『「沈黙」の会話力』「黙るが勝ち!」の会話術をベストセラー作家の弁護士が指南
谷原誠さん著『「沈黙」の会話力』が、フォレスト出版より刊行されました。
ベストセラー作家の弁護士が教えるいつも話しすぎて後悔している人のための会話術
本書は、弁護士でベストセラー作家でもる知者が、「口下手で人と話したり、説明するのが苦手!でも仕事なので、やらなければいけない」「交渉やセールスの際に、沈黙が生まれると、不安になって、ついついよけいなコトをしゃべってしまい、失敗してしまうことが多い」などと悩んでいるビジネスマンに「しゃべらない会話術」を指南する一冊です。
近年、会話や伝え方のテクニックを解説するビジネス書が多数出版され、売れています。また、話し方についての講座も多数開催されて盛況のようです。
会話において、多くの方が不安に感じているのは、話すことが思い浮かばず、「沈黙が続いてしまった」というものです。たしかに、沈黙は重苦しく、つらいものがあるのは事実です。
ところが、実は、会話や交渉をうまくいかせるためには「沈黙」が必要なのです。
つまり、自分が一方的に言いたいことを言い続けるのではなく、いったん黙って相手の話をじっくり聞く、あるいは黙ることで相手に考える時間をあげることが重要です。
「沈黙」は恐れるものではなく、効果的に利用するものだという著者が長年培ってきた会話と交渉のテクニックに加えて、心理学の考えとテクニックを盛り込み、さまざまなシチュエーションで活用できるようになっています。
本書の構成
はじめに ――人間関係の悩みを一瞬でなくす方法。それは……
第1章 パワー・サイレンス〈PART 1〉 ――沈黙することで成功した人々
第2章 パワー・サイレンス〈PART 2〉 ――沈黙がもたらす人生の分岐点
第3章 パワー・アクション ――沈黙とアクションを効果的に組み合わせる
第4章 パワー・クエスチョン ――会話と交渉はすべて質問で決まる
第5章 パワー・トーク ――質問と沈黙のあとで相手に影響を与える言葉の力
谷原誠さん プロフィール
著者の谷原誠(たにはら・まこと)さんは、1968年生まれ。愛知県出身。弁護士。
1991年明治大学法学部を卒業。同年司法試験に合格。現在、弁護士が20人以上在籍するみらい総合法律事務所代表パートナー。テレビのニュース番組などの解説でも活躍する。
著書に『「いい質問」が人を動かす』『気持ちよく「はい」がもらえる会話力』(いずれも文響社)ほか、多数。