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『世界一のメンタル』圧倒的な強さを見せた室屋義秀選手は「世界一のメンタル」をいかにして手に入れたのか?

白石豊さん&室屋義秀さん著『世界一のメンタル』

白石豊さん&室屋義秀さん著『世界一のメンタル』

白石豊さん&室屋義秀さん著『世界一のメンタル』が、アチーブメント出版より発売中です。

空のF1として知られるレッドブル・エアレース。2017年にアジア人初のシーズンチャンピオンとして、歴史に名を刻んだ室屋義秀選手が、2019年シーズン開幕戦にて予選・ファイナルともに1位を獲得し、優勝を果たしました。

超一流の世界で競い合うプロアスリートたちは、能力の差は殆どなく、勝敗を決めるのはメンタル力であるとも言われています。言うまでもなく、ビジネスでもプライベートでも「メンタル力」が、大きな結果の差を作り出していることでしょう。本書は、その世界一を取るだけの「メンタル力」をいかにして手に入れたのかを一冊の書籍に纏めたものです。

 

メンタル力はいつからでもどこからでも鍛えられる

裕福な家庭に育ち、豊富な練習環境と潤沢な資金を元にして、とことんトレーニングを積んで成果を出しているのならば、分からなくもありません。
しかし、室屋義秀選手の生い立ちはまるで違います。サラリーマン家庭で育ち、飛行機に触れたのは大学に入ってから。練習につぎ込めるのはアルバイトで稼いだお金がメイン。何度も挫折をして、「自分には無理だと」競技を諦めてしまいそうになったこともしばしば。華々しい経験や経歴を持たない室屋選手は、そんな自分を「どこにでもいる普通の人です」と語ります。

 
そんな環境のもとで、いかにして世界レベルで渡り歩ける技術を身につけたのか。そしてなによりも、世界の超一流の選手の中でも、好成績をとり続けられるだけの「メンタル力」をいかに身につけたのか。そこには「白石豊」さんという、一人の恩師との出会いがあったのです。

 

世界一へと導いた10のメンタルスキル

白石豊さんはこれまで、数々のトップアスリートを指導してきたメンタルトレーナーです。その中には、サッカー元日本代表監督・岡田武史さんもいます。そんな白石さんが室屋選手に伝授したのが、「白石式メンタルトレーニング」なのです。

1 セルフモティベーションの力
2 積極的、かつ現実的な思考力
3 感情をコントロールする力
4 闘争心に燃えつつ平静でリラックスできる力
5 高いエネルギーを保ちつつ、次の行動に備えることができる力
6 決断力
7 注意集中力
8 強固な自信
9 強い責任感
10 万事を受容できる力

本書ではこの10のスキルを具体的に解説し、室屋選手がいかにそれらを実践してきたのかを紹介しています。

 

本書の構成

序章 いざ決戦のとき

第1章 メンタルトレーニング開始

第2章 自信をつける

第3章 緊張をいかにとるか

第4章 集中力を保つ

第5章 不動心を確立する

 

著者プロフィール

■白石豊(しらいし・ゆたか)さん 朝日大学保健医療学部健康スポーツ科学科 教授/スポーツメンタルトレーナー

1954年生まれ。岐阜県出身。筑波大学大学院体育研究科修了。体操選手を経て筑波大学男 子体操部のアシスタントコーチとなり、同部は13年ぶりとなる大学日本一に。30歳のときヨーガと出会い、体だけでなく気・心を整える「心身調律プログラム」を開発。メンタルトレーニングの指導を受けに来るスポーツ選手たちに向けて、30年間指導し続けている。独自のメンタルトレーニング理論により、女子バスケットボールの五輪日本代表チームをはじめ、スピードスケート五輪銀メダリストの田畑真紀選手、2005年最多勝を挙げたプロ野球下柳剛投手や日本ハムファイターズの田中賢介選手など、数多くのスポーツ選手を指導。さらに、2010年サッカーワールドカップ日本代表、岡田武史監督のチーム作りをサポートした。

主な著書に『実践メンタルトレーニング ゾーンへの招待』(大修館書店)、『心を鍛える言葉』(NHK出版)、『本番に強くなる』(筑摩書房)、『勝利する心 東洋の叡智に学ぶメンタルトレーニング』(サンガ)、『日本人を強くする』(岡田武史さんとの共著/講談社)など。

 
■室屋義秀(むろや・よしひで)さん エアレースパイロット

1973年生まれ。福島県在住。幼少期よりパイロットを志す。2009年からレッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップに参戦。ハードワークと集中力を誇るパイロットとして知られる。2016年、千葉大会で初優勝。2017年シリーズではアジア人初の年間総合優勝を果たす。ルーキーシーズンの2009年に好調だった反動で、2010年シーズンにメンタルコントロールが不十分となる。メンタルトレーニングの勉強をする中で白石豊さんの著作に出会う。以降、メンタルトレーニングの指導を受ける。

国内ではエアロバティックス(曲技飛行)を周知させる活動の一環として、全国各地でエアショーを実施。世界中から得たノウハウを生かして安全推進活動にも精力的に取り組み、福島県と共に子ども向けの航空教室を開催するなど、スカイスポーツ振興のために活動している。福島県「ふくしまスポーツアンバサダー」。福島県・県民栄誉賞 受賞。

著書に『翼のある人生』(ミライカナイブックス)。

 

世界一のメンタル
本書は、世界一のエアロバティック・パイロット室屋義秀とメンタルコーチ白石豊の軌跡を辿りながら、ビジネスマンのためのメンタルの鍛え方を教える1冊だ。

日頃の成果を肝心要のときに発揮するために必要なものは何か?それは、強靭なメンタルである。

・肝心なところで失敗してしまう人
・本番前に緊張してしまう人
・悪いことを考え出すとドツボにはまる人

こういった悩みを抱えている人は、メンタルをコントロールする必要がある。
どんなに能力があっても、メンタルが不安定では実力を発揮できないからだ。

室屋義秀は、2017年のレッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップで、アジア人初の世界王者に輝いた。
しかし、そこに至るまでの室屋の競技人生は波乱万丈だった。
2010年のレッドブル・エアレースの開催中止、2011年の東日本大震災……。

メンタルが底の底まで落ちていた室屋は、いかにして「世界一のメンタル」を手にしたのか?

本書には、白石の考案した「心身調律プログラム」のほか、メンタルスキルの自己評価、心を整理するマンダラ、インスタント・リラクゼーション・テクニックなど、白石が今まで指導してきたメンタルトレーニングの方法が集まっている。どれもすぐに実践できるものばかりだ。

白石はこのメソッドで、剣道の内村良一選手など一流のスポーツ選手たちを指導し、W杯サッカー日本代表岡田武史監督のチーム作りもサポートした。

自分の実力を本番で発揮したいと思う人は、ぜひ今日からはじめてほしい。
メンタルトレーニングは一朝一夕に効果の出るものではない。しかし、続けることで必ず変わる。

 


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