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『場を支配する「悪の論理」技法』日常の“愚劣な詭弁”をシャットアウトするテクニックを伝授

とつげき東北さん著『場を支配する「悪の論理」技法』

とつげき東北さん著『場を支配する「悪の論理」技法』

ベストセラー『科学する麻雀』の著者・とつげき東北さんが、初めて麻雀以外のテーマに挑んだ書籍『場を支配する「悪の論理」技法』が、フォレスト出版より刊行されました。

 

誰が相手でも必ず勝てる!

「批判ばかりせず、対案を出してくれ」
「自分で選んだ道だろう?自己責任だ」
「ウチの会社に不満があるなら、辞めればいい!」
「疑惑と言うのなら、お前がその証拠を出してみろ!」

 
こういった言葉は、割と頻繁に使われます。日常生活やビジネスはもちろん、国権の最高機関である国会においてすら、こうしたおかしな論理が横行することがあります。釈然としない、何か言い返したいものの、うまくいかずモヤモヤする人が大半かもしれません。

しかし著者は、このように論理をうまく操れない人、知識が不足している人、直観力に優れない人は、人生でいろいろな失敗をしてしまうと語ります。

たとえば、他人とすぐに対立したり、上司の理不尽な指示にイライラしたり、行きたくもない会社の飲み会を断れず、ストレスをため込んでしまう……。

 
本書では、こうした世にはびこる怪しげなコトバ、間違っているが一見正しく見える論理を「悪の論理」と定義し表裏両面から詳らかにすることで、以下について解説します。

 
■誰が相手でも必ず勝てる議論のテクニック
■相手の論理破綻や詭弁を見破る、あるいはそれを使うテクニック
■どんな理不尽なことも笑って受け流せるセンスと精神的余裕
■相手をコントロール下に置くため権力の手に入れる方法…etc.

 
こうした言葉や論理の裏側に自覚的になり、他人から押し付けられる悪の論理を喝破することで、おかしな意見から身を守ることができます。一方で、逆に自分が悪の論理を使いこなして他人を操ることができれば、圧倒的に有利な立場に立つことができます。

「普通」の論理学関連本では絶対に身につかない、「使える」論理と非論理の解説書です。

 

本書の目次

まえがき 物事を正しく考えるための処方箋

I なぜ、あなたの主張は通じないのか?
■ダメな議論
■ダメな議論リターンズ
■知性が足りない人たちの「悪の名言」を分析する

II 悪の論法の見破り方と使い方
■代表的な詭弁術を分析する
■詭弁の矛盾を突く方法・利用する方法

III パワーゲームと論理、そして非論理
■「権力」という論理と詭弁の彼岸
■「道徳」という非論理の典型と排他性
■本物の「自由」を手に入れるための思考実験

付録 悪の名言辞典
答え合わせ なぜ人を殺してはいけないのか?
あとがき  思想で遊んで楽しく生きる

 

とつげき東北さん プロフィール

著者のとつげき東北さんは、1976年生まれ。兵庫県出身。東北大学工学部通信工学科卒業。北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科中途退学後、中央省庁に勤務。元東京大学非常勤講師、デジタルハリウッド大学特別講師。

2004年、ベストセラーとなる麻雀戦術書『科学する麻雀』を出版。麻雀の科学的研究の第一人者とされ、各種学会で講演を行う。

2018年現在では、国家機関を離れ、某研究機関にて統計学関連の研究に従事している。

★Webサイト(本家):http://totutohoku.b23.coreserver.jp/hp/
★Webサイト「名言と愚行に関するウィキ」:http://totutohoku.b23.coreserver.jp/totutohoku/
★Twitterアカウント(@totutohoku):https://twitter.com/totutohoku

 

場を支配する「悪の論理」技法
誰が相手でも必ず勝てる。ビジネスと人生に使える知の覚醒書。
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哲学や論理学の知識及び読解力を高め、社会で通用する一流の思考法

 


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