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講談社が3期ぶりに増収増益に でも、書籍部門は・・・

大手出版社の講談社は2月21日、第78期(平成27年12月1日~28年11月30日)の決算発表を行いました。

 
今回、売上高は1172億8800万円(前年比0.4%増)、当期純利益は27億1400万円(同86.7%増)となり、75期年以来3期ぶりの増収増益です。

売上高の内訳は、

事業分野 売上高 前年比
雑  誌 627億6800万円 7.4%減
書  籍 173億6700万円 1.1%減
広告収入 46億6900万円 3.0%減
事業収入 283億5300万円 29.7%増
そ の 他 9億9600万円 38.1%減
不動産収入 31億3300万円 0.6%減

となっています。

 
デジタルと版権収入を含む「事業収入」が大きく増加していますが、そのお陰で増収増益を達成することができたようですが、書籍と雑誌は、マイナスなんですね・・・

 
日本経済新聞が、講談社の決算発表会の模様を報じていますが、「電子書籍を中心とするデジタル分野の売上高は前の期比44.5%増の175億円」に伸び、海外版権ビジネスも「売上高の絶対額こそ36億円と小さいが、前の期からの伸び率は16%」に達したそうです。

 
講談社は14年にアメリカにに電子書籍の配信子会社「講談社アドバンストメディア」を設立しており、『進撃の巨人』など日本でヒットした作品の英語版の配信を行っています。

また、中国では、ファッション誌『ViVi』の版権を現地企業に供与しています。現地企業は雑誌を発行するだけでなく、雑誌のブランドを冠した女性用衣料を企画・販売。「日本のファッション誌はアジアの若者の間で人気が高く、その人気を生かしてロイヤルティー収入を得ている」とのことです。

 
デジタルと海外版権ビジネスで稼ぐという方針のようです。

 
【関連】
講談社、ミリオンセラー無き増益 デジタルで稼ぐ :日本経済新聞

 


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