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SINCE 1991

平野紗季子さん10年ぶりのエッセイ集『ショートケーキは背中から』が刊行

衝撃のデビュー作『生まれた時からアルデンテ』から10年目の今夏、フードエッセイスト・平野紗季子さんの10年ぶりとなるエッセイ集『ショートケーキは背中から』が新潮社より刊行されました。

 

『生まれた時からアルデンテ』から10年、やっぱり虚無にはごはんが効く。

平成生まれの食文化を世に知らしめた衝撃のデビュー作『生まれた時からアルデンテ』から10年目の令和6年、著者初となるテキストメインの本格的なエッセイ集『ショートケーキは背中から』が発売されました。

 
本書には10年間にわたり様々な雑誌・ウェブメディアに発表した食体験に関するエッセイや、世界の飲食から独断と偏見で100を厳選した「言いたい放題 食べたい放題 ごはん100点ノート」をはじめ、書下ろし原稿を多数収録。現代の多様な食文化を凝縮した一冊です。

 
ブックデザインは『生まれた時からアルデンテ』に続いて、映画広告等で活躍する大島依提亜さんが手がけています。

 
【本書の内容】

「きっと私は世界を理解したい。そのための手段が、食べものだったのだ。」実家すぎる店からいつかは訪れたい名店まで、人より必死に食べ、言葉を探し続けた20年。その末に見た〈食とは何か〉の(今のところの)結論がここにあり! 著者が自らに課した100本ノック=書き下ろし「ごはん100点ノート」を一挙大収録!!

 

平野紗季子さん コメント

この本を作る過程で、たくさんの味のことを思い出していました。しあわせな味、やさしい味、しんどい味、さみしい味。
喜びだけでなく、悲しみにも寄り添ってくれるのが食べものの
よいところで、振り返れば、どんな味も、すべてが私を成す愛しい味であったのだと気がつきました。

生きているといろんな、本当にいろんなことがあるけれど、ごはんはきっと裏切らない。そんなおまもりみたいな実感を、この本を通して分かち合えたら嬉しいです。

 

著者プロフィール

平野紗季子(ひらの・さきこ)さんは、1991年生まれ、福岡県出身。フードエッセイスト、フードディレクター。小学生の頃から食日記をつけ続け、大学在学中に日々の食生活を綴ったブログが話題となり文筆活動をスタート。現在は執筆に加え、ラジオ/Podcast番組「味な副音声」のパーソナリティ、菓子ブランド「(NO) RAISIN SANDWICH」の代表を務めるなど、活動は多岐に渡る。

著書に『生まれた時からアルデンテ』『私は散歩とごはんが好き(犬かよ)。』『味な店 完全版』などがある。

 

ショートケーキは背中から
平野 紗季子 (著)

 
【関連】
試し読み | 『ショートケーキは背中から』平野紗季子 | 新潮社

 


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