『噂のタバタトレーニング』毎日たった4分だけなのに効果抜群!世界が注目する「タバタトレーニング」とは
立命館大学スポーツ健康科学部教授・田畑泉さんが、トレーニングの動画付きムック『噂のタバタトレーニング』を扶桑社より刊行しました。
Webでは検索をかけると1300万件もヒットし、欧米のアスリートの間では、今や知らない人はいない、大流行の「TABATA」を逆輸入!
いま欧米で大流行しており、イギリスではそのトレーニングを160か所以上のジムが採用しているというトレーニング「TABATA」。考案者は日本人の田畑泉教授(立命館大学スポーツ健康科学部)。
アスリートのための本気のトレーニングにもかかわらず、スポーツ選手はもちろんのこと、マドンナやキャリー・アンダーウッド、アシュレイ・ロバーツ、ブリトニー・スピアーズなど、世界中の意識高い系のセレブたちに取り入れられて流行っているといわれています。
田畑教授の論文が海外で広まって、なんと教授自身も知らないうちに大流行していまったそう。
2015年に扶桑社より発売された書籍『タバタ式トレーニング』は、考案者である田畑教授による初の著書であり、その内容は、主に科学的エビデンスを詳細に説くといった本であったにもかかわらず、現在11刷のロングセラーとなっています。
田畑教授曰く、「世界中の動画サイトなどに『TABATA』がアップされておりブームになっていますが、それらを見ると、どうも誤解をされたまま広がっている感が否めません」とのこと。
そのため、正しく効果的な行い方を広く知ってもらうために、今回、トレーニングの動画付きムックとして『噂のタバタトレーニング』が刊行されることとなりました。
タバタトレーニングとは
タバタトレーニングは、たった4分間の高強度インターバルトレーニング(HIIT: High-Intensity Interval Training)で、1時間運動した時と同じ負荷を得ることができるというトレーニング方法です。
一般の人向けに考案されたトレーニングではないものの、その効果は非常に高いものでした。高強度の運動を20秒間行い、その後10秒間休む。これを1セットとして連続して合計8セット行います。全部でたったの4分間です。
元スピードスケート選手の清水宏保さんや総合格闘家の川尻達也さんも取り入れたトレーニングであり、最近では、青山学院の駅伝チームや、日本バドミントン女子のトップ選手も取り入れています。
本書の構成
はじめに
1.タバタトレーニングとは?
有酸素運動と無酸素運動/高強度・短時間・間欠的トレーニング/高強度のトレーニング/最大酸素摂取量/酸素借(低強度の場合)/酸素借(高強度の場合)/最大酸素借/究極の有酸素性トレーニング/究極の無酸素性トレーニングの可能性
2.タバタトレーニング実践編
方法と注意点
タバタトレーニングは、全体で約30分かかる/最大心拍数の90%程度まで上げる/タバタトレーニングの目的とは?/異常を感じたら早めに医療機関を受診する/QRコードについて/推奨セット・メニューとNGセット・メニュー
ウォーミングアップ
01-1 ジャンピングジャック&シザース(高強度)
01-2 ジャンピングジャック&シザース(中強度)
02 スケーターズランジ
03 スクワットジャンプ+回転
04 ギャロップ&フロアタッチ
05 シングルレッグスクワット&フロアタッチ
06-1 仰向けキック(高強度)
06-2 仰向けキック(中強度)
07 バーピージャンプ(高強度・中強度)
08 ジャンプホップ&フロアタッチ
09 3ステップ&膝上げジャンプ
10 中腰前後ダッシュ
クーリングダウン
3.科学から見たタバタトレーニング
タバタトレーニング効果の実際
田畑泉さん プロフィール
著者の田畑泉(たばた・いずみ)さんは、1980年東京大学教育学部卒業。1982年同大学院教育研究科体育学専攻修士課程修了。2010年より立命館大学スポーツ健康科学部教授。
スピードスケートナショナルチームヘッドコーチだった入澤孝一さんが導入していたトレーニングを運動生理学的に研究した論文が海外で注目され、「TABATA」の名が世界に広まる。
噂のタバタトレーニング 全トレーニング動画付き (扶桑社ムック) 田畑 泉 (著) |