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『伝わるのは1行。』「1行」で相手の心をつかめ!商品紹介やメール、SNS…あらゆるテキストが早く、短く、面白く書けるようになる!

田口まこさん著『伝わるのは1行。』

田口まこさん著『伝わるのは1行。』


田口まこさん著『伝わるのは1行。』が、かんき出版より刊行されました。

 

プロのコピーライターが“究極の1行”をレクチャー!

「伝えたいことは頭に浮かんでいるのに、言葉にしようとするとうまくいかない」
「言いたいことをうまくまとめられず、どんどん長くなってしまう」

こんな悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。

企画書、ネットショップの商品紹介、メールの件名、SNS……。私たちの日常には、物事を簡潔に、わかりやすい言葉で伝えなければいけない場面がたくさんあります。

 
それだけではありません。ひと昔前まで電話や体面で伝えられたことも、現在は「相手の時間を不用意に奪うことになる」と、メールやLINEなど、テキストで伝えなくてはならなくなっています。

しかも、誰もが忙しい毎日を過ごしているなか、長文をていねいに読んでくれる人は皆無。さらに、多くの人が日々大量の情報に接しているなかで、自分に関係なさそう、面白くなさそうな情報は読み飛ばされてしまいます。
こんな時代に、情報を伝えるためには、文章を隅々まで読んで理解してもらうことは不可能です。

たとえばInstagramに投稿するとき。どんな言葉を添えるべきでしょう? もし見たままに書いているなら、とても残念。写真では伝わらないことを言葉にしましょう。

たとえばInstagramに投稿するとき。どんな言葉を添えるべきでしょう? もし見たままに書いているなら、とても残念。写真では伝わらないことを言葉にしましょう。

見た瞬間に右脳で、直感的に内容を理解でき、なおかつ「面白そう」と思ってもらえる、簡潔でわかりやすく、気の利いた表現で伝えることが必要なのです。

本書では、それを“わずか1行”で実現するための方法を紹介しています。

シズル言葉とは、一般的にヨダレが出るような、よりおいしそうに感じる表現として、広告業界で購買意欲を高めるために使われています。「生」のほかに「プチ」「とろ」など多数掲載。

シズル言葉とは、一般的にヨダレが出るような、よりおいしそうに感じる表現として、広告業界で購買意欲を高めるために使われています。「生」のほかに「プチ」「とろ」など多数掲載。

著者は、30年以上コピーライターとして第一線で活躍してきた人物。
このコピーライティングのスキルは、早く、短く、面白く、文章を書いて伝えなければならない場面の増えた現代において、あらゆる人に役立ちます。

「文章を書くことも読むことも苦手……」という人でも、プロのコツを知ることで、“人の心をぐっとつかむ究極の1行”を書くことができるでしょう。

 

特別付録は“女性の心をつかむ”ための1行

本書では、普段文章を書く機会が少ない人でも、簡単にマネできて、すぐに使いこなせる、コピーライターのテクニックやコツを紹介していきます。

 
第1章では、頭の中にある伝えたいことを、1行にまとめるための「4つのステップ」。
<1>ターゲットを「絞る」<2>思考を「広げる」<3>伝えたいことを「選ぶ」<4>1行を「磨く」

第2章では、まとめた1行を磨くためのテクニック。
「助詞抜き」法、「入れ替え」法、「くり返し」法、「かけ声」法など……。

第3章では、右脳に最速で届く1行を生むマジカルワード、「シズル言葉」を紹介します。
「プチ」「ちょい」「〇〇たて」「生」「とろ」「癒し」など……。

 
また、本書の大きな特色が、巻末の「特別付録」です。
女性向け商品の広告のコピーライティングを多く担当し、長年「女心」に関する研究を行ってきた著者ならではの「女性に届く、1行のコツ」を解説。

特別付録は著者が長年研究してきた「女心を感じとるた めのツボ」をまとめたもの。

特別付録は著者が長年研究してきた「女心を感じとるた めのツボ」をまとめたもの。

たとえば、男性は「数値」に惹かれ、女性は「心地」に惹かれる。男性は「これが欲しい」と思い、女性は「これを持っている幸せな私が欲しい」と思う。などなどのノウハウと、それらを踏まえた“女性の心に直球で届く1行”を紹介します。

 
伝えたいことを1行で表現できるようになると、仕事がうまくはかどるだけでなく、「伝わらない!」というストレスも消え、コミュニケーション全般が楽しく、ラクになります。

さらに、頭の中が整理されるため、思考がクリアになり新たなアイデアも出てきやすくなります。

 

本書の目次

序 章 残念ながら、2行以上の情報は読んでもらえません!

第1章 伝えたいことをギュッと凝縮する「4つのステップ」

第2章 1行を磨き、輝かせる「7つのステップ」

第3章 最短・最速でハートに届く「シズル言葉」で心をつかむ

特別付録 女心入門 女性に届く、1行のコツ

 

田口まこさん プロフィール

著者の田口まこ(たぐち・まこ)さんは、京都府出身。

京都芸術短期大学(現・京都造形芸術大学)美学美術史学科卒業後、一般企業を経て、広告制作会社ライトパブリシテイに入社、コピーライターとなる。大塚食品「ジャワティー」の雑誌シリーズ広告で、コピーライターの登竜門「東京コピーライターズクラブ新人賞」を受賞。大塚製薬の「ポカリスエットステビア」「カロリーメイト」なども担当する。

その後、出産を機に退社。独立してフリーランスとなり、大手広告代理店からの仕事を中心に活動。これまで、資生堂、カネボウ、ポーラ、ランコム、フローフシなどの化粧品、カシオの女性用腕時計、花王、ライオンのトイレタリー商品など、おもに女性向けの商品広告を数多く担当。現在も第一線で活躍している。

ライフワークとして、街中の会話やテレビ、雑誌、少女マンガなどから、複雑な「女心」を理解するためのヒントを採集し、女性向け商品の広告やキャンペーンに役立てるための研究を行っている。これまでの豊富な経験や知見の高さから、数多くのクライアントや広告関係者から厚い信頼を得ている。

本書は、著者が30年以上のコピーライター人生で培ったノウハウのなかから、誰もがすぐに役立てられるものを選りすぐりまとめた1冊。著者のライフワークをまとめた特別付録も必読。

 

伝わるのは1行。
あの人の話はいつも短くてよくまとまっている。
あの会社のツイッターは、いつもリツイートされる。
内容に大差はないのに、あの人の企画はよく通る。
ネットで同じ商品を売っているのに、なぜかあのお店はよく売れる。

その最大の理由は、文章の長さにあります。
情報があふれる現代、伝えたいことをより理解してもらおうと、長文でアピールしても隅々まで読んでくれる人はいません。
2行以上の情報は、基本的に読み飛ばされてしまうといっても過言ではないのです。

こんな時代に自分の言いたいことを相手にきちんと伝えるために必要なのは、見た瞬間に直感的に理解でき、なおかつ「面白そう」「自分に関係ありそう」と思ってもらえる、簡潔でわかりやすく、気の利いた表現で伝えること。
本書では、コピーライター一筋30年の著者が、それを“わずか1行”で実現する方法を解説します。

さらに、特に悩んでいる人が多い、女性向け商品やサービスを扱っている、企画開発やマーケティング、SNS、営業担当者に向など「女性に心を動かす伝え方を知りたい」という方向けに、女心のつかみ方を解説する特別付録もついています。

 


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