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「オン・ザ・プラネット」島口大樹さんが映画「若き見知らぬ者たち」小説版を書き下ろし

内山拓也監督による商業長編初監督作「若き見知らぬ者たち」を第166回芥川賞候補作「オン・ザ・プラネット」の著者・島口大樹さんが小説化した『若き見知らぬ者たち』が講談社文庫より刊行されました。

 

映画「若き見知らぬ者たち」小説版が芥川賞候補「オン・ザ・プラネット」著者による書下ろしで講談社文庫から発売!

映画「佐々木、イン、マイマイン」で劇場長編映画デビューし、2020年度新藤兼人賞・第42回ヨコハマ映画祭新人監督賞を受賞。いま最も注目を集める映画監督のひとり内山拓也監督による待望の商業長編初監督作「若き見知らぬ者たち」の小説版が発売されました。

執筆したのは、「オン・ザ・プラネット」が第166回芥川賞候補となった、作家・島口大樹さん。映画と文学、両ジャンルの若き才能がタッグを組みました。

 
主人公・彩人は、亡き父の借金と、難病の母の介護を背負い、先が見えない日々の中、昼も夜も働き続ける。幾重もの困難に遭いながらも、弟や恋人、友人らの支えで、なんとか生活を送っていた。だが、ある夜、思いもよらぬ暴力が降りかかる――。
――目を背けたくなる痛みに対峙する、鮮烈な人間ドラマです。

 
映画「若き見知らぬ者たち」は磯村勇斗さん、岸井ゆきのさん、福山翔大さんらが出演、内山拓也さんが原案・脚本・監督を務めます。10月11日公開予定。

 
【講談社文庫『若き見知らぬ者たち』あらすじ】

静かな怒りを、彩人は感じていた。亡き父の借金。難病の母の介護。先が見えない日々の中、昼も夜も働き続ける。幾重もの困難に遭いながらも、弟や恋人、友人らの支えで、なんとか生活を送っていた。だが、ある夜、思いもよらぬ暴力が降りかかる――。目を背けたくなる痛みに対峙する、鮮烈な一作。

 

著者プロフィール

島口大樹(しまぐち・だいき)さんは、1998年生まれ、埼玉県出身。横浜国立大学経営学部卒業。2021年「鳥がぼくらは祈り、」で第64回群像新人文学賞を受賞しデビュー。同作が第43回野間文芸新人賞候補となる。2022年「オン・ザ・プラネット」が第166回芥川賞候補に。

著書に『鳥がぼくらは祈り、』『オン・ザ・プラネット』『遠い指先が触れて』がある。

 

若き見知らぬ者たち (講談社文庫)
島口 大樹 (著)

芥川賞候補「オン・ザ・プラネット」の著者が描き切る、鮮烈な人間ドラマ。

静かな怒りを、彩人は感じていた。
亡き父の借金。難病の母の介護。
先が見えない日々の中、昼も夜も働き続ける。
幾重もの困難に遭いながらも、弟や恋人、友人らの支えで、なんとか生活を送っていた。
だが、ある夜、思いもよらぬ暴力が降りかかる――。
目を背けたくなる痛みに対峙する、鮮烈な一作。〈文庫書下ろし〉

 
【関連】
映画「若き見知らぬ者たち」(2024年10月11日公開)オフィシャルサイト
『若き見知らぬ者たち』試し読み|講談社BOOK倶楽部

 


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