本のページ

SINCE 1991

デビュー10周年!蒼月海里さん〈極上のスイーツがきらめく癒しの物語〉『星屑鉄道の鉱石カフェ』が刊行

デビュー10周年となる蒼月海里さんによる、悩める人の背中を押してくれる連作短編集『星屑鉄道の鉱石カフェ』(イラスト:うごんばさん)がことのは文庫より刊行されました。

 

星空を走る列車で、風変わりなキャラクターたちがあなたをお迎え!

本作は、悩みを抱えた人たちが、この世ならざる不思議な場所に行き、再起する王道の現代ファンタジーです。銀河鉄道を思わせる夢のような列車を舞台に、現在大人気の「鉱石」モチーフの美しいスイーツが多数登場。素敵なスイーツが読むだけで癒しの空気を感じさせてくれます。

また、列車の乗務員たちは謎がたっぷり。それぞれに違った魅力を持つ美しい彼らが、人間に対してどのような救いの手を差し伸べるのか。人とは違う理で存在する彼らのとる行動に要注目です。

 
【あらすじ】

星空を走る列車で悩めるあなたをお迎えするのは、死神、堕天使、そして賢者。
著者デビュー10周年!極上スイーツがきらめく癒しの物語。

この世ならざる場所を駆ける「星屑鉄道」は、悩める人の前にふと現れる。
その「食堂車」で提供されるのは、きらきらと輝く「鉱石スイーツ」だ。

この列車の車掌は、底抜けに明るく人間が大好きな「死神」。
スイーツを作るのは、人間の助けになりたい物憂げな「堕天使」。
二人のもとに鉱石を運ぶのは、幼い見た目だが尊大な「賢者」。

この風変わりな彼らと、きらめくスイーツが、「乗客たち」を「ふたたび前を向いて生きる」方向へと導いていく――。

 
<「勇気をもらえる」「悩める人の背中を押してくれる」など感想続々! 一足先にゲラを読んだ方の感想を紹介>

いじめ、恋愛、仕事、自分の存在価値──
それぞれ悩みを抱えた男女の眼前に現れたのは
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を彷彿させる摩訶不思議な星屑鉄道。
迷い込んだ乗客を迎えるのは、異彩を放つ三人──メメ、ルリ、ミズハ。
彼らと対話することで自分に足りなかったものが
「一歩を踏み出す勇気」だと気づく乗客たち。
キャラ同士の愉快な掛け合いに美味しいスイーツ、
そして鉱物の知識が得られる一粒で二度も三度も楽しめる物語。
誰かに背中をぽんと優しく押してもらいたい、勇気が欲しい方にお勧めです。
(レビュアー)

夜空を走る星屑鉄道、その中にあるキラキラとした鉱石カフェ。
そして綺麗で美味しいだけじゃない、癒しと応援のスイーツ。
全てが夢のようで、それでいて現実とも向き合わせてくれる一冊。
軽そうにみえるけど、誰よりも人間が好きで優しい死神のメメ。
そんなメメと一緒に迷いの中にいる人達をそっと導いていくルリとミズハ。
星屑鉄道と3人の力を借りて、癒され、自ら前へ進んでいく人達の姿に、読者も励まされ、勇気をもらえるはず!
(書店関係者)

 

著者プロフィール

 
■蒼月海里(あおつき・かいり)さん

宮城県仙台市出身、千葉県育ち。東京都在住。元書店員。
デビュー作『幽落町おばけ駄菓子屋』シリーズ(角川ホラー文庫)で人気を博す。

他のシリーズに『幻想古書店で珈琲を』(ハルキ文庫)、『地底アパート』(ポプラ文庫ピュアフル)、『華舞鬼町おばけ写真館』(角川ホラー文庫)、『深海カフェ 海底二万哩』(角川文庫)、『水晶庭園の少年たち』(集英社文庫)、『怪談』シリーズ(PHP文芸文庫)、『咎人の刻印』(小学館文庫キャラブン!)など多数。単行本では『戸張と御子柴 孤高の夜の黄泉還り』(KADOKAWA)、『終末惑星ふたり旅』(星海社FICTIONS)がある。

 
■イラスト:うごんばさん

ヤングエースUP連載の『彼岸のオルカ』作画や、プロジェクトセカイ、にじさんじ等のイラストを手掛ける。

書籍装画実績として『僕と彼の怪異遭遇譚 ホラーアンソロジーコミック』(一迅社ゼロサムコミックス)等がある。

 

オトナ女子向け文芸レーベル【ことのは文庫】について

「心に響く物語に、きっと出会える」

ことのは文庫は、マイクロマガジン社より発行しているオトナ女子向け文芸レーベルです。
2019年6月に創刊後、『わが家は幽世の貸本屋さん』シリーズや、『陰陽師と天狗眼』シリーズ、『妖しいご縁がありまして』シリーズ、『おまわりさんと招き猫』シリーズ、『大奥の御幽筆』シリーズなどなど様々な作品が登場しています。新作は毎月20日ごろに発売。

 
★ことのは文庫公式サイト:https://kotonohabunko.jp/
★X(Twitter):https://twitter.com/kotonoha_mm
★Facebook:https://www.facebook.com/kotonohaMM2
★Instagram:https://www.instagram.com/kotonohabunko/
★TikTok:https://www.tiktok.com/@kotonoha_mm

 

星屑鉄道の鉱石カフェ (ことのは文庫)
蒼月海里 (著), うごんば (イラスト)

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です