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『なぜなに日本語 もっと』日本語の「なぜ?」「なに?」が大集合! なぜ「午前中」とは言っても「午後中」とは言わないの?

関根健一さん著『なぜなに日本語 もっと』

関根健一さん著『なぜなに日本語 もっと』

関根健一さん著『なぜなに日本語 もっと』が、三省堂より刊行されました。

本書は、読売新聞教育面で9年間連載された人気コラム「なぜなに日本語」(2010年4月~2019年3月)の後半を書籍化したものです。よく話題になる言葉を取り上げ、日本語の「なぜ?」「なに?」を解き明かします。読者対象は小学4年生から。大人の学び直しにも役立ち、確かな語彙力が身につきます。

 

読売新聞朝刊教育面に連載された人気コラムを書籍化!

突然ですがここでクイズです。

Q1 「午前中」とは言っても、なぜ「午後中」とは言わないの?
Q2 飛ばす「ゲキ」は「激」じゃないの?
Q3 「海にのぞむ」と「海をのぞむ」はどう違う?

 
ふだん何気なく使っている日本語でも、ふと「なぜ?」「なに?」と感じることはありませんか?
本書では、身近な言葉に潜む、知っているようで知らない日本語の謎を発見し、解き明かしていきます。

 
「なぜなに日本語」は、2010年4月から2019年3月まで、読売新聞朝刊教育面に連載された人気コラムです。その連載の前半は、2015年5月に『なぜなに日本語』というタイトルで書籍化され、三省堂から出版されました。

本書『なぜなに日本語 もっと』は、その連載の後半(2015年6月以降)ほぼすべての回を収録し、加筆・修正を施した完結編です。『なぜなに日本語』と『なぜなに日本語 もっと』を揃えれば、つまずきやすい定番の日本語をひととおり押さえることができます。

 
※なお、冒頭のクイズの答えはこのページの後半にあります。

 

語彙力が身につく全186話

本書では、取り上げた言葉の特徴ごとにグループ化して、各回を6つの章に分けています。

最初のページから順番に読まなくてもかまいません。面白そうな見出しやイラストを見つけたら、そこが日本語の「なぜ?」「なに?」への入り口です。手元に置いて、好きなところから読み始めるのに最適な一冊です。

 

それぞれのトピックごとに見開き2ページで解説

右ページは、小・中学生向けに易しい用語を使って、親しみやすい文体になっています。小学4年生以上で習う漢字や読みにはルビ(振り仮名)が付いています。

左ページでは実例を補ったり、文法的に整理したりして、さらに掘り下げます。大人の学び直しにも役立つ内容です。

 

キーワードから引ける索引付き

本文中、ゴシック体になっている語はキーワードであり、巻末の索引から引けるようになっています。

新聞から多くの実例を取り上げており、NIE(Newspaper in Education=教育に新聞を)の一環として国語力を磨くことができます。

 

冒頭クイズの答え

Q1 「午前中」とは言っても、なぜ「午後中」とは言わないの?

「~中」は、どちらかといえば、その終わりがいつかに関心が向けられています。「午前」の終わりは「お昼(正午)」とはっきりしています。一方、「午後」の終わりは場合よって変わってきます。終わりがあいまいだと「中」はつけにくくなります。〔詳しくは318~319ページ〕

 
Q2 飛ばす「ゲキ」は「激」じゃないの?

ゲキは漢字で「檄」と書き、「檄を飛ばす」は「自分の主張や考えを、広く人々に知らせて同意を求めること」が本来の意味です。ところが最近では「激」と混同され、「がんばるよう激励する」という意味で使われることが多くなっています。「檄文」とともに、元の意味を知っておきましょう。〔詳しくは124~125ページ〕

 
Q3 「海にのぞむ」と「海をのぞむ」はどう違う?

「海に臨む」は海に面しているという意味。「海を望む」だと遠くの方から眺めることです。似た文脈で使われるため、間違えやすいですが、「~に臨む」(自動詞)は「臨海」、「~を望む」(他動詞)は「望見」などの熟語といっしょに覚えれば、使い分けることができますね。〔詳しくは24~25ページ〕

ほかにも帯に紹介されているように、思わず読んでみたくなる、そして読んでみると「へ~」と納得するような話題が満載です。

 

著者 プロフィール

■著者:関根健一(せきね・けんいち)さん

1957年生まれ。群馬県出身。1981年読売新聞社入社。用語委員会幹事、編集委員などを経て、2019年5月退職。日本新聞協会用語専門委員。文化審議会国語分科会委員。大東文化大学非常勤講師(文章表現法)。

読売新聞のコラム「日本語 日めくり」(2002年4月~2011年9月)、「なぜなに日本語」(2010年4月~2019年3月)などを執筆。

 
■イラスト:大高尚子(おおたか・なおこ)さん

読売新聞東京本社編集局デザイン部。

 

なぜなに日本語 もっと
関根 健一 (著)

読売新聞教育面の連載「なぜなに日本語」(2010年4月~2019年3月)の後半を書籍化。身近な言葉を巡る186話で、確かな語彙力が身につく。右ページは小4以上の漢字にルビ。左ページは大人向けにさらに解説。

■既刊

なぜなに日本語
関根 健一 (著)

読売新聞教育面の連載「なぜなに日本語」の待望の書籍化。
右ページは小4以上の漢字に読み仮名の付いたジュニア向け、左ページは大人向けの詳しい解説。
語彙・漢字・文法・敬語・語源などに関する身近な200話で、国語の常識がバランス良く身につく。
大人の学び直しにも最適。索引付き。

 


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