『16歳からの起業塾』次世代の起業家育成のために取り組む「起業家教育プログラム」
一般社団法人関西ニュービジネス協議会(http://www.nb-net.or.jp/)が、次世代の起業家育成のために取り組む「起業家教育プログラム」についてまとめた書籍『16歳からの起業塾 ダイヤモンドな君たちに贈る奇跡の授業』をどりむ社より刊行しました。
「16歳からの起業塾」とは
1990年の創立以来、関西にて起業家支援を行ってきた「一般社団法人関西ニュービジネス協議会(NBK)」が、近年の急速な技術革新・グローバル化、AIの出現などを受け、「長く“超安定・安心志向”で来た人々の価値観が揺らぎつつある、人々が安定ばかりが価値でないことに気付き始めた、今まさに時代の潮目にある!」と、2015年に「次世代人材育成委員会」を立ち上げ、会員(=現役経営者)を講師とした高校での出前講義「16歳からの起業塾」をスタートさせました。
少子化世代として生まれ且つ超安定志向で来た高校生や、リスクを嫌う教師らに敬遠されるのでは……との当初の心配をよそに、大阪府内全高校へのアンケート調査(2015年10月実施)を皮切りに、現在までにNBK起業家教育プログラム「16歳からの起業塾」への問い合わせは途切れることなく寄せられており、3年足らずで14校3,000人以上の高校生に出前講義を実施しています。
2018年2月、NBKの起業家教育プログラム「16歳からの起業塾」は、中小企業庁より「地域における創業に関心を持たせる継続的な取り組みである」として、「創業機運醸成賞」を授与されました。
本書の構成
1章 『16歳からの起業塾』講義リポート
──経営者でもある講師が、「君たちには、アイデア一つで世の中に出る方法がある、その可能性に気付いているか?」「進学、就職以外に、起業という選択肢があることも知っておいてほしい」と、若者の未来の選択肢を広げていく講義の様子をリポート。
2章 『16歳からの起業塾』誕生までの物語
──プログラム確立までの講師(経営者)らの格闘、込めた思いを紹介。
3章 『16歳からの起業塾』実施校(大阪市立大阪ビジネスフロンティア高校、大阪府立四條畷高校)の教師、生徒らの取材をもとに、学校現場のニーズ、反応、変化を紹介。