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【やえ推し本2024】川上未映子さん『夏物語』が受賞

八重洲ブックセンターは、「まだ読んでいない方に勧めたい!八重洲ブックセンター書店員が推す本2024」(通称「やえ推し本」)の受賞作を発表しました。

 

「やえ推し本」について

「まだ読んでいない方に勧めたい!八重洲ブックセンター書店員が推す本(やえ推し本)」では、タイトルだけは知っている名著、ロングセラー、世界で読まれている日本の名作、今注目の書き手など、八重洲ブックセンター書店員が「皆様にも読んでほしい!」推し本を読者に届けることを目的に今年、創設されました。

ノミネート作品を対象に、店頭での読者投票および社内選考により大賞作品を決定します。

 

「やえ推し本2024」が決定!

「やえ推し本2024」の大賞受賞作品は次の通りです。

 
<「やえ推し本2024」受賞作品>

川上未映子(かわかみ・みえこ)さん
『夏物語』(文春文庫)

 
川上未映子さんは、大阪府出身。2008年『乳と卵』で芥川賞、2009年に詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で中原中也賞、2010年『ヘヴン』で芸術選奨文部科学大臣新人賞および紫式部文学賞、2013年に詩集『水瓶』で高見順賞、同年『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞、2016年『あこがれ』で渡辺淳一文学賞、2019年『夏物語』で毎日出版文化賞を受賞。

 
川上未映子さんの受賞コメントなど詳細は、https://www.yaesu-book.co.jp/topics/25757/ をご覧ください。

 
なお、「やえ推し本2024」のノミネート作品は、以下の6作品でした。

◎パウロ・コエーリョさん『アルケミスト』(角川ソフィア文庫)
◎角田光代さん『彼女のこんだて帖』(講談社文庫)
◎仙川環さん『処方箋のないクリニック』(小学館文庫)
◎勅使川原真衣さん『働くということ』(集英社新書)
◎青山南さん『本は眺めたり触ったりが楽しい』(ちくま文庫)
◎川上未映子さん『夏物語』(文春文庫)

 

※以下はAmazonへのリンクです。

夏物語 (文春文庫)
川上 未映子 (著)

大阪の下町で生まれ小説家を目指し上京した夏子。38歳の頃、自分の子どもに会いたいと思い始める。子どもを産むこと、持つことへの周囲の様々な声。そんな中、精子提供で生まれ、本当の父を探す逢沢と出会い心を寄せていく。生命の意味をめぐる真摯な問いを切ない詩情と泣き笑いの筆致で描く、全世界が認める至高の物語。

 
【関連】
やえ推し本2024 大賞発表! | 八重洲ブックセンター

 


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