビジネス新書)が、PHP研究所より刊行されました。

 

「メチャカリ」、店舗一体型ホテル、地方と教育……。“アートを愛すMBAホルダー経営者”が実践する無敵の「インプット×アウトプット術」

本書では、earth music&ecologyをはじめ30以上のブランドを展開するストライプインターナショナルの社長・石川康晴さんが、「学び続けることの重要性」について豊富な事例とビジネスパーソンへのメッセージを記しています。

 
石川さん自身、25年前に同社を創業し、経営者を務めながら京都大学大学院経営学修士(MBA)で学び、様々な経営判断や意思決定につないできました。

近年、リカレント教育(生涯教育)への注目が高まっており、社会に出てから教育機関に戻って学びなおすトレンドが出てきています。働き方改革や、副業・複業・パラレルキャリアなど多様な働き方への注目も高まる中、ビジネスパーソンにとって「学びなおす力」の重要性はますます高まる時代と言えます。

 
また日本国内において、リベラルアーツ教育に対する意識も高まりつつあります。AI(人工知能)やビッグデータの活用によって人間が行っていた作業をロボットが代替する時代になると、ビジネスパーソンには今以上の創造力が求められます。

昨今、アートを鑑賞する視点やアートの発想をビジネスに活かそうとする動きがビジネスパーソンの間で広がっています。

著者の石川さんは公益財団法人石川文化振興財団の理事長も務めており、芸術文化支援事業の一つとして現代アートの収集や展示を行っています。

創業地である岡山では、国際現代美術展「岡山芸術交流」を通じて文化交流・地域の経済振興にも注力しており、その想いや思考法についても本書に記しています。

 

本書「はじめに」より

「先の見えない時代を勝ち抜くために、組織に属する一人ひとりが個性を磨き続けること、広い視野をもつことは、これまで以上に大事になってきています。

令和の時代では、多様性や創造性を受け入れる方向に企業はシフトし、自ら学ばないビジネスパーソンはどんどん取り残されていくでしょう。

そこで本書では、私の実体験をもとに、ビジネスですぐに応用できる「理論×教養・アート(=センス)」を学ぶ方法を、豊富な事例を交えながら紹介していきたいと思います。

私自身、かつては勉強が好きだったわけではありませんし、最初からアートコレクターを目指していたわけでもありません。その意味では、ストライプインターナショナルの社長というよりも、「石川康晴」個人の経験をもとに、「学びなおし」の必要性を一人でも多くの人に伝えたい。それが本書の目的です。」

 

本書の構成

第1章 格好悪い思考では、成長は見込めない! 「ポジティブ思考」のススメ
01「学び」が思考を前向きにする
02 思考センスがいい人・良くない人
03 想像力と共感力を鍛えると、視野が広がる

第2章 社会人こそMBAを取得すべし! 1からZに導く「戦略的思考」
04 「MBAは役に立たない」の誤解
05 インプットと同時に、アウトプットする
06 若者・異業種の視点を有効活用する
07 クリエイターでも、フレームワークは「武器」になる
08 MBAは万能ではない

第3章 ビジネスパーソンはアーティストであれ! 0から1を生む「知的創造力」
09 ビジネスパーソンこそ、アートに触れる
10 物事を深く考える力を養う
11 AIより恐ろしい「アートを知らないリスク」
12 まずは近場の美術館、ゴールは「一人、1アーティスト運動」
13 アート鑑賞に知識はいらない
14 アーティストを応援することが、ビジネスパーソンの使命
15 創造力を発揮して、仕事に活かす
16 アートで学べる「組み合わせの妙」
17 アート思考をビジネスに応用する
18 「再定義」はイノベーションだ!
19 アートが会社の行く末を決定づける

第4章 “遊び”からもインプットできる! 多忙でもOK「アイデア発想術」
20 わからない話の「1000本ノック」を受ける
21 人との出会いも「朝活」で制す
22 「趣味」から人間関係がどんどん広がっていく
23 「食のコントラスト」にビジネスチャンスあり
24 人と会えないときは本を読め
25 プライベートの時間を捻出する仕事術
26 これからは動画の時代が来る
27 若者のトレンドに敏感になる

第5章 地方はビジネスの宝庫だ! 地域とつながる「協働力」
28 外国人をもてなすなら、「日本の土俵」で勝負する
29 アート教育を地域から
30 世界最高水準の学びの環境から「改革者」が生まれる
31 自然災害の教訓も仕事に活かす
32 地域に思いを馳せる

 

石川康晴さん プロフィール

著者の石川康晴(いしかわ・やすはる)さんは、1970年、岡山市生まれ。岡山大学経済学部卒業。京都大学大学院経営学修士(MBA)。株式会社ストライプインターナショナル代表取締役社長。

1994年、23歳で創業。1995年、クロスカンパニー(現・ストライプインターナショナル)を設立。1999年に「earth music & ecology」を立ち上げ、SPA(製造小売業)を本格開始。現在30以上のブランドを展開し、グループ売上高は1,300億円を超える。

(公財)石川文化振興財団の理事長や、国際現代美術展「岡山芸術交流」の総合プロデューサーも務め、地元岡山の文化交流・経済振興にも取り組んでいる。2019年3月に内閣府男女共同参画会議議員に就任。

 

学びなおす力 新時代を勝ち抜く「理論とアート」 (PHPビジネス新書)
石川 康晴 (著)

前澤友作(ZOZO社長)推薦!
「石川さんの考え方も生き方も、それ自体がアートだと思う。」

「メチャカリ」、店舗一体型ホテル、地方と教育……。“アートを愛すMBAホルダー経営者”が実践する無敵の「インプット×アウトプット術」

 


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