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【ハーベイ賞】マンガ部門を永田カビさん『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』英語版が受賞

アメリカで最も権威あるコミック賞の一つである「ハーベイ賞」マンガ部門の受賞作が発表されました。

 

2018ハーベイ賞が決定!

「ハーベイ賞」マンガ部門は5作品がノミネートされていましたが、その中から、次の通り受賞作が決定しました。

 
■「ハーベイ賞」マンガ部門
『MY LESBIAN EXPERIENCE WITH LONELINESS』by Nagata Kabi (Seven Seas)
※永田カビさん『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』の英語版

 
なお、ノミネート作品は以下の5作品でした。

Best Manga
◎MY BROTHER’S HUSBAND by Gengoroh Tagame Anne Ishii (Pantheon Graphic Library)
 ――田亀源五郎さん『弟の夫』

◎MY HERO ACADEMIA by Kohei Horikoshi (Viz Media)
 ――堀越耕平さん『僕のヒーローアカデミア』

◎MY LESBIAN EXPERIENCE WITH LONELINESS by Nagata Kabi (Seven Seas)
 ――永田カビさん『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』

◎TOKYO GHOUL by Sui Ishida (Viz Media)
 ――石田スイさん『東京喰種トーキョーグール』

◎YOUR NAME by Makoto Shinkai and Ranmaru Kotone (Yen Press)
 ――新海誠さん・琴音らんまるさん『君の名は。』

 

ハーベイ賞について

ハーベイ賞は今年で創立30周年を迎え、“コミック界のアカデミー賞”と呼ばれる「アイズナー賞」と並び、米国の漫画業界で最も古く、そして最も権威ある賞のひとつです。出版社のファンタグラフィックスが主催。

アイズナー賞と同じく、コミック関係者よる投票で受賞作が決定します。

過去には英語翻訳された海外作品(Best American edition of foreign material)として『AKIRA』(大友克洋さん)、『子連れ狼さん』(原作:小池一夫さん、作画:小島剛夕さん)、『ブッダ』(手塚治虫さん)などの作品が受賞しています。

 

My Lesbian Experience With Loneliness
The heart-rending autobiographical manga that?s taken the internet by storm!

My Lesbian Experience with Loneliness is an honest and heartfelt look at one young woman?s exploration of her sexuality, mental well-being, and growing up in our modern age. Told using expressive artwork that invokes both
laughter and tears, this moving and highly entertaining single volume depicts not only the artist?s burgeoning sexuality, but many other personal aspects of her life that will resonate with readers.

 
■日本語版
さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ
「心を開くって、どうするんだっけ…」28歳、性的経験なし。生きづらい人生の転機。高校卒業から10年間、息苦しさを感じて生きてきた日々。そんな自分を解き放つために選んだ手段が、「レズビアン風俗」で抱きしめられることだった──自身を極限まで見つめ突破口を開いた、赤裸々すぎる実録マンガ。pixiv閲覧数480万超の話題作、全頁改稿・描き下ろしで書籍化。

 
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