気になる本、おススメの本を紹介

B O O K P O O H

『社会人1年目の仕事とマナーの教科書』「固定電話ってどうやって出るの?」「メール文ってどうやって書くの?」スマホ世代の社会人の疑問も解消!

古谷治子さん著『社会人1年目の仕事とマナーの教科書』

古谷治子さん著『社会人1年目の仕事とマナーの教科書』

古谷治子さん著『社会人1年目の仕事とマナーの教科書』が、かんき出版より刊行されました。

 

ベーシックなマナーから、近年の傾向と対策まで網羅

この4月からまた、多くの方が社会人となることでしょう。そして、きっと、新しい世界に飛び込む期待と不安の両方を抱えていることでしょう。実際、学生と社会人とでは、環境が大きく異なりますから、

「いったい、どんな服を着ればいいの?」
「どんな言葉遣いをすればいいの?」

そんな基本的なことも最初はわからないかもしれません。また、スマートフォンが当たり前になっている世代にとっては

「固定電話ってどうやって出るの?」
「メール文ってどうやって書くの?」

といったことにも馴染みがないでしょう。そんなときに役立つのが本書です。

 
著者は、30年近く新人さんたちをずっと見守り続けてきた、新入社員指導のプロ。
身だしなみや挨拶、正しい敬語の使い方などのベーシックなマナーから、近年の傾向とその対策まで、すべてを網羅しています。

これから社会人としてスタートするみなさんはもちろん、後輩を迎えてもうワンステップ飛躍したいと思っている若手ビジネスパーソンや、「今さら誰かに聞けない」という中堅社員のみなさんも活用できる“社会人のバイブル”となる一冊です。「私はベテランだから大丈夫!」という人も、今一度、本書でマナーをチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

イラストを使って具体的に解説!文例も豊富に

本書では、まずは、「会社ってどういうところ?」から解説スタート。会社の仕組みや、社会人が持つべき6つの意識などから説明していきます。

続いて、「身だしなみ」「挨拶」「敬語」「遅刻、早退」などについてのビジネスマナーの王道をくわしくレクチャー。
たとえば、電話ならシチュエーション別に対応を紹介し、メールでは文例をあげてポイント解説。コミュニケーションでは、どんな場面でも役に立つフレーズがたくさん掲載されています。

ちょっとした言葉がけで好感度も上がる!

ちょっとした言葉がけで好感度も上がる!

社会人としてNGな「学生バイト言葉」から卒業!

社会人としてNGな「学生バイト言葉」から卒業!

いずれも、仕事で使うことの多いマナーや作法を、イラストを使って具体的かつ、わかりやすく紹介。同時に、なぜそのようなマナーが必要なのかを併せて説明されているので腑に落ちやすく、場面に応じて応用することもできるでしょう。

 
さらに本書では、仕事の基本も徹底伝授。一目置かれる仕事の進め方、効率を上げる工夫から「接待・社内飲み会でのマナー」や「冠婚葬祭のルール」など社内外での人付き合いの方法なども、きめ細かく取り上げています。

 
マナーとは、人に思いを伝えること。
どうしたら相手が喜んでくれるのかという思いやり、想像力を形にしたものです。

どんな場面で、どのようにして相手に気持ちを届けるのか、その「型」がわかれば、未知なる世界でもきっと、あなたの思いを伝えることができます。

男女別の身だしなみチェックポイント

男女別の身だしなみチェックポイント

 

本書の構成

Chapter1 マナーは絶対に大切~自分らしさより、まずは型を身につける~

01会社ってどんなところ?
02会社の仕組みを知れば自分の役割がわかる
03仕事を円滑に進めるためにマナーは必要不可欠
04その場にふさわしい姿が「身だしなみ」
05スーツは清潔感と機能性が大事!
06足元、小物はスーツに合わせてコーディネート
07挨拶は常に自分からするよう心がける
08相手を見て、背筋を伸ばしてお辞儀する
09「失礼します」とひと言かけて通るだけで好感度アップ
10敬語が人間関係を円滑にする
11社会人に遅刻は厳禁
12遅刻、早退、直行・直帰はすぐに正直に連絡する
13欠勤や有給休暇の届け出は早め早めが原則
14常識として知っておきたい「コンプライアンス」と「CSR」

Chapter2 ビジネス・コミュニケーションの基本

01仕事ができる人はコミュニケーションがうまい
02相手が興味をもって集中して聞いてくれる話し方
03相手に正しく伝わる話し方
04「聴いていますよ」サインを出しながら聞く
05聞いた内容を繰り返して、聞き間違いをなくす
06意見を言うときのルール
07異論や反論は相手を立てて前向きに
08断るときは次回への希望を込めれば好印象
09定番のビジネス用語を覚えれば、仕事はスムーズに進む
10上司、先輩には敬意をもって、同僚とは節度ある付き合いをする

Chapter3 仕事のルール・進め方~職場で一目置かれるようになる

01仕事は「正(せい)・早(そう)・安(あん)・楽(らく)」を意識する
02雑務こそ丁寧に、雑にこなさない
03指示を受けたら「5W2H」で要点をメモする
04質問上手は職場でかわいがられる
05報・連・相(ほう・れんん・そう)は仕事の根幹、欠かすとトラブルに発展する
06報・連・相は、言い方次第で次の仕事につながる
07悪い結果ほど早く、いさぎよく報告する
08「PDCA」で行動すれば仕事は効率よく進む
09スケジュールは優先順位をつけて締切から逆算して立てる
10会議では何か貢献をする
11パソコンは会社のルールを守って使う
12デスクの整理整頓は、仕事の効率に直結する

Chapter4 電話応対のルール

01電話は積極的にとる
02電話は相手の時間をいただくもの、準備してからかける
03携帯への連絡は相手のことを考えてかける
04クレーム電話は素早く上司にバトンタッチが正解
05クレーム対応での注意ポイント

Chapter5 文書・メール・SNSのルール

01ビジネス文書は会社のルールに従って作る
02封筒は文書の顔、省略せずルールに従って書く
03メールのマナーを押さえる
04SNSは公の情報発信、自覚をもって守秘義務を厳守する

Chapter6 お客様対応のルール

01来客対応で会社の第一印象が決まる
02丁寧なご案内でお客様に安心感を与える
03お茶の出し方のルール
04お客様を見送るルール、ゆっくり、丁寧に

Chapter7 訪問先での打ち合わせのルール

01お客様訪問の第一歩はアポ取り
02上司に信頼される訪問前の準備
03受付に行く前、受付時のルール
04部屋に通されてからのマナー
05名刺の渡し方、もらい方
06紹介する順序のマナー
07雑談で場と気持ちの緊張をときほぐす
08話し方で印象がぐっとよくなる
09「マジックフレーズ」でお客様の気持ちをプラスに
10打ち合わせの内容の確認と退席時のマナー
11打ち合わせ日程の変更が生じたら必ずすぐ対応
12社外での打ち合わせは、静かに話せる場所を選ぶ

Chapter8 接待・社内飲み会でのマナー

01接待は準備から始まる
02接待当日に気を配ること
03翌日の午前中にはお礼のメールをする
04社内イベントでの幹事役を任されたら

Chapter9 冠婚葬祭のルール

01仕事関係の結婚式の招待状には速やかに返信
02ご祝儀は相場を参考に、できれば事前にお渡しする
03訃報を聞いたら上司に相談、参列するならふさわしい装いで
04葬儀には定刻より前に到着する

 

古谷治子さん プロフィール

著者の古谷治子(ふるや・はるこ)さんは、マネジメントサポートグループ 代表。

文教女子短期大学卒業後、東京放送・中国新聞社にて9年間実務を経験。その後、教育コンサルタントとして独立。大学・短期大学にて「就職支援講座」「ビジネス行動学」の講師を務める傍ら、心理学・カウンセリングを学ぶ。

1993年、(株)マネジメントサポートを設立、現在、マネジメントサポートグループ代表として、4つの教育専門会社を率いる。研修実施回数は2万5000回以上、リピート率90%を誇る教育研修業界の老舗。日本初の「CSクレーム応対検定基礎知識編」「ビジネスマナー 検定」など、WEB検定を開発し、好評を博す。新入社員指導の実績はのべ50万人以上。また2千余名のマナー指導者を育成するなど、後進講師の育成にも力を入れている。

おもな著書(監修書)に『クレーム対応の全技術』『この1冊でOK!「仕事の基本」が身につく本』(以上かんき出版)、『簡単だから伝わる! 語学力いらずの3ステップ おもてなし術』(日経BPコンサルティング)などがあり、累計では40冊を超える。

 

<イラスト&図解>社会人1年目の仕事とマナーの教科書
社会人としての心構えや好印象を与えるコツ、
名刺交換や挨拶の仕方、ワンランク上の電話応対など「ビジネスマナーの基本」から、PDCAの考え方、優先順位のつけ方、上手な質問の仕方など、社会人が身につけておきたい「仕事の基本」まで、一目でわかるように、全ページイラスト図解で構成。

解説文はコンパクトにまとめられ、大事なポイントやなぜそれが大切なのかの理由がわかり、「そう考えればいいんだ」とすっきり納得。

基本的なことのみならず、年齢の離れた人とのつきあい方がわからない、先輩や上司に一度教わったけど2回目は聞きづらいなど、社会人1年生の「ここが知りたかった!」に応える一冊。

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です