『まっすぐしなやかに働く しごとの「わ」術』どんな時代が来ても、のびやかに働き、”生きもの”として成熟していく!
株式会社ミシマ社と株式会社インプレスの2つの出版社で起ち上げたビジネス書レーベル「しごとのわ」から、新刊『まっすぐしなやかに働く しごとの「わ」術(しごとのわ)』が刊行されました。
この先も、しなやかに働くために”新しい視点”を養える一冊!
仕事人生の長期化やAI(人工知能)の進化など、10年後の私たちの働き方や価値観は大きく変わっているでしょう。「どんな時代が来ても、伸びやかに働ける人になるにはどうしたらいいだろう」という問いからこの企画が生まれました。
本書は「しごとのわ」の編集者たちが仕事を通して関わってきたビジネスパーソンや研究者、クリエイターから学んだ「まっすぐしなやかに働ける」思考や習慣を紹介します。
仕事でミスをしたとき、人間関係がうまくいかないとき、思い通りに成果が出ないときなど、どう視点や行動を変えればいいのか、小説仕立てで読み解きます。
<STORY>
主人公の望月わ子は、新入社員として営業部に配属されたばかり。はじめての仕事、苦手な上司、優秀すぎる同期、手痛い失敗、成果がでないもどかしさ。へこたれそうなわ子が唯一頼りにしているのは、言葉ではなく、行動でヒントをくれる、大好きなおじいちゃん。しかし、なんとか少しずつ成長して仕事も身についてきた2年後、おじいちゃんが亡くなってしまう。託された1 冊のノート、その表紙には「家伝しごとのわ術」と書かれていた。そのノートには、不思議な7つの「術」がしたためられていた……。
家伝一 排便の術
家伝二 免疫の術
家伝三 切り結びの術
家伝四 脱皮・変態の術
家伝五 細胞分裂の術
家伝六 同化の術
家伝七 楕円の「わ」術
<紙面イメージ>
本書の目次
はじめに
プロローグ
I しごとの「輪」を大きくする
II 家伝 しごとの「わ」術
III わ子の告白
おわりに
参考文献
著者プロフィール
■チームしごとのわ
メディアやデザインの分野で活動する人たちを中心に構成されたチーム。 経済学、生物学、人類学などさまざまな学問的知見をちょこっとかじりつつ、自分たちの活動の実践や、日本人のなかに中世から連綿と生きつづける身体感覚、身体技法などを生かした「ちょっと先の未来の働き方」を探求している。
しごとのわレーベルとは
仕事について考えるとき、成果や時間、お金を意識することがあっても、輪を意識することは少ないのではないでしょうか。小さい輪でも大きな輪でも構いません。 会社や家庭、地域、過去と未来、わたしとあなた。切り離さなければ、輪はできます。仕事を考えるときそんな輪を大切にしたいという想いからミシマ社とインプレスの2つの出版社で起ち上げたレーベルです。
株式会社ミシマ社について
2006年10月に東京・自由が丘に三島邦弘さんが創業したほがらかな出版社。今年で創業12周年を迎え、現在は10名のメンバーとともに「原点回帰」を標榜した出版活動を行っています。一冊入魂の出版活動に全国の書店員に支持者が多く、現在は、東京・自由が丘と京都市内の2拠点で活動しています。