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『お金の流れで読む 日本と世界の未来』世界3大投資家の一人、ジム・ロジャーズが教えるお金の教養と「次に来る」国

ジム・ロジャーズさん著『お金の流れで読む 日本と世界の未来 世界的投資家は予見する』

ジム・ロジャーズさん著『お金の流れで読む 日本と世界の未来 世界的投資家は予見する』

ジム・ロジャーズさん著『お金の流れで読む 日本と世界の未来 世界的投資家は予見する』(PHP新書)が、PHP研究所より2019年1月15日に刊行されました。

本書は、これまで数多くの「予言」を的中させてきたジム・ロジャーズさんに数日にわたる独占インタビューを行い、それをまとめたもの。発売後2週間で発行部数10万部を突破しています。

 

「投資の神様」は、日本の未来をどう見るか

著者のジム・ロジャーズさんは、ウォーレン・バフェットさん、ジョージ・ソロスさんと並び「世界3大投資家」と称されています。ソロスさんと設立した「クォンタム・ファンド」は、10年で2,400パーセントという驚異のリターンを叩き出し、世界的に注目を集めました。

 
本書は、そんな「投資の神様」が、日本の読者に向けて特別に語り下ろした驚愕の未来予測です。

本書の取材が敢行された2018年夏、著者は「日米マーケットの好景気はうわべだけ。近いうちに破綻が訪れる」と断言していましたが、2018年12月末、「リーマンショック級」の株安が日米のマーケットを襲い、予測は現実のものとなりました。

著者はほかにも、世界同時株安、中国の台頭、トランプ当選、北朝鮮開国に至るまで、これまで数多くの「予言」を的中させてきました。
イエール大学、オックスフォード大学で歴史学を修めた著者は、「私の投資の背骨には歴史がある」と述べ、歴史から大きな「お金の流れ」をつかむことで、数々の予測を的中させてきたのです。

 
本書には「アメリカ発の経済危機が1・2年のうちに確実に起きる」「私がもし10歳の日本人なら、ただちに国を出る」といった、刺激的な言葉が並びます。

 

働き盛りのビジネスパーソンに支持され、発売2週間で10万部突破

本書は2019年1月11日、都心のビジネス街で先行販売を実施したところ、売れ行きが好調であったため、発売前重版を決定。その後、全国の書店でも異例の速さで部数を伸ばし、1月30日、発売後2週間で発行部数10万部を突破しました。

紀伊國屋書店が提供する「PubLine」のデータによれば、本書の読者層は、男性30-49歳が33%、50歳以上が40%と、働き盛りのすべてのビジネスパーソンの関心度が高いことがわかります。

 
日本再興への道、朝鮮半島に訪れる刺激的で劇的な未来、中国のアキレス腱など、「アジアの玄関口」シンガポールから世界を見つめる投資家の慧眼は、日本の多くのビジネスパーソンに支持を集めています。

クリスマス暴落に始まる景気の減速懸念が強まり、経済の先行きを知りたいというニーズの高まりが、そこに拍車をかけました。日本経済の弱点を歯に衣きせずに斬っていく本書のヒットによって、ポストオリンピックの日本経済について不安を覚えている人が、いかに多いかがうかがえます。

 

本書の構成

序章 風はアジアから吹いている――ただし、その風には「強弱」がある

第1章 大いなる可能性を秘めた日本

第2章 朝鮮半島はこれから「世界で最も刺激的な場所」になる

第3章 中国――世界の覇権国に最も近い国

第4章 アジアを取り囲む大国たち――アメリカ・ロシア・インド

第5章 大変化の波に乗り遅れるな

第6章 未来のお金と経済の形

 

ジム・ロジャーズさん プロフィール

ジム・ロジャーズ(Jim Rogers)さんは、名門イエール大学とオックスフォード大学で歴史学を修めたのち、ウォール街へ。ジョージ・ソロスさんと共にクォンタム・ファンドを設立、10年で2400パーセントという驚異のリターンを叩き出し、伝説に。

37歳で引退後はコロンビア大学で金融論の教授を一時期務め、またテレビやラジオのコメンテーターとして世界中で活躍。2007年、来るアジアの世紀を見越して家族でシンガポールに移住。

著書に『冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行』『冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界大発見』『ジム・ロジャーズ 中国の時代』(以上、日本経済新聞社)、『冒険投資家ジム・ロジャーズのストリート・スマート』(ソフトバンククリエイティブ)等がある。

 

お金の流れで読む 日本と世界の未来 世界的投資家は予見する (PHP新書)
ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロスと並び「世界3大投資家」と称される著者。彼はこれまで、その独自の投資眼からリーマンショック、トランプ当選、北朝鮮開国に至るまで、数多くの「予言」を的中させてきた。そんな伝説の投資家は、日本と東アジア経済の未来をどう見るのか。「5年後、アジアで1番幸せな国はどこか?」をテーマに、日中韓の将来を「お金の流れ」から鮮やかに読みとく。日本再興への道、朝鮮半島に訪れる刺激的で劇的な未来、中国のアキレス腱…「アジアの玄関口」シンガポールから世界を見つめる投資家の慧眼に映る、驚愕の未来予測。

 


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