気になる本、おススメの本を紹介

B O O K P O O H

『「今のチームで残業を減らして生産性をあげろ!」という無茶ぶりを解決する!』悩めるチームリーダー、中間管理職に「人材の生かし方」を伝授

山極毅さん著『「今のチームで残業を減らして生産性をあげろ!」という無茶ぶりを解決する!』

山極毅さん著『「今のチームで残業を減らして生産性をあげろ!」という無茶ぶりを解決する!』

山極毅さん著『「今のチームで残業を減らして生産性をあげろ!」という無茶ぶりを解決する!』が、扶桑社より刊行されました。

 

大手企業がこぞって導入しはじめた画期的チーム理論を公開!

今、大きな話題となっている「働き方改革」。その目的は端的に言えば以下の3つに集約できます。

1.労働時間を短くする
2.生産性を高める
3.仕事の満足度を上げる

 
このような漠然とした目標のため、自分だけでなくチームで業績を出すことに追われる、チームリーダーや課長など中間管理職の方は多いのではないでしょうか。

そんなまじめなリーダーほど、仕事量、責任、プレッシャーが増えるばかりです。

本書で著者である山極毅さんは、この問題の解決策は「負けないチーム」をつくることだと提言します。それは「弱点を克服する」のではなく、みんなが「強みを伸ばす」ということなのです。

 
ただ「強み」と言っても、「あなたの強みは明るさと粘り強さなので、営業が向いているでしょう」「あなたは発想力があるので企画職が向いているでしょう」などと、従来は「職種」ごとに適材適所を割り振られてきました。

しかし著者は、「同じ職種でも、タイプごとに向いている仕事のやり方がある」と言います。例えば「同じ営業職でも、この人は数字にこだわった理詰めの営業スタイルが向いている、あの人は情に訴え距離を縮める営業スタイルが向いているなど、人のタイプによる営業の仕方がある」というように、です。

 
そして著者がこれまで人事データを分析し人材活用のコンサルを行うときに、ベースとしてきた「FFS(Five Factors & Stress)理論」を詳しく紹介。これを基にして、その診断を活用することにより、どんな個性の持ち主でもそれぞれの能力を最大限に発揮しやすい環境を作ることができます。

巻末には、FFSの無料診断が受けられる特典も付いています。

FSS診断例

FSS診断例

 

本書の構成

第1章 「年功序列」に戻せば、日本企業の生産性はアップする!?

第2章 最強のチームをつくるコツは異なる個性を組み合わせること

第3章 生産性をアップする最も重要なステップが「自分を知る」こと

第4章 相手を知れば「変わってほしい」と思わなくなる

第5章 「最強のチーム」にリーダーシップはいらない

第6章 「ワークスキル」を伸ばして負けないチームをつくる

 

山極毅さん プロフィール

著者の山極毅(やまぎわ・たけし)さんは、経営人事パートナーズCEO。組織人事監査協会認定パーソネルアナリスト。元日産人事部長。

1989年、日産自動車入社。入社当時はルノーとの資本提携以前であったため、その後の企業再生プロセス、意思決定プロセス改善の一部始終を、実務を通して体験する。在籍中の27年間で、開発、企画、人事の三部門を経験。自動車ビジネスのほぼ全部署、全行程での実務を担当する。開発部門にいたときは、5年間で新しいエンジンを開発、その後人事部へ異動し戦略的人事計画の導入責任者となる。評価報酬制度の見直しや採用の責任者を歴任。

「人事と人材運用で会社は飛躍的によくなる」と確信し、2016年独立。経営人事パートナーズを設立。

★経営人事パートナーズ:https://keieijinji.co.jp/

 

今のチームで残業を減らして生産性をあげろ! 」という無茶ぶりを解決する!
悩めるチームリーダー、中間管理職へおくる、ゴーン氏の改革を間近で見続けた元・日産人事部長による「人材の活かし方」

■凝縮性因子、受容性因子、弁別性因子、拡散性因子、保全性因子。あなたはどれが高いタイプ?

「強み」と言った場合、「あなたの強みは明るさと粘り強さなので、営業が向いているでしょう」「あなたは発想力があるので企画職が向いているでしょう」など、従来は「職種」ごとに適材適所を割り振られてきた。
しかし著者の山極氏は、「同じ職種でも、タイプごとに向いている仕事のやり方がある」と言う。例えば「同じ営業職でも、この人は数字にこだわった理詰めの営業スタイルが向いている、あの人は情に訴え距離を縮める営業スタイルが向いているなど、人のタイプによる営業の仕方がある」というように、だ。
上司は、自分が粘りで業績をあげたとすると、自分の成功体験から部下にも同じ手法を強いることが多い。しかし、部下と自分の「強みの違い」を知っていれば、最適な営業手法がとれることとなる。

■通常のコンサルでは何千円もするFFS診断が無料で!
強みを見つけるための診断ツール
人と人の組み合わせを科学で理論づけた「FFS診断」

A(凝縮性因子)自分の価値観を大切にする
B(受容性因子)相手が喜ぶことがいちばんの喜び
C(弁別性因子)白黒はっきりつけたがる
D(拡散性因子)自ら飛び出して問題解決をする
E(保全性因子)几帳面で現状維持力が高い

大別すると上記のような5つの特性にわけることができ、どんな言われ方、アプローチをすると満足度高く働けるかという指針になる。
例えば、A(凝縮性因子)の高い人は、自分の価値観を大切にし、責任感や正義感が高いが、頭ごなしに否定されたりすると相手を持論で説き伏せようと支配的になる。
C(弁別性因子)の高い人は、「事実にもとづいた正しい選択をしたい」という気持ちが強く、義理人情などを重視するように言われると機械的な対応になりやすい。

自分はどういう働き方が得意なのか、自分の部下はどういう働き方を好むのか、どういう仕事の割り振りをするとモチベーションがあがるのか、逆にやる気を失わせる言い方とはどのようなものか。
これは「やる気を出させる会話術」のようなふんわりした対処法ではない。それぞれが強みを活かした働き方をすれば、いつの間にかしっかりと結果が出ているはずだ。

本書では特別特典として無料で診断がうけられる。
まずは「自分の強み」を知るところからはじめよう!

※ご注意
「FFS診断」のパスコードはワンタイムコードです。
中古品などを購入して、パスコードが使用されていた場合、FFS診断にはエントリーできません。

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です