『ジャパネットたかた すごい戦略』小売店不況の中、平成最後の年も快進撃!
名和田竜さん著『ジャパネットたかた すごい戦略』が、あさ出版より発売中です。
ランチェスター法則から「ジャパネットたかた」の快進撃を読み解く
わずか25年あまりで地方の無名のカメラ屋さんから、誰もが知るところの抜群の知名度と売上へと変貌を遂げた「ジャパネットたかた」。
カリスマ創業者の髙田明さんが一線から身を引き、長男である髙田旭人さんに代替わりし今でも、2017年度の売上は1930億円前後と成長を続けています。
本書では、その秘密を「弱者の戦略、強者の戦略」を描くランチェスターの法則で読み解いていきます。
ランチェスターの法則の一つ、ランチェスター第2法則「戦闘力」=「武器効率(質)」×「兵力数(量)の2乗」。
通常は、市場シェアの大きい強者にとって有利な法則といわれています。しかし「ジャパネットたかた」では、当時、市場シェアが大きくない弱者側でありながら本格的なインターネット時代が訪れる前から広域に展開できる通販事業(量)に参入し、通販番組(メディア)のコンテンツ自体の内容を高める(質)ことによって、大手との戦力差を埋めることに成功しました。
本書では、このようなにあらゆるビジネスの参考となるような事例を、ジャパネットの躍進とともに紹介しています。
本書の構成
プロローグ
第1章 時代とともに「今を生き続ける成長戦略」
第2章 「今を生きる。」は変化への対応力
第3章 「ランチェスター法則」と「ランチェスター戦略」
第4章 「ジャパネットたかた」その成功要因を探る!
第5章 ランチェスター視点で斬る!ジャパネットたかたの「戦闘力」
第6章 気づかされた「ランチェスター法則」の新たな視点
エピローグ
名和田竜さん プロフィール
著者の名和田竜さんは、SP専門の広告代理店、マーケティング・エージェンシーにて、営業・プランナーとして数多くの大手メーカー及び流通企業等の成功企画を手掛け、コンビニ業界に関して約7割の業界企業のプロモーションに携わったエキスパート。
その後ランチェスター戦略と出合い、本家NPOランチェスター協会にて徹底的にランチェスター戦略を学び、コンサルタントとして独立。現在は、同協会の常務理事も務める。
また、2015年より相模女子大学にて「メディア産業論」の講義を担当。