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【訃報】歌人・清水房雄さんが死去 戦後の『アララギ』を代表する一人

短歌結社誌『アララギ』を代表する歌人として活躍した清水房雄(しみず・ふさお、本名:渡辺弘一郎)さんが死去しました。101歳。千葉県出身。葬儀は近親者で行いました。

 
清水房雄さんは、東京文理科大学在学中に短歌結社誌『アララギ』に入会し、土屋文明さんらに師事。大学卒業後、教職のからわら同誌の編集に携わりました。戦後の「アララギ」を代表する歌人の一人として活躍し、1997年の終刊まで同誌の選者を務めました。

 
1964年に『一去集』で現代歌人協会賞を、1998年に『旻天何人吟(びんてんかじんぎん)』で迢空賞を、2004年に『獨孤意尚吟(どっこいしょうぎん)』で斎藤茂吉短歌文学賞を、2008年に『已哉微吟(いさいびぎん)』で詩歌文学館賞を受賞。宮中歌会始選者も務めています。

また、土屋文明さんの後任として1990年から読売歌壇選者を18年間務めています。

 
けっこう、いろんな制約に縛られない自由な作風の方、というイメージの歌人です。

 

蹌踉途上吟

 
斎藤茂吉と土屋文明―その場合場合
斎藤茂吉と土屋文明という二大歌人の類似・相似を、或る語句の使用の多寡でみようとした「茂吉と文明」など、土屋文明に師事した著者がこれまで『アララギ』等に発表してきた文章をまとめたもの。

 


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