『タニタの働き方革命』ツイッターの「中の人」衝撃告白「私、タニタを退職しました」
谷田千里さん&株式会社タニタ編著『タニタの働き方革命』が、日本経済新聞出版社より刊行されました。
“あのタニタ”の新チャレンジ!
本書は、タニタオリジナルの働き方改革=「日本活性化プロジェクト」について紹介したものです。
「正社員とフリーランスのいいとこ取り」ができる制度で、希望社員を契約ベースに転換することで、自由な働き方を実現し、報酬面でもメリットが生まれる、というものです。
実際に手を挙げた社員や、反対した管理職の声を多数収録。独自の「健康経営」に挑む同社の取り組みを生々しく描きます。
公式ツイッターアカウントを運営する、通称「中の人」もプロジェクトメンバーの1人。本書発売に先駆けてのツイート「私、タニタを退職しました」からのフリーランス宣言は、多くのフォロワーを驚かせ、RT4500超、7000を超える「いいね」と、たくさんの支持を得ました。反響の大きさから、発売前に重版も決定しました。
副業やフリーランスなど自由な働き方に関心のあるビジネスパーソンから、これからの「働かせ方」をデザインする経営者や人事部まで、多くの人々の参考となる一冊です。
本書の構成
プロローグ タニタが「日本活性化」と言い出すワケ
第1部 「日本活性化プロジェクト」誕生への道のり
第1章 それは不安から始まった
第2章 谷田社長と始めたチャレンジ――松岡成臣氏は語る
第3章 制度設計開始
第4章 嵐のスタート
第5章 本格始動 次のステージへ
第2部 働き方、意識はこう変わった――「日本活性化プロジェクト」現場からの生報告
第1章 「日本活性化プロジェクト」メンバーインタビュー
第2章 戸惑いと疑心暗鬼を乗り越えて――上司たちによる誌上座談会
エピローグ 日本のビジネスパーソンを元気にしたい!
編著者プロフィール
■谷田千里(たにだ・せんり)さん
1972年大阪府吹田市生まれ。1997年佐賀大学理工学部卒業。株式会社タニタ 代表取締役社長。
船井総合研究所などを経て2001年タニタ入社。2005年タニタアメリカ取締役。2008年5月から現職。レシピ本のヒットで話題となった社員食堂のメニューを提供する「タニタ食堂」や、企業や自治体の健康づくりを支援する「タニタ健康プログラム」などの事業を展開し、タニタを「健康をはかる」だけでなく「健康をつくる」健康総合企業へと変貌させた。
■株式会社タニタ
体組成計や活動量計などの健康計測機器の製造・販売、「タニタ食堂」をはじめとする健康サービスを提供する健康総合企業。
1959年に家庭用体重計の製造を開始して以来、乗るだけで計測できる体脂肪計、筋肉の状態「筋質」を評価できる体組成計など、世界初の商品を次々と開発し、市場をリードしてきた。近年では、機器に加えさまざまな「健康をつくる」サービスを展開し、その事業領域を広げている。
タニタの働き方革命 谷田 千里 (編集), 株式会社タニタ (編集) 「社長はいったい、何を言い出すんだ?!」――タニタ食堂に続く、驚きのチャレンジ! 自由に働く。やりたいことをやりぬく。それこそが、本当の「健康経営」だ! 希望社員を雇用から契約ベースに転換することで、主体性を発揮できるようにしながら、本人の努力に報酬面でも報いる社内制度。経営者感覚を持って、自らの仕事内容や働き方をデザインでき、働く人がやりがいを持って心身ともに健やかに働ける「健康経営」の新手法。 |