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『すいません、ほぼ日の経営。』川島蓉子さんが糸井重里さんにまるごと聞く「ほぼ日」

川島蓉子さん著『すいません、ほぼ日の経営。』

川島蓉子さん著『すいません、ほぼ日の経営。』

伊藤忠ファッションシステム株式会社「ifs未来研究所」所長の川島蓉子さん著『すいません、ほぼ日の経営。』が日経BP社より刊行されました。

 

川島蓉子さん「糸井さんが会社を率いながらやってきたことには「働くとは」「会社とは」「生きるとは」という問いへの本質的な答えが散りばめられている」

ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の創刊から20周年。ifs未来研究所 所長の川島蓉子さんが、ほぼ日を率いる糸井重里さんに、「ほぼ日の経営」について、まるごと聞いてきました。

 
ほぼ日の「これまで」と「今」。なぜほぼ日では、魅力的なコンテンツ、サービス、商品が、次々に生まれるのか――。

糸井さんの言葉で語られる「ほぼ日」の姿は、多くのビジネスパーソンに本質的な問いを投げかけています。事業とは、そして会社とは、どういったものなのか。

「働き方改革」が喧伝され、日本の職場環境は大きく変わろうとしています。そのさなかに、ほぼ日と糸井さんの目指す姿を知ることは、多くのビジネスパーソンにとって大きなヒントとなることでしょう。

 

本書の構成

1章 ほぼ日と事業
 企画書や会議はいらない/誰も解けない難問につっこんでいく/クリエイティブには「供給源」が必要/農業のように毎日続けていく

2章 ほぼ日と人
 漫然と働く時間はもったいない/「人をつくること」にお金をかける/「力がある」だけでは人をとらない/手仕事のように評価をする

3章 ほぼ日と組織
 雪かき、祭りの寄付、峠の茶屋/総務がすごく前にいる会社/人体模型のような組織図/会社が遊びより楽しい場所になればいい

4章 ほぼ日と上場
 ほぼ日が、ぼくの背丈を超えた/もうけたい株主も応援したい株主も/自由を確保するために予算がある

5章 ほぼ日と社長
 社員と一緒に考え続ける/「いい方向」に行くための航海図/大事にしているのは、肯定感/次期社長を立候補で決めてみる

聞き手:川島 蓉子さん
語り手:糸井 重里さん

 

著者プロフィール

■聞き手:川島蓉子(かわしま・ようこ)さん

1961年生まれ。新潟市出身。早稲田大学商学部卒業、文化服装学院マーチャンダイジング科修了。伊藤忠ファッションシステム株式会社取締役。ifs未来研究所 所長。ジャーナリスト。日経ビジネスオンラインや読売新聞で連載を持つ。

著書に『TSUTAYAの謎』『社長、そのデザインでは売れません!』(日経BP社)、『ビームス戦略』(PHP研究所)、『伊勢丹な人々』(日本経済新聞出版社)、『ルミネは、なぜ選ばれるのか?』(日本能率協会マネジメントセンター)などがある。

2018年9月からは自身が校長を務める「カタヤブル学校」をスタートし、1年365日、毎朝、午前3時起床で原稿を書く暮らしを20年来続けている。

★ifs未来研究所:http://ifs-miraiken.jp/

 
■語り手:糸井重里(いとい・しげさと)さん

1948年生まれ。群馬県出身。「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰。株式会社ほぼ日代表取締役社長。

1971年にコピーライターとしてデビュー。「不思議、大好き。」「おいしい生活。」などの広告で一躍有名に。また、作詞やエッセイ執筆、ゲーム制作など、幅広いジャンルでも活躍。

1998年6月にウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を立ち上げてからは、同サイトでの活動に全力を傾けている。近作は『思えば、孤独は美しい。』(ほぼ日)など。

 

すいません、ほぼ日の経営。
ほぼ日の経営について、
まるごと糸井さんに聞いてきました–。

糸井さんは、もともとフリーのコピーライターで、組織に身を置いたことはほとんどない。
それなのに、活動の幅を広げる過程で事務所を立ち上げ、100人以上が勤める企業をつくりあげた。
一方の私は、大学卒業後に伊藤忠商事の事業会社のひとつである伊藤忠ファッションシステムに入社して35年目。転職をしたこともなければ、フリーとして活動した経験もない。根っからの組織人であり、よくも悪くも日本企業の価値観が、骨の髄(ずい)までしみこんでいる。
そんな私が、糸井さんにほぼ日という会社の目指す先を聞いていった。
インタビューは、驚きと発見の連続だった。
事業、人、組織、上場、社長–。企業の根幹を支える部分について、なにを考え、どのように向き合っているのか。
糸井さんが語ってくれた話の数々は、長年の会社員生活を通じて、私の中にインプットされた常識をくつがえす内容ばかりだった。–まえがきより

ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の創刊から20周年。
ジャーナリストの川島蓉子さんが、ほぼ日を率いる糸井重里さんに、「ほぼ日の経営」について、まるごと聞いてきました。
ほぼ日の「これまで」と「今」。
なぜほぼ日では、魅力的なコンテンツ、サービス、商品が、次々に誕生しているのでしょうか。
糸井さんとほぼ日にとって、事業とは、働くとは、そして会社とは–。

 


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