【訃報】『マディソン郡の橋』のロバート・ジェームズ・ウォラーさんが死去
『マディソン郡の橋』で知られるアメリカの作家・ロバート・ジェームズ・ウォラーさんが3月10日、テキサス州の自宅で死去しました。77歳。アイオワ州出身。 『マディソン郡の橋』は、1992年に刊行。アイオワ州の田舎町にある屋根付き橋の撮影に来たカメラマンと農家の主婦による、4日間の切ない恋を描いた作品で、 約40か国で1200万部以上を売り上げました。 1995年にクリント・イーストウッ […]
SINCE 1991
『マディソン郡の橋』で知られるアメリカの作家・ロバート・ジェームズ・ウォラーさんが3月10日、テキサス州の自宅で死去しました。77歳。アイオワ州出身。 『マディソン郡の橋』は、1992年に刊行。アイオワ州の田舎町にある屋根付き橋の撮影に来たカメラマンと農家の主婦による、4日間の切ない恋を描いた作品で、 約40か国で1200万部以上を売り上げました。 1995年にクリント・イーストウッ […]
短歌結社誌『アララギ』を代表する歌人として活躍した清水房雄(しみず・ふさお、本名:渡辺弘一郎)さんが死去しました。101歳。千葉県出身。葬儀は近親者で行いました。 清水房雄さんは、東京文理科大学在学中に短歌結社誌『アララギ』に入会し、土屋文明さんらに師事。大学卒業後、教職のからわら同誌の編集に携わりました。戦後の「アララギ」を代表する歌人の一人として活躍し、1997年の終刊まで同誌の […]
『機動戦士ガンダム』などのアニメーターとして知られる漫画家・安彦良和さんと、ジャーナリスト・斉藤光政さんによる『原点 THE ORIGIN――戦争を描く、人間を描く』が3月10日、岩波書店より発売されました。 安彦良和さんは、1947年に北海道で生まれ、弘前大学入学しますが、学生運動の結果、除籍に。上京後、虫プロでアニメーターになります。 フリーとなってから『機動戦士ガンダム』『巨神 […]
新潮社は、お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹さんの長編小説第2作『劇場』を一挙掲載した、3月7日発売の文芸誌『新潮』4月号について、売り切れ店続出のため、1万部の緊急重版を決定したと発表しました。 文芸誌としては異例の4万部を発行する体制で臨んだ『新潮』4月号でしたが、発売日当日に売切れる書店が続出。追加注文も殺到したことから、今回の緊急重版が決まりました。 「前作『火花』を掲載した『 […]
文化庁主催の第67回芸術選奨が決定し、文部科学大臣賞に18名、文部科学大臣新人賞に11名が選ばれました。 今回、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の秋本治さんがメディア芸術部門で受賞しました。 受賞理由として、「このマンガ(「こち亀」)は、40年にわたって『週刊少年ジャンプ』誌に一度の休載もなく連載され、コミック単行本が200巻に達した」ことなどを評価、「比類のない仕事であり、これにより文化アイテム […]
今年は池田理代子さんのデビュー50周年ということで、いろんなイベントや企画が行われていますが、3月7日には、『ベルサイユのばら』連載45周年記念ムック『ベルサイユのばらぴあ』が発売されました。 全122ページのムックには、「ベルばら」新作描き下ろし漫画のほか、作品世界の魅力を恋愛・ファッション・事件から見た企画をはじめ、池田理代子さんのインタビュー、さらには、漫画家のさいとうちほさん […]
2017年度の吉川英治賞の各賞が3日、発表されました。 第51回吉川英治文学賞は藤田宜永さんの『大雪物語』(講談社)に決定、第2回吉川英治文庫賞には、今野敏さんの「隠蔽捜査」シリーズ(新潮文庫)が、第38回吉川英治文学新人賞には、本城雅人さんの『ミッドナイト・ジャーナル』(講談社)と宮内悠介さんの『彼女がエスパーだったころ』(講談社)が、それぞれ選ばれています。 また、日本の文化活動 […]
『どれい船にのって(The Slave Dancer)』などの児童文学で知られるアメリカの作家・ポーラ・フォックス(Paula Fox)さんが死去しました。93歳。 ポーラ・フォックスさんは、『バビロンまではなんマイル』『片目のねこ』『西風がふくとき ― おばあちゃんとの日々』『イーグルカイト ― ぼくの父は、エイズとたたかった』『光の子がおりてきた』など、20作以上の児童文学を刊行 […]
漫画家の津雲むつみ(つくも・むつみ、本名:北川睦美)さんが3月4日、肺がんのため死去しました。65歳。石川県出身。葬儀は近親者で行います。 津雲むつみさんは、1967年に『幸子の星』でデビュー。代表作『おれは男だ!』が、森田健作さん主演でテレビドラマ化され、後に映画化もされています。 また、『彩りのころ』が、杉浦幸さん主演により『このこ誰の子?』のタイトルでテレビドラマ化、『風の輪舞 […]
グラフィックデザイナーで、『週刊朝日』『家庭画報』『GORO』など多くの雑誌のアートディレクターとしても活躍した長友啓典さんが3月4日に死去しました。77歳。大阪市出身。葬儀・告別式は近親者で行います。 長友啓典さんは、1964年に日本デザインセンターに入社、1967年に日宣美賞を受賞。1969年にイラストレーターの黒田征太郎さんと共同でデザイン会社「K2」を設立しました。 雑誌や広 […]